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東武特急スペーシアXに乗って日光へ

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

日光へ家族で修学旅行

三連休は、日光に旅行してきました。
わたしが日光を訪れるのは小学校の修学旅行以来、30年ぶりです。

息子はインターナショナルスクールに通っているので、日本の一般的な行事を小学校高学年以降は経験していません。
意識して日本の歴史文化を学べる場所に連れていこうと考えています。

そこで今回は、関東の小学生の修学旅行先No. 1の、日光にしました。
出発3日前にバタバタと決めたわりには、楽しく充実した旅になりました。

日光への往路は東武日光スペーシアX

往路は東武日光スペーシアXという、2023年7月から登場した最新の電車に乗って向かいました。(冒頭の写真は以下の特設サイトより)
運良く席が3席だけ空いていたので、即座に予約購入しました。

浅草~日光・鬼怒川方面を結ぶ東部日光線は歴史が長く、始まりは1929年にさかのぼります。最初に登場した特急車両最後部に連結された特別車両は「走る貴賓室」と称されました。

日光線が開業した1929年10月に新造された車両で、当時の特急電車の最後部に連結して使用。車内には特別室に加え、随員室、料理室、ボーイ室も備えていました。スタッフとして給仕係、料理係も乗務するなど、現在のジョイフルトレインに近いプレミアムな車両で、旅行だけでなく、婚礼用の団体専用列車として用いられていました。

東武日光線・特急スペーシアの歴史より

何代かの特急列車の進化を経て、1990年にはスペーシアXの原型となる100系スペーシアが登場し、その正統進化型がスペーシアXです。東武鉄道の力を入れようがビシバシ伝わる素晴らしい特急電車でした。

100系スペーシアを正統進化させた
フラッグシップ特急。


歴史の中で磨かれてきたデザイン要素を今の時代にも映えるように設計したエクステリア&インテリアで非日常の空間を演出する。
日光・鬼怒川エリアへと向かう旅の高揚感を一層高める存在となる。

東武日光線・特急スペーシアの歴史より
素敵なパンフレットが席に備わっています
スイートやコンパートメントの席もあります
車内カフェをインターネット整理券を発行することで利用できます

特急券の購入・予約方法と運賃

座席は全席指定です。東武鉄道のインターネット特急券購入予約サイトから特急券の購入・座席指定が可能です。会員登録不要で、サイト構成がとてもシンプルなので好感が持てます。

運賃はこちら。座席の種類によって異なりますが、内容を踏まえるとリーズナブルな価格設定に思えます。

豪華で多様な座席

わたし達は通常座席でしたが、十分な広さと余裕がありました。

広々ゆとりのあるシート

座席の種類も多様です。
ソファ席やラウンジタイプの席など様々です。個室のある車両タイプもあるそうです。
最上級の座席は「コックピットスイート」。この席の豪華さは見たことのないもので、グランクラスを凌ぐのではないかと個人的には感じました。

車内カフェの利用

乗車してしばらくすると車内アナウンスで1号車にある GOEN CAFE を利用できる整理券が発行されます。
このカフェは1号車の豪華シートの乗客が優先的に利用できるカフェで、軽食やコーヒー紅茶にアルコールも提供しています。

座席に備わっている案内パンフレットのQRコードを読み込んで、整理券を発行すると指定した時間に利用できます。

この車内カフェはかなり気分が高揚します!
ぜひ整理券をゲットして試していただきたい。早い者勝ちなので、車内アナウンスが聞こえたら、すぐに整理券を発行してください。予め発行方法を予習されて臨むことをお勧めします。

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わたしは、日光珈琲のブレンドコーヒーと、酒粕バターサンドを購入しました。
日光の片山酒造の酒粕とバタークリームをあわせた伊澤いちご園さんの酒粕のバターサンドは絶品でした。おとりよせしたいくらいです!!

日光珈琲のブレンドコーヒー
酒粕のバターサンドは絶品

所要時間

運行区間は、浅草駅から鬼怒川温泉駅間。(東武日光駅までの便もあり)
だいたい1時間50分くらいで東武日光駅に到着します。

雪の残る東武日光駅
シャープなお顔立ち
東照宮陽明門の胡粉塗りをイメージした白い車体

東武特急スペーシアXは日光への旅をランクアップさせてくれる

東武日光スペーシアXは、わたし達の日光への旅を心地よく、わくわくする旅に演出してくれました。

あなたが日光・鬼怒川温泉エリアへの旅行の移動手段を検討される際は、ぜひ選択肢の一つに加えてみてください。

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