私たちの体は食べたものでできている
少し前、上のこどもたちが中学生だった頃にお世話になった先生にお会いし、昔話になりました。
それは、長男が中3の夏休みに3年生で『勉強合宿』をすることになり、学校から配られた案内に、
『夕食は生徒が協力して調理をする。朝食は菓子パンと牛乳』と書かれいたため、
私は、学校に「せっかくの勉強合宿なのに、朝食が菓子パンでは、その努力が無駄になってしまう。ご飯と味噌汁でよければ、朝食作りボランティアに行きます。」と申し出ました。
あれから11年ほど経っているにも関わらず、先生はその事をちゃんと覚えてらっしゃいました。
そして、先生と、食にまつわる話になりました。
当時私は、食べ物と体のことを学び中でした。
砂糖の害について、かなり神経質になっており、学習成績を上げるには、机に向かう時間よりも砂糖を止めることだと考えていました。
長男が高校3年で、大学受験に向かっていた頃、「おいしいものをお腹いっぱい食べると勉強に集中できなくなる」と言って、お昼は塩むすび2個だったこと。無事に難関大学に合格したことなどを話しました。
先生からは、学校給食で、給食費を抑えるために、主食のご飯がおいしくない時期があったこと、子どもたちの口に入るものは、心にも身体にもおいしいものがいいなど、先生の食に対する思いもお聞きできました。
化学肥料や農薬、遺伝子組み換えなど、効率よくたくさん生産できる農業が主流となっています。
その一方で、野菜の栄養価の低下も指摘されており、食べているにも関わらず、栄養が十分に摂れないということも起きています。
私は、『食』と言うのは、『命をいただく』事だと考えています。
食べ物のカラチをしたお化けには命はありません。
生きている植物や動物の命をいただいて、私たちは生きているように思います。
その土地で取れるその季節の食べ物を食べる事で、身体は元氣なってくると思います。自分がおいしいと感じる食べ物が自分に必要な物だとわかるようになってくればしめたものです♪
こどもも大人もみんなが、心も身体もおいしいものを食べて、豊かに暮らせたらいいな〜と思います。
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