想いをカタチに!(仕事の楽しさが分かった話)
株式会社鈴木紙工所さんに行ってきました!
はじめに
今までの投稿は会社紹介メインでしたが今回は私が凄いと思ったことや新しく発見したことなどをメインに書いてみようと思います。
ありがとうの栞
紙を加工すると言っても、ただの加工じゃありません。
なんと........ めちゃくちゃアーティスティックなものを作っていました。
それがこちらです↓↓↓
レーザーカット加工で作られており、紙と色味と言葉の温かみが好きです😊
大切な人にプレゼントしたくなりました。
ものづくりの楽しさ
私が思う「ものづくり」の楽しさのひとつは、見る人、使う人の喜ぶ顔が見られるところだと思います。
下の写真は表面をレーザーで削り、絵を表現している紙製ファイルです。
完成するまでを拝見させて頂きましたが、どんな風に作って何が出来上がるのか、わくわくしました!
自分自身の手で作ったわけではないのに、完成品を手に取った時に達成感がありました。
やはり、ものづくりは楽しいですね🤩
大変なこと、楽しかったこと
鈴木さんに、経営者として以下の3つについてお伺いしました。
・大変だったこと、楽しかったこと
・加工の仕事として必要なスキル
・今後どうありたいか
まず、仕事をする上で大変だったことはお客様が求める形とデザインの製品を機械を微調整して正確に作ることと、景気が悪い時に売上が凄く落ちて危機的状況になった過去があったと仰っていました。
このような状況で鈴木さんは、
「いろんな人に我社を知ってもらって、何かあった時に相談してもらう」
「業界の人たちを大事にする」
「ブログを毎日更新する」
「やれることはなんでもやる」
という様なご縁を大切にする心と不屈の精神で大不況を乗り越えたそうです。
毎日のブログ更新は月に2,3件だった問い合わせが10倍になったりと、莫大な効果を発揮したと伺い、毎日の積み重ねは、やはり強いと思いました。
反対に、楽しかったことはお客様のニーズを掴み、それを肉付けし明確化していくことで、納品する時などにお客様の喜ぶ顔が見られると凄くやりがいを感じるそうです!
下の写真は鈴木さんの愛犬の写真をレーザーカット加工した作品です。
今にも動き出しそうなリアル感があります!
加工の仕事に必要なスキル
紙加工のスキルだけではなく、
印刷の刷版→印刷→製本の流れなども知っておかなければ何が必要とされているのか分からないので、紙を切るだけの知識では足らないそうです。
何事も幅広い知識と経験があれば視野が広くなり、数年後の売上や事業に繋がってくると分かりました。
今後どうありたいか
最後に今後どうありたいかです。
「大不況の時のような苦しい思いは、もう二度と味わいたくない」
という危機感から、出来ることは色々試し、自分のやれることは全部やり、常に技術を上げる意識を持つことを心がけているそうです。
「経営者として社員を守らなければならないため、辛い時でも逃げられない」と伺った時、経営者は相当な覚悟と度胸が必要なのだと思いました。
息が詰まりそうな時に心の支えになってくれているのが組合や同業者の方々との関わりだそうです。誰かに相談するだけでも気が楽になるので、一人で抱え込まず、色んな人に迷惑をかけて助けてもらうことも大切なのだそうです。
私は、このエピソードを今後就職してからも胸にしまっておこうと思いました!