見出し画像

【どんなPCでもOK⭕】 Google Colab の無料枠で ComfyUI を使用して 最新版 SDXL 1.0 を 簡単かつ完全無料 で利用する方法 (Stable Diffusion XL)|1万文字執筆

追記:2023/09/20
Google Colab の無料枠でComfyuiが使えなくなったため、別のGPUサービスを使ってComfyuiを起動するNotebookを作成しました。
記事の後半で解説していきます。

今回は、 Stable Diffusion Web UI のようにAIイラストを生成できる ComfyUI というツールを使って、簡単に AIイラスト を生成する方法ご紹介します。

巷では自分のPCに Git や Python をインストールして使用する方法が多いですが、そもそも普通のPCを使っていると GPU の性能が足らなずに画像生成すらできない場合が多いです。
今回は、そんな問題を解決するために、Google Colab というクラウドサービスを使用して ComfyUI を動かしていきます。

また、ComfyUI を使った記事は難解なものが多いですが、今回ご紹介する方法はとても簡単。Google Colab で、私の作成した Notebook を実行するだけです。

たったそれだけで、簡単に 最新版の SDXL 1.0 (Stable Diffusion XL 1.0)を無料で利用し、美しい AI イラストを生成することができます。



⚠ 本題に移る前に、メンバーシップの説明をさせてください。


🎈 たった一晩でプロのイラストレーターになれるメンバーシップ 『あいラボ (AI-Labo)』

 このブログでは、月980円で私が書いた有料記事が全て読み放題になるメンバーシップに加入することができます。
 有料記事では、生成AI を使った創造的なコンテンツをお届けしています。
 具体的には、以下のようなものがあります。

  • どんなPCでも、たとえスマホでも Stable Diffusion XL(SDXL)を無料 or 低額で使用する方法
     SDXL を使用するには VRAM16GB 以上のGPUを搭載したPCが必要であり、そのスペックのものを購入しようとすると最低でも30万円はします。
     これを、ある方法を利用することで無料もしくは低額で利用できますので、実質 約30万円 が丸々お得になります
    👇 詳細は以下クリック👇(マガジンにまとめてあります。)

  • SDXL で思い通りの画像を生成して、自分の絵をもっと好きになる方法
     
    Stable Diffusion は最も画像生成の幅が広く大変機能の充実したジェネレーティブAI ですが、使いこなすにはコツがあります。
     実は、少し工夫を加えるだけで生成画像のクオリティが格段に良くなるのですが、あまり多くの人はその方法を使っていません。
     つまり、その方法を使うだけで、例え初心者であってもすぐに周りを追い越すことができます。その最短距離をお教えします。
    👇 詳細は以下クリック👇
    (マガジンにまとめてあります。)

  • SNS を自動化して、Stable Diffusion を使ったSNS運用をする方法
     
    SDXLの導入と画像生成のコツがわかったら、次はSNSなどで発信して、ポートフォリオを作り副業にしたり、社会貢献に使ったりなどなど、色々な道があると思います。
     そのため、Stable Diffusion の知識に加えて、SNSを自動化する方法も案内しています。ここでは、SNSで毎日決まった時間に画像付きの投稿をする方法などもまとめておりますので、毎日のSNS運用がぐっと楽になるはずです。そうして空いた時間を、画像生成や他の活動に回すこともできます。
    👇 詳細は以下クリック👇(マガジンにまとめてあります。)

 このように、メンバーシップではこれらの記事が全て読み放題になり、その中には通常は3000円近い有料記事も含まれていますので、今ならそれらも980円で閲覧できる事になります。
 今が最もお得な時期になりますので、是非メンバーシップに登録して生成AIの魅力を体験してみてください!
👇 以下をクリックして、すぐに登録できます👇

 それでは、続きを解説していきたいと思います。


はじめに


  • 執筆に至った経緯

  • SDXL と ComfyUI の概要

  • ComfyUI の特徴

  • ComfyUI と Stable Diffusion Web UI の違い


執筆に至った経緯

先日、下記の記事を投稿し、Amazon Sagemaker Studio Lab という Google colab 代替サービス で、Stable Diffusion Web UI を無料かつ簡単に使用する方法をご紹介しました。

現在、Google colab の無料枠では、多くの人が利用している Automatic1111版 Stable Diffusion Web UI を利用することができません。

そのため、Amazon Sagemaker Studio Lab を使ってAutomatic1111版 Stable Diffusion Web UI を利用 できるように Notebook を作成し上記の有料記事を書いたのですが、ご購入された方から ControlnetEmbedding(Textual inversion)に関する質問を多くいただきました。

執筆時点(2023/08/22)、Stable Diffusion Web UI では、Controlnet や Embedding(Textual inversion)などの1部の機能がまだサポートされていない状況です。
いつ対応されるか分からなく、アップデートが難航しているとの噂もあります。

そこで今回、 Stable Diffusion Web UI のようにAIイラストを生成できる ComfyUI というツールを使って、AIイラスト を生成する方法ご紹介するに至りました。


SDXL と ComfyUI の概要

SDXL は Stable Diffusion の改良版です。生成速度が早く、高解像度の画像を生成することが可能になりました。

ComfyUI は、Stable Diffusion の流れをノードやグラフで表現した Web UI で、SD1.x, SD2.x, SDXL をサポートしています。また、VAE や LoRA, Controlnet, インペイント など、Stable Diffusion Web UI にある様々なモデルや機能も使用できます。


ComfyUI の特徴

ComfyUI の特徴は以下の通りです。

  1. Googleコラボの無料枠で動作する

  2. Stable Diffusion WebUI に比べて、RAM使用量が少なく高速

  3. 生成した画像に PNG ファイル や Json として、ワークフローの情報を埋め込むことができる

  4. ワークフローが保存されている画像や Json ファイルを読み込むことで、簡単に他の人のワークフローを再現したり、パラメータを変更したりすることができる

  5. 生成処理の流れが可視化できる。

  6. ノードやフローを変更することで独自の生成方法を築くこともできる。

以上のように、SDXL と ComfyUI の組み合わせは、高速で高品質な画像を生成することができるだけでなく、柔軟で高機能な Web UI を使うことができます。


ComfyUI と Stable Diffusion Web UI の違い

ComfyUI は、Stable Diffusion の機能をノードやグラフで表現した Web UI です。
対してStable Diffusion Web UI は、Stable Diffusion の機能をテキストベースで操作する Web UI です。
両者の特徴を以下にまとめました。

  • Stable Diffusion Web UI 

    1. プロンプトやパラメータを入力するだけで簡単に画像を生成できる。

    2. 生成した画像に PNG ファイルとしてシード値やプロンプトなどの情報を埋め込み、参照することができる。

    3. SD1.x, SD2.x をサポートしているが、SDXL は一部の拡張機能がサポートしていない。

    4. SDXL で、Controlnet、Embedding(Textual inversion)などを使用できない。

    5. SDXL では、拡張機能が一部使えない。

  • ComfyUI 

    1. Stable Diffusion の流れをノードで分割し、ワークフローを作成できる。

    2. Web UI が 画像に PNG ファイルとしてシード値などのメタデータを書き込むのに対し、ComfyUI は画像にワークフローの情報を埋め込み、ロードすることできる

    3. SD1.x, SD2.x, SDXL をサポートしている。

    4. SDXL で、Controlnet、Embedding(Textual inversion)、インペイント、アップスケール などを使用できる。

    5. Stable Diffusion Web UI の拡張機能が一部使えない。

以上のように、ComfyUI と Stable Diffusion Web UI は、それぞれ異なる特徴を持っています。ComfyUI は、より柔軟で高機能な Web UI ですが、操作が難しい場合もあります。Stable Diffusion Web UI は、より簡単で直感的な Web UI ですが、SDXL の機能が限られています。

ワークフローを埋め込む際の例:

出典

ComfyUI と SDXL であなたの新たな可能性を。

ComfyUI は、Google colab というクラウドサービスを使うことで、簡単にインストールやアップデートができます。
他では難解な記事が多いので難しそうに感じている方も多いと思いますが、ご安心下さい。

今回ご紹介する Google Colab の Notebook を使えば、簡単に ComfyUI のインストールからモデル・LoRA・Controlnet の準備まで、ワンクリックで行うことができます。

ComfyUI の優れている点は、なんといっても Stable Diffusion Web UI とは違い、SDXL対応版の Controlnet を利用できる点です。
また、WebUIと比べてComfyuiの方が同じパラメーターで美しい画像を生成できると言われています。(慣れてくると、ADetailerの3段重ねのようなこともできるようになります。)

この記事は有料ですが、その価値は十分にあります。
情報がおいしいうちに、お早めにご購入ください。


ComfyUI のインストール・実行


  • 環境構築

  • ComfyUI の実行

  • ワークフローのロードについて

  • ComfyUI の基本操作 と AI 画像生成

  • Refiner の使用について

  • ComfyUI で画像を保存する方法

ここからは、具体的に ComfyUI で SDXL とControlnet、LoRA、Embedding  を使用して、AI イラストを生成する方法をご紹介していきます。

下記の Google Colab の Notebook のリンクをクリックして、ワンクリックでComfyUI と SDXL の環境を構築していきます。

ここから先は

5,781字 / 24画像 / 6ファイル

この記事が参加している募集

AIとやってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?