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多くのリーダーがコミュニケーションを取っているふりをしている

夏日が増えてきて、まだ衣替え間に合ってない!
そんな毎日を過ごされていませんか?

寒暖の差が激しい時期ですので、
ご自愛くださいね。

今週も趣刊キャリアコラムをお届けします。

先週のキャリアニュース

5月第4週のキャリアニュースはこちらの内容でした。

5/23「過酷なフードデリバリー配達員の実態」
5/24「優秀な部下を逃がさないたった一つの秘訣」
5/25「”演じる力”を身につけ、リーダーシップを磨け」
5/26「イノベーションを起こすリーダーに求められるもの」
5/27「リーダーシップは、歴史上の人物から学べ」
5/28「個性を生かしチームで勝つためリーダーが明確にすべきこと」
5/29「人を生かす経営で個人がビジョンを持つ時代へ」

先週は主に「リーダーシップ」に関する記事が並びました。

リーダーに求められる能力は多岐にわたりますが、
これらの全てに共通して必要なことがあります。
キャリアニュースでも随所でお伝えしましたが、なんだと思いますか?


すべてのリーダーが大切にすべきこと

すべてのリーダーが大切にすべきなのにもかかわらず、
多くの人が実践できていないこと。

それは

「対話」

です。


え?そんなことやってるよ、当たり前じゃん。
と思われるかもしれません。

でも多くの方がしているそれは
「対話」ではなく「会話」なんです。

会話とは、二人以上の人が互いに話すこと、またはその内容。
言葉を交わせばそれは会話です。

問題を解決するため、だとか、何かを共有する、
感情もそこには関係ありません。


一方で対話は、二人が向かい合って話し合うことです。
お互いの意見を交換し、すり合わせること、
議論を交わすこと。

またそこには感情のやり取りも発生します。


対話をしないリーダーは信頼されない

例えば、部下とは毎日コミュニケーションをとっている、

進捗確認もしているし、雑談をすることも

というあなた。


少し考えてみてください。

進捗確認に部下の「思考」「感情」はありますか?


そしてそれに対してあなたは

なぜそう考えたのか

なぜそう思ったのか

そんなことを問うていますか?


「あのプロジェクトどうなってる?」

「先日先方と最終チェックが終わって、

○日には納品予定です。」

「そうか、最期までしっかり頼むよ。」

「わかりました。」


これは対話でしょうか?会話でしょうか?

そう、あくまでこれは事実確認の会話ですよね。


一方でこちらはどうでしょう。


「あのプロジェクトどうなってる?」

「先日先方と最終チェックが終わって、

○日には納品予定です。」

「順調だね。納品まで問題なさそう?」

「はい。あ、でも半導体不足の影響で納品遅れが出ているようで…」

「そうなんだ、それは心配だね。」

「そうなんです、まぁでも今の所は期日通りの予定なんで大丈夫です!」

「クライアントには遅れる可能性について伝えてる?」

「いいえ…でも確かに伝えておいたほうがいいですね。」

「そうだね、予め伝えておけば、例え遅れても理解してもらえるんじゃないかな?」

「そうですね、早速伝えておきます!」

「対応が早くて助かるよ。最期までその調子でよろしく!」

「はい!」


果たしてどちらの上司についていきたいでしょうか?


ギクッとしたあなたは、対話不足かもしれません。

日々のコミュニケーションの中で、

しっかり対話ができているかどうか。

この機会に少し振り返ってみてくださいね。

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