祝、卒業!
今日、職場を退職した。
うちの職場では、退職を卒業と呼ぶような向きもあり、あえて、卒業という風にしておきたい。
ま、勤続2年9カ月だったので、「長く勤めてお疲れ様です!!」という感じでもないけれど、それでも、一つの職務をやり遂げたということで、めでたいこととしておきたい。
ところで、最後に、部署の人からお花をもらった。
私にとっては、考え方の違いで、気持ち的には馴染めなかった場所だ。
しかも、花をくれた同僚は、もと上司であり、私にとっては、はっきり言って、漬物石(私は糠に埋まった漬物)のように邪魔な人だった。
私が辞めることになって、関係は表面上は改善したが、その人がいなければ、私は今も仕事を続けていたと思う。
最後に、笑顔で話せるようになって良かったと、何の気合かしらないけれど、さっき化粧直しをした顔で言われたが、、、
していただいたことは忘れはしないよと心の中で思う。
最後なのだから、水に流して全て良かったとすれば、何かしら徳の高い人になったような気分になるかもしれないが、私はきっちりわけて覚えておくタイプだ。
してもらったことも覚えているし、されたことも忘れない、一生。
そして、関係性は変わっても、私がその人を見る目を変えることはないだろう、一生。
別に仕返しはしない。でも覚えている、一生。
今日、色んな人に挨拶するなかで、私に言ってもらった一言が支えになったと言ってくれる人が何人かいた。その人はずっと覚えていてくれるだろう。
良い方を覚えている方が人は幸せだ。
そういう人もいるけれど、もしかしたら、私にされたことを一生忘れないと思う人もいるかもしれない。
こういうことを書きだすと、最終は、どっちもどっちという話に行き着くのだ。
私は私が正しいと言いたくてこの論争を始めるが、いつも、とはいえ自分も人のこと言えないんじゃないのというところに落ち着いてしまう。
くやしいような、くやしくないような。
どうでもいいような、けっしてどうでもよくないような。
卒業の日にもこんなことをぐだぐだ考える、私は凡人なのである。
ま、明日からは、長ーいゴールデンウイーク&有給休暇だ!
不毛な堂々巡りは、ここらへんで終了にして、ご褒美のお休みを満喫するぞ~
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