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【ライブ感想】豊洲サンセット@豊洲PIT 2023/09/28

はじめに


一昨日、スピッツ主催夏イベント東京編の「豊洲サンセット」に行ってきたので、その感想を書きます。

始めにちょっと自分語りですが、、
「サンセット」シリーズは学生時代からずっと参加し続けていて、とても思い入れのあるイベントです。前身の新木場サンセットでストレイテナーを知りその後ライブに行くようになりましたし、ライブハウスというものの楽しさを知るきっかけになったイベントでもあります。

自分語りはここまでにして、さっそく感想書いていきます!
※感想長いです!すみません!



THE COLLECTORS


一組目はコレクターズ。
コレクターズは2016年の新木場サンセットで見て以来なんと7年ぶりで、超、超、超楽しみにしていました。
(サンセットシリーズには2016年以降も参加していましたが、たまたま参加していた日がコレクターズの出演日ではなかったという、、)

照明が暗くなり、加藤さん以外のメンバーがぞろぞろと登場。
「あれ加藤さんは?」と思っていると、聴き覚えのある「ダン!ダン!ダダダン!」という大好きなドラムが!!
そしてドラムの音の鳴り響く中から、ド派手なスーツを身に着けた加藤さんが登場!「ロ、ロックスターだ!!」としょっぱなから痺れまくりました。

コレクターズは全体的に演奏の音がとても好みだなと感じました。
音響とかについては全然詳しくないのですが、各楽器の音がそれぞれしっかり分離してクリアに聴こえる&どっしりした大人の余裕があるというか、、
終始耳が幸せでした。(そしてあまり内容覚えてないですがMCも安定の面白さで声出して笑ってしまいました)

毎年恒例スピッツカバー曲は「ガラクタ」でした。原曲にかなり忠実で「コココココッ」がかわいかったです。コータローさんのギターであのソロが聴けたのはご褒美すぎました、、
コレクターズ、また絶対見たいです。

peanut butters


お次はpeanut butters。
マサムネさんが会報で紹介する前から聴いていてライブに興味があり(ウザい古参アピール)、こちらもコレクターズと同様かなり楽しみにしていました。

ライブは想像より音が大きくてびっくりしました。(マサムネさんも後のMCで「音大きかったね」と言っていました)
女性ボーカルの方は透き通ったかわいい声でした。ところどころ音程が不安定なところもあったように感じましたが、そこがまたよかった。
(私はもともと初期チャットモンチーのちょっと不安定でヒリヒリするえっちゃんの声がめっちゃ好きで当時のライブ映像をよく見ていたので、それを思い出しました)

特に印象に残ったのはGirl Is a Hard Rocker という曲。
その名のごとくヴァンヘイレンのようなハードロックナンバーなのですが、楽器の音がまじでハードロックっぽくてかっこよかった。あのハードな音にキュートなボーカルが乗ってくるのはたまらないですね、、
次のツアーのチケットももう取ってあるので、楽しみにしておきます。

秋山黄色


次は秋山黄色さん。
アルバムを少し聴いたことあるくらいで詳しくはあまり知らなかったのですが、こちらはpeanut buttersよりさらに音がでかい!かっこよかった。

印象に残ったのは、黄色さんがとにかくギターを弾き倒していたところ。
「やさぐれカイドー」のイントロのギターがすごく好きなのですが、音源を聴きながら「ここはもうひとりのギタリストの方が弾いているのだろう」と勝手に想像していました。
しかし現実はご本人が弾いていました、、ギタボなのにギター専業の方かってくらい弾いていました、、すごい。
日頃溜まっているちょっともやもやした感情が爆発して昇華されるような、パワフルなライブでした。ご本人、ちょっと緊張していたのか、MCがたどたどしかったところもほほえましくてよかったです。

ヒックスヴィル


続いてヒックスヴィル。
豊洲サンセットの出演者発表があったとき、9/28の出演者の中でヒックスヴィルだけ存じ上げず、「どんな人なんだろう?」と思いサブスクで1曲聴いてみたところ、「お、これはとてもいい!!もうこれ以上聴かずにライブ本番に生で聴くのを楽しみにしておこう」と温めていた(?)バンドです。

大音量で感情の爆発!!という感じだった黄色さんのライブとはうってかわり、優しいギターの音色とたっぷりした余裕のある真城さんの歌声に癒されました。真城さんがお客さんひとりひとりの顔をしっかり見ながら歌っているのも好感が持てました。秋の夜長に聴きたい音楽だな~としみじみ。

あとは、コレクターズもそうだけど、ベテラン勢はMCがうまい。こちらも声出して笑いました(案の定MCの内容は覚えてないです、なんでこんなにMC覚えられないんでしょう、、)。

スピッツ


そしてとうとうラストのスピッツ。
1曲目から「エスカルゴ」でテンション爆上がりでした。
ロックロックのバニーガールもよかったですがエスカルゴもいい。
前NEW MIKKEツアーでエスカルゴを聴いたときは、まだコロナが大流行中で発声できない状態だったので、ジャジャジャジャジャッ「オイ!」が聴こえずちょっと寂しかったのですが、今回は「オイ!」が聴こえてきてうれしくなりました。(ちなみに私はMCで笑ってしまう以外は基本声出さないタイプです、どうでもいい情報ですね)

3曲目「ハチの針」はロックロックでも聴いていましたが、やっぱりこういうリズム隊ゴリゴリの曲はライブハウスで聴くに限りますね。
ぶりぶりのベースがかっこよかった。
あと少しラップ調になるところのてっちゃんのカッティングもかっこよかった~。この曲ずっとかっこいいな。

カバー曲「きらり」は聴けるのが今回で人生最後かもしれないと思い、耳の穴かっぽじって聴きました。各楽器やっぱり難しそうで「がんばれ~!」と願っていました(誰)。
前回ロックロックで聴いたときはマサムネさんの低音パートが印象に残りましたが、今回はサビの縋るような高音が印象に残りました。
「連れてって 連れてって」が本当に懇願されているように感じてギュンギュンしました。

6曲目「美しい鰭」は、マサムネさんのギターと声だけになるパートで思いっきり歌詞を間違えていたのですがリカバリーが素早く、「マサムネさん成長したな~」と思いました。(誰part2)

9曲目「ありがとさん」も特にライブハウスで輝く曲だと思いました。
夢追い虫とかオケラとかありがとさんとかビギナーみたいなずっしりしてる曲たち、今後もどんどんライブハウスでやってほしい。
﨑ちゃんと田村さんが頼もしかったです。ドラムとベースが鼓動みたいにドン!ドン!と響いてきて震えました。

アンコールのメンバー紹介で、てっちゃんが「今日のほぼ満月の月を見て、俺を思い出しながら帰ってね」と言っていたのがかわいかった。
あとマサムネさんと田村さんの会話が少しかみ合ってなかったのもかわいかった。(詳細はまた記憶喪失)

ラストは「スパイダー」。去年の有明サンセットでも、その前に参加した2018年の新木場サンセットでも聴いている曲で、不思議な縁を感じます。
﨑ちゃんがサビの部分で頭をブンブン振りながらドラムを叩いていて「え、なんであんなにブンブンしてるの?」と最初は疑問に思っていましたが、「ハッ!これはお客さんの腕の動き(ワイパー)に合わせてるんだ!」と気づいた瞬間、かわいくて満面の笑みになってしまいました。
﨑ちゃんはほんとうによくお客さんを見ているなあ、、

おわりに


超長文となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
サンセットシリーズは自分の原点なので今後もずっと通い続けたいです、また場所が変わったとしても。
最後に、豊洲PITの裏で撮った写真を添えておきます。



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