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「画像認識(コンピュータービジョン)」や「医療領域」に興味がある方にはとても有意義なインターンだと思います

インターンインタビュー CVリサーチャー 柏原さん

 こんにちは、AIメディカルサービス(以下、AIM)の採用広報チームです。
今回は、関西から約1.5ヶ月東京に滞在してインターンをしていた柏原さんにインタビューをしましたので、AIMの働き方について知りたい方はぜひご覧下さい!

関西から東京へのインターンは、公私ともに充実した1.5ヶ月でした

━━簡単に自己紹介をお願いします

 私は、大阪大学大学院 基礎工学研究科システム創成専攻社会システム数理領域に通っている柏原と申します。

 大学院では、深層学習を利用した生成モデルである深層生成モデルを利用した異常検知の研究を行っています。本研究では物体の向きがそれぞれ異なる・微小な異常部を含むなどの理由で難しいデータセットである工業用異常検知データセットMVTeC ADを用いて評価を行いました。既存の生成モデルの課題を克服することで2ケタ以上の精度の向上を達成することができ、現在は、モデルを3Dに拡張し、MRIデータから脳腫瘍などの疾患の検出をおこなっています。

 また、学会発表や論文誌への掲載なども一部行っています。

拡散モデルによる拡散を使用しない異常検知
柏原悠、松原崇(大阪大学) 2022年度人工知能学会全国大会2022.6.14  https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2022/subject/1F5-GS-10-01/tables?cryptoId

Application of Denoising Image Restoration to Anomaly Detection
Yu Kashihara,Takashi Matsubara (Osaka University) NOLTA2022

━━AIMに出会ったきっかけを教えて下さい

 2024年3月の卒業を見据え、大学院の夏休みの間に企業でインターンシップを体験してみたいと考え、以下のような条件でネット検索をしてインターンを探していました。

・社会貢献性の高いと思われる医療業界で働けること
・自分の専門性を活かせる画像認識の業務であること
・スピード感のあるベンチャー企業であること
・型にはまったものではなく、実践的なインターンが経験できること

さまざまな企業のインターン募集の中から条件に近い2〜3社に絞り込み、その内の一社がAIMでした。応募した複数企業からはいずれもインターンとしての採用オファーをいただいたのですが、自分のやりたいことに一番近い企業がAIMだったことから、お世話になることになりました。

━━関西在住で東京の企業へインターンすることに抵抗はありませんでしたか

 夏休みの期間だったこともあり、場所についてはあまり気にしていませんでした。学校が休みなので時間は自由に使えますし、元々お金が目的のインターンではないので、関西以外でのインターンだったら頂いた給与で宿泊費を賄おうと考えていました。実際には宿泊費は会社でサポートいただけたので、インターンが休みの日に東京観光の資金としてとても助かりました。

 東京での約1.5ヶ月の生活は、平日はフルタイムでインターンとして勤務して、休日は東京観光に時間を使うことができたので、このインターン期間は公私共にとても充実した期間となりました。


ビデオの物体検出という最先端の技術に触れる経験ができました

━━インターンではどんなことに取り組みましたか

 面接時にいくつか取り組むテーマを社員の方より提案いただいて、自分は「ビデオ(動画)の物体検出」を選び、その技術がプロダクトへ適用可能かどうかを判断するためのプロジェクトに取り組みました。

 やり方や進め方については自主性に任され、進捗報告は週1回行われる研究開発チームの定例ミーティングに参加させていただきレポートしていました。日々の相談については先輩社員に口頭やSlackで確認しながら進めて行きました。

 物体検出については今まで経験がなく初めての取り組みでしたが、深層学習自体はある種のフレームワークで、技術的に似ているところがあるので、ある程度は自分でもできるかなという感覚で論文を調べ、理解して、実装してみるというサイクルで取り組みました。

 最終報告としては、ビデオ(動画)における物体検出技術はまだ発展途中なので、画像(静止画)における物体検出技術には現時点では劣っているということがわかりました。

━━インターンでの1日の流れを教えて下さい

 10:00 出社
 集中できている午前中に論文を読んだり、大変な箇所の実装を行います。基本的には自力で進めますが、わからないところは社員の方や他のインターンシップのメンバーに質問したりして取り組みます。研究開発チームは席が決まっているので、議論などにも最適です。

12:00 ミーティング(週1)
 AIモデル開発グループのミーティングを行います。一週間の結果報告や考察を発表し今後の方針、目標などを決定します。

13:00 昼ごはん
 昼ごはんにはお弁当を半額程度で購入できます。そのお弁当がとても美味しいのでほとんど毎日注文していました。ミーティングが無い日は12:00ごろにお昼休憩をしていました。

14:00 昼休憩終了
 新しい手法の実装や実験に使用するツールの作成などのプログラミングを中心に行います。私の研究では条件を変えて複数回実験を行うことが多かったので、データセットの作成やモデルの学習、評価などをほとんど自動化して行えるツールを作成し、繰り返しタスクの効率化を行っていました。

17:00 振り返り
 一日のまとめを行います。ミーティングで立てた一週間の目標を達成するために振り返りを行います。実験結果が多かったので、この時間で結果のまとめや次週のミーティング資料の作成などを行っていました。

18:00 業務終了
 もう少しやりたいことがある場合は勤務終了時間の18:00を越えて勤務していました。
勤務終了後は池袋周辺の飲食店で食事をします。折角の東京なので美味しい店にたくさん行きました。

 あくまで一例ですが、おおよそ上記のようなスケジュールで1日を過ごします。

━━苦労したことはありますか

 最初はついて行けるかどうか不安でしたし、社員の方から「実際にモデルの実装をやってみようか」と言われ、大学院では20時間くらいかけてやっていたことを8時間くらいでやるようにさらっと言われたことはプレッシャーでした。

 それでも、期待に応えたいという気持ちと成長したいという想いでなんとかついて行くように努力しました。

 一番苦労したことは、やや専門的な話になりますが、動画を扱う関係で、元々画像で読み込ませるデータローダーが動画だと上手く行かずに、どうやったら動画でも同じようにできるのかを試行錯誤するところでした。

 でもそのような時には、先輩社員に聞いたり、CTOにアドバイスを頂いたりと皆さんのサポートがあり、なんとか困難を乗り越えて自分自身の成長につながったと実感しています。


━━インターンを終えた感想を教えて下さい

 一言でまとめると、「楽しみながら成長できた」という感想です。
 具体的には、以下のポイントがその要因になったのだと思っています。

  • アカデミックでは経験してこなかった課題に取り組むスピード感

  • 物体検出など体験したことがない技術の習得

  • 社員の方々の仕事に向き合う姿を近くで見ることで受けた刺激

 インターンをやった目的も現場実務の経験をしてみることや一つのプロジェクトで結果を得るまで取り組むということだったので、それが体験できたことは自分にとっても自信になりました。

 余談ですが、入社前の印象では、医療系企業なので医者の方が多かったり、会社の雰囲気として硬そうかなと思っていましたが、全然そんなことはなく、皆さん優しく、話しやすい方が多くて自分にとっては居心地の良い環境でした。

━━インターン検討中の方へ一言お願いします

 AIMは、自分が「やってみたい」や「試してみたい」と思えることがある方や「画像認識(コンピュータービジョン)」や「医療領域」に興味がある方にはとても有意義なインターンが体験できる会社だと思います。

 正直なところ、もし受け入れてもらえるのであれば、まとまった休みがあるタイミングでまたAIMのインターンに来たいと思っているくらいです。

 それくらい推薦できるインターンでしたので、皆さんもぜひエントリーしてみて下さい!

━━編集後記

 
 このインターンインタビューはAIMのインターンを経験した方ほぼ全員に実施しているのですが、読者の方には「やらせ」かと思われるくらいに満足度の高いインターンを経験できたという話をされるので、人事チームとしても嬉しい限りです。

 これからも未来ある学生のみなさんにチャンスと刺激を与えられるように、クオリティの高いインターンを実施していきたいと思いますし、だからこそ自信を持っておすすめできるインターンであることは間違いありませんので、ご興味があればぜひご検討下さい!