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またも前言撤回!?~ノープランの卒業後について考える

前回は、前々回の記事の前言撤回をしている。


そして今回はこの前言撤回の前言撤回をしたい気持ちになっている。

というのも、最近卒論に追われながら、
やはり、卒業後がノープランである状況に対して、
漠然とした不安と、それでもなんだかおもしろそうじゃないかという好奇心が、
ぐるぐるとしていて落ち着かない気持ちが続いている。
そして、卒業後にバイトするにしても、何かをするにしても、
どんなことができ得るのか?という事が気になって、
仕事探し系のサイトを何気なく見ていた。

そしたら、働きたくなってしまったのである。

私は、就活をしなかった。
そして、現在大学4年生、もう少しで卒業してしまう。
なぜ、就活をしなかったのか?という問いには、
答えの選択肢がたくさんあるようで、
でもどれもしっくりこないのでここでは詳しくは書かないけれど。
決して「働きたくない」わけではなく、
どちらかと言えば「働きたいけど、働きたいことがない」という感覚の方が近い。
し、お金にならないけどやりたいことがたくさんあって、
お金にならないけどやりたいことを、やりたくないことで出来なくなる人生にしなければいけない理由はない気がしていて。


色々な経験の中で、
覚悟の上で就活を一切しないできた。
そして、その選択に不安を覚えることがないわけではないけれど、
後悔したことは一度もない。



前回の記事で、今やっている仕事を今年度で辞めるつもりでいたが、
来年度も続けないかという誘いと人からのアドバイスを受けて、来年度も続けようかなと思う的な結論を書いている。
そして、また前言撤回することがあった時のために
今後も二転三転するだろうということも
しっかりと断り書きされてある。

そして、(現時点では)その断り書き通りになった、というわけである。


仕事探し系のサイトを見ていて、
新卒一括採用ではなく、時期に関係なく社員を募集している会社を見ることになった。
そういう仕事を見ていると、やっぱりちゃんと働きたいなあという気持ちになったわけである。
もともとアルバイトも苦なくやる方で、働くという事自体が好きだったからこそ、働く先が決まっていないという状況に対して不満足感もあった。


仕事をしている人を見ると、素敵だなと思う。
仕事をしている自分を想像すると、ワクワクする。


あぁ、やっぱり私は働きたいのだな、と。
私の心の中の私が感じていることに、
ちゃんと触れてあげた気がした。

そんなことを考えて、
まだ見ぬ私の数か月後の働いている自分を想像して、
心が明るくなった。


今やっている仕事を来年度も続けると伝えてしまうと、
私の来年度の働き方が一つ決まってしまう。
そのことがすごく重みをもってしまって、
私の人生の大事な一年に縛りをつけてしまうような気持ちになった。


しかも、私は前々回の記事でも書いたように、
最初は断るつもりでいたのである。
ところが、あなたは一人暮らしをした方がいいのでは?と言われ、
そのためにも、まだ卒業後が何も決まっていないのなら続けたら?という
人からのアドバイスのもと、前言撤回をしている。
その時は、そのアドバイスに「なるほど!」と納得を持ってそうしようと思ったのは事実である。
しかし、今、アドバイスを受けて続けるという決断をしてしまったら、
私は来年度の一年間、その選択肢を後悔してしまったときに
「あの時、やっぱり自分の感覚の決断を信じればよかった」と
思ってしまうことが、一番いやだなと思った。


それならば、覚悟を決めて、やめると決めてしまった方がいいのかも。


そして、卒論が終わり次第、
本気でやりたいことについて考えて、
仕事探しをしようかな、と。



正直に言えば、
某国立大学を卒業したフリーターという肩書も
なかなか尖っていていい、という気持ちもある。
しかし、そんな私なりの見栄を優先して、
やりたい気持ちを無碍にするのは、
本当に自分を大切にしているとは言えない。



ある時の正しさや憧れは、「絶対的」に信じていいのだけれど、
それが人生において「絶対」になった途端に、
私はその「絶対」の縛りの中で生きることを自分に強要してしまう事にもなる。
だから、いつも正しさと憧れはその時は「絶対的」信じたとしても、
人生において「絶対」にはしないということを意識していて、
今回も傍から見たら、毎回言っていることの違う一貫性のない人、だけれど、
私の中では、その時々の私の気持ち、感覚、考え、希望に忠実に生きた結果なのである。


と、まあ何が言いたいのかというと、
毎日毎日、日々、人は変わっていって、
それが辛くも望みでもあって。


でもそれでいいじゃないか!と
胸を張って言えるように生きていきたい。


だから、今新しい環境で働きたいと思う私がいるのであれば、
よし!なら就活でもするか!と私は言ってあげればいいのである。


さあ、これからもどうなることやら。

私の人生はこれからも楽しく続いていきそうです。

どうぞ、お付き合いください。

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