超危険！毒のある生物にご用心!?
こんにちは、あいあいわーくです。
昨日、Twitterで新しいネタの情報を仕入れていたら、「猛毒のタコのヒョウモンダコ（実際はその仲間のオオマルモンダコ）を手に乗せた写真を投稿した人が毒にやられて入院した」というツイートを見ました。
そこで今回は「毒を持った生物」を特集していくので、自分や大切な人の命を守るためにもしっかり覚えてくださいね。
さあ、毒々ツアーのはじまりはじまり～!!
１．ヒョウモンダコ
まず最初に紹介するのは、昨日のツイートで話題になった猛毒ダコ・ヒョウモンダコです。名前の通り体の模様が派手なヒョウ柄で、体長は10㎝程度しかありませんが、その小さな体の中にフグ毒で知られる「テトロドトキシン」を有しており、噛まれると最悪死に至る危険性があります。
ちなみに、毒という強力な武器を持っているためか他のタコに比べて吸盤の力が弱く、タコ墨を蓄える墨袋も退化しているそうです。
（参考：Wikipedia「ヒョウモンダコ」より）
２．アオバアリガタハネカクシ
お次は、このアリみたいな姿をしたアオバアリガタハネカクシです。気持ち悪いと思っても、絶対にこの虫を潰してはいけませんよ。
なぜなら、アオバアリガタハネカクシの体液には「ペデリン」という毒が含まれているからです。このペデリンは皮膚に付着してからしばらくすると火傷の跡のような炎症を起こすという特徴を持っているので、「やけど虫」という別名でも知られています。
（参考：Wikipedia「アオバアリガタハネカクシ」より）
３．ウルシ
漆塗りの原料となる樹液が採れるウルシという木は、触れたり近くを通りかかっただけで皮膚がかぶれてしまうという恐ろしい特徴を持っています。
これは、樹液に含まれる「ウルシオール」と呼ばれる成分が原因で、仮に山火事でウルシの木が燃えた際に、その煙を吸い込むと気管支や肺の中がかぶれて呼吸困難になる危険性があります。
…ちなみにこのウルシオールは漆塗りの原料でもあり、鉄分と反応して美しい黒色を出してくれる性質も持っています。
（参考：Wikipedia「ウルシ」「ウルシオール 」「漆」より）
４．ガンガゼ
通常、ウニのトゲは刺さったとしてもそんなに深い傷にはなりませんが、このガンガゼには要注意。簡単に人間の皮膚に突き刺さり、激しい痛みを与えます。しかも、トゲの表面には「かえし」がついているため簡単には抜けず、なおかつ折れやすいためトゲが皮膚に残り、毒で痺れや呼吸困難を引き起こしてしまうのです。
海藻を食い荒らして「磯焼け」も起こす海の厄介者ですが、ブロッコリーやキャベツを餌に育てるとまろやかさと甘みが増しておいしくなるため、愛媛県・愛南町や長崎県・新上五島町では廃棄野菜を餌にガンガゼを育てて海藻を守りつつ、育てたガンガゼを食用として提供する試みが行われています。
（参考：Wikipedia「ガンガゼ」より）
５．カエンタケ
皆さんは、毒キノコと聞くとベニテングダケのような派手な模様のキノコを連想することが多いかもしれません。しかしこのカエンタケは燃え盛る火炎のような見た目をしており、ぱっと見ではキノコとは思えない姿です。
しかし、間違えて口に入れてしまったが運の尽き。食べてから10分ほどで腹痛や嘔吐を引き起こし、目まいや手足のしびれ、言語障害、呼吸器困難といった症状が現れます。致死量はわずか３グラムで、仮に助かったとしても小脳が縮んだり運動障害などの重い後遺症が残ることがあります。
（参考：Wikipedia「カエンタケ」より）
まとめ
今回は、Twitterで見つけた話題をもとに毒を持った生物についての記事を作ってみましたが、１つ分かったことがあります。
それは、「毒って面白い！」ということです。なぜなら、一口に毒があると言っても種族によって様々な種類があり、外敵に毒をどのようにぶつけるかという手段も変わってくるからです。
また、中にはウルシやガンガゼのように毒があっても人間たちが高い知恵を活かして有効活用しているものがいたことが興味深いと思いました。
…まだまだ紹介しきれていない生物はたくさんいるので、いずれ第２弾も作ろうかな～😁
というわけで、それではまた来週👋
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