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田中みな実さんになった気持ちで生活し始めた話

149円に成長を見た春の終わり。

コロナ太りをした。
わかりやすく。
自粛生活序盤にキッチンにいるのが楽しすぎて、パンを焼いたりピザを焼いたり、おやきを焼いたり。
強力粉の使者になっていた。

5月からは毎朝散歩をしたけど時すでに遅し。

内ももの隙間がなくなった。これはマズい。

36歳で腹筋を割った話

わたしは一昨年人生で1番太っていた。
といっても、肥満だったわけではない。
『洋服が着こなせない』レベルのぽっちゃりだった。
でも、臨月妊婦のときよりも体重があったし、常に妊婦みたいなお腹をしていた。

元々は痩せ型だ。
骨格が小さな作りで、脂肪がなくなるといわゆる華奢なひとになる。
30歳くらいまではどれだけ暴飲暴食しても、怠惰な生活をしても太らなかった。
それが30歳を過ぎて、徐々に太っていった。教科書通りに肉がついた。

ただ、手首、足首は細いまま。自慢のふくらはぎも太くならなかった。
見えてる部分が細いことで自分が太っていることに鈍感になってしまった。

【意を決した36歳】

ふと自分の後ろ姿の写真を見て愕然とした。

『誰、このおばさん・・・』

わたしだった。

こいつはまずいと思い立ち、ひとまず3キロ減量。

これは食事を気を付けただけでスルスルっと落ちたので、いかに自堕落な食生活をしていたかがよくわかりはずかしい。

しかし、3キロ痩せたところであまり変わらない。

幸運なことにまわりに身体を鍛えているひとが多く、アドバイスを受け筋トレを始めることに。

2018年年末、36歳の決意、腹筋割る。

そこから腹筋ローラーやゴムバンド、ダンベル、プッシュアップバーで自宅でできるトレーニングをしたり友人を巻き込んでホットヨガに通ったりもした。

帰りが遅くなっても必ず腹筋ローラーだけは欠かさなかった。

これは自分をほめたい。

腹筋ローラーに慣れ、膝を床につけずにできるようになった3~4月頃、腹筋に明らかな変化が・・・。

お目汚しだけど、その変化を見ていただきたい。
まずお腹。

そして背面。

おばさん感ぬぐえたと思う。

体重自体もスタートからは-7キロ。

素人なりに結果を出すことができた。

トレーニングに併せてプロテインを飲んだり、高たんぱく、低脂質を意識したり食生活にも気を配り、アラフォーでもちょっと腹筋割れるということをわが身を持って証明することができた。

調子に乗ってお腹の出た服を着たり、ヨガに行くくらいならウェアのまま出かけたりもしていた。

37歳6月のわたし

冒頭の通り、コロナ太りで+3キロ。

太ももと二の腕がふくよかに変貌してしまった。

去年、お腹を出したりは気が済んだけど、夏だし腕は出したい。水着も着たい。

ある程度の細さが欲しい。でもなめらかさが欲しい。


私の悩み

わたしは太ろうが痩せようが変わらない部位がある。

おしりだ。本気で扁平尻。少年のよう。

筋トレのおかげでほんのすこしだけ中殿筋がついたかなくらい。

そんなわたしが、最強だと思う女性がいる。

田中みな実さんだ。

なめらかなカーヴィボディとなめらかなお肌。

目指すべきところが定まった。

36歳から37歳は腹筋に注力した。

37歳から38歳は田中みな実さんになることに注力したい。


田中みな実さんの生活

わたしはなぜ彼女があんな最強なのかリサーチしてみた。

・朝はフルーツを食べる

・お肉よりお魚(特に焼くよりお刺身で)

・白米を1日2合

・お水を1日3リットル

・質のいい睡眠をとる(7時間ほど)

・継続的なトレーニング

・保湿!とにかく保湿

一見するとできなくもないかなと・・・思うけど、これが案外ハードル高かった!!!

朝のフルーツは、テレワークの日々には問題なくこなせる。

キウイや冷凍のブルーベリーならリーズナブル。
ほら、目にも鮮やか。

もともとお肉よりお魚。お刺身もお寿司も大好き。

睡眠も、いまならこなせる。梅雨に入る前にタオルケットをふっかふかにした。

トレーニングも宅トレする時間とれる。

保湿もいつも気を付けてる。

問題は白米2合とお水3リットル。

これ、ハードル高い。

無類の炭水化物好きではあるけど食べる量が多い方ではないわたし。

全然ノルマ達成できない。

お水も特に仕事中とか忘れてしまう。

これは努力が必要だ。


みな実マインド

このハードルの高さは、田中みな実さんを真似てやろうとするからなのかもしれない。

だってわたしはただの37歳のOLなのだから。

そこでマインドを37歳のOLから田中みな実さんに置換してみた。

『みな実はこんなもの食べない』

『みな実はこれ食べる』

『みな実お米食べる』

『みな実お水飲む』

『みな実いいパジャマ着て寝る』

『みな実、クラムシェル(おしりの筋トレ)がんばる』

田中みな実さんになったつもりで生活することに。

現在わたしは、田中みな実さんになって3日目。


たくさんは食べられない。

心に身体がついていっていない。

37歳OLとみな実の攻防


『そんなことないよ、大丈夫大丈夫』という偽友情

美容は特に男性からしたら『え?そこまでする?』とか『そんなの見てないよー』みたいなことが多々あると思う。

同性間でもある。

『なんか太っちゃってさ』という友人に『そんなことないよー大丈夫大丈夫』というリアクションをとるか『ほんとだ、一緒にがんばるか』というリアクションをとるか。

ここでわりとその相手との関係性が計れる。

わたしが減量や筋トレを必死にしていた期間、『なに目指してんの?』とよく聞かれた。

ただ綺麗になりたいだけだった。

でも、そこで一番身近な友人は乗っかってきてくれた。

『あたしもヨガ行く』って。

うれしかったな。

女性の美容に対しての執着ってかなり強い。

それは体型もそう、お肌もそうだしメイクもそう。髪やネイルももちろん。

わたしはそれに対してチャチャをいれるひとがどうしても好きじゃない。

ひとがそれほど自分を見ていないことなんてわかってる。

わたしもあんまり周りのひとは見ていない。

でも、自分を1番鏡で見るのは自分自身。

鏡に映る自分を醜いと思った瞬間、自信はなくなる。

自分を嫌いにならないために美容に執着する。

自己満足。自分で自分を満たす。

これは美容に限ったことじゃないなぁ。

わたしが田中みな実さんが好きなのは、この自己満足のために貪欲なところなんだと思う。

誰かのためじゃなくて自分のために貪欲って、美容が一番具現化できる。

人間、自分のためだけに頑張れることって、そんなに多くない。

誰かのためだから頑張れることのほうが絶対的に多い。

だからわたしは今日も田中みな実さんの秘儀!乳液仮面返しをする。

(乳液仮面返しとは、フェイスマスクを10分した後、そこに乳液ををたっぷり塗り、ひっくり返しまた10分。これとってもいいです)


かわいいは正義

人間見た目が・・・何%だっけ?

見た目だけじゃなくて中身だってわかってる。

わかってるけど、そこで損得があるのが世の常なんだ。

それに、夜の商売がずっと廃れないのもそこにある。

わたしは女だけど特にかわいい子に甘い

球場で1番かわいい売り子さんからビールを買うタイプだ。

かわいくなる努力をするかしないかなんだ。このわかれ道。

確かに世の中にはすっぴんでも、頭ボッサボサでも、飲みすぎてむくんでてもかわいいひとはいる。

でも大半はそんな状況はブッサイクだ。

だから努力する。

その努力は経済を回す。

化粧品や美容業界にお金を落とす。

かわいいは正義だ。

結果、田中みな実さんは最強なのだ。

かわいく、あざとくクレバー。最強。

若い子の言う、優勝だ。


というわけで、もうしばらく田中みな実さんになりきって生活してみようと思う。

しかし、彼女ならスニーカーは履かないだろうな・・・。

そこは履いちゃう。どこにでも歩いて行っちゃうから。


298円のモッツァレラチーズが半額になっていた。

昔、うちの子供はモッツァレラチーズを食べたとき、『消しゴムみたい』って言っていた。

でも、今は『おいしい♪』とすごい勢いで食べている。

我が子の成長を149円で実感。
















子供と美味しいお肉を食べる貯金にさせていただきますっ!!