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【講師:堤藤成さん】AIと作る未来を創造する AI未来検討会#11(電通出身のコピーライターが語るAIの栄枯盛衰と未来)

【AI未来検討会】とは?

 AIがもたらす未来は、もはや誰にも予想できません。
少なからず私たちの生活や仕事、社会全体に影響を与えることが考えられます。
人間とAIが共存することで、より効率的で便利な社会が実現する一方で、AIによって失われるものや、人間の役割が変化することによる課題も生じることが予想されます。
【AI未来検討会】では、専門家の方や既にAIを活用されている方をお招きし、活用事例を知ることでAIとの明るい未来をどう切り拓いていくか参加してくださった皆さんで学ぶ会です。

◆内容

・AIを実際に活用している方、AIに知見のある方をお呼びしてのセミナー
・原則水曜21:00~22:00開催予定(参加無料)
・カジュアルにAI活用事例やAIの未来について語る会です。
 (夜も遅いのでドリンク片手にといった感じで参加ください)
・後々はオフラインのセミナーや規模を大きくした会を開催していく

「AI未来検討会」Peatixはこちら↓(ぜひフォローください)

◆運営メンバー(プロモーター)

ころすけ

ころすけ
メディア関係の企業に勤める会社員。文系出身。
2023年はAI学ぶ。
【Twitter】https://twitter.com/korosuke_tv

ウエツ

ウエツ
No.3代行(経営者のスキマ時間づくりをお手伝い)を事業として行う。
現在は8社掛け持ちパラレルワーク。
※「No.3代行」詳しくはこちら
【Twitter】https://twitter.com/threetno3

#11 スピーカー :堤藤成さん

堤藤成さん

コピーライター/クリエイティブ・ディレクター。
電通に入社し国内外の企業マーケティングやブランディングを支援。
AIコピーライタープロジェクトの初期立ち上げメンバーとして、2017年にAIが初めて書いたキャッチコピーを使った新聞広告掲載など、実際のクラインアント案件でさまざまな企業やNPOの広告制作でAIを活用した実績多数。
その後、マレーシアのELM Graduate SchoolにてMBA取得。
現在はオランダを拠点に、リテールテック・スタートアップに所属し、企業のセールスリフト×ブランドリフトを支援。
人生のミッションは「かなえる、きっかけをつくる」
著書『ほしいを引き出す、言葉の信号機の法則』

【Twitter】https://twitter.com/tsutsumifuji
【HP】https://tsutsumifujinari.com

◆現在の事業内容について

今オランダにいるんですけど、所属は日本のスタートアップ企業です。リテールメディアをメインに、あとは広告制作をしています。

リテールメディアとは、リテール(小売)企業が自社で保有する消費者の購買データなどを活用して広告を効果的に配信する仕組みのことです。

◆AIに興味を持たれたきっかけについて

AIにはブームがあり、そのブームは何度も繰り返されている。こういった動きに興味を持ち始めました。

また、ブーム(AI時代)は3つに分けることができると考えています。

2010年以前は、SFで人工知能が登場したり、データマイニング、AIがチェスで勝利したりした神話・研究が目立った、我々(研究機関・ギーク)のAI時代。

2010年代は、BI・機械学習・深層学習をメインに、IBMワトソンでクイズで勝利、アルファ碁で囲碁で勝利、猫の認識画像が可能になりました。社会実験が目立った、僕ら(一部企業・プログラマー)のAI時代。

2020年代は、Open AIの建機級開発が加速、Mid-journeyでAIが画像生成、Chat GPTでAI活用が一気に加速、Bing AI、Bird他加速度的進化中で実用・普及が目立った、みんな(老若男女)のAI時代。

この三つに分類されるのかなと思います。


私の実績として、2010年代当時私は、AIでコピーライターを作ろうというプロジェクトを開始しました。
人工知能にプロのコピーライターが教え、AIコピーライター(AICO)を生み出すということをしていました。

また、新聞広告をAIで作成するといったこともしていました。
AIが書いたコピーはこちらです。

①新聞広告の洗濯が待っている。
②新聞広告のセクシーが待っている。
③新聞広告は経費じゃない。

実際に②が採用され、全国の新聞に載ったりもしました。

AIに仕事が奪われるということはよく言われてますが、逆にAIで人の仕事は作れないかということで、最近NPO法人Homedoorと電通AIコピーライターAICOの共同プロジェクトを開始しました。Homedoorさんの活動支援をAIでやっているところです。

◆AIを使うことによるメリット・デメリットを教えてください。

【メリット】
メリットはたくさんあると思います。特に個性がない分野に関してはどんどんAI化していいのではないかと思います。
本を書いたりもしているのですが、以前までは音声入力をして、て・に・を・はなどを一つずつ手直しをしなければいけなかったのが、今はChat GPTなどで、文章構成をしてくださいのコマンド1つでAIが手直しをしてくれるので、そこは大変効率化できました。
こういった部分をAIに任せれるようになったので、人間はストーリーであったり、構成を考えるのに時間を使えるのがメリットですね。

【デメリット】
単にAIを追いかけるだけになることですね。そうなると時間、心身ともに消耗していきます。
なので、ツールと自分の仕事を掛け合わせて活かせるか、オンリーワンの価値を見出せるかが大事になってくるのではないかと思います。

◆AIは人々の仕事を奪うと思いますか?

文字構成なんかはAIの方が正確で早かったりもしますので、そういったものはAIが奪っていくことになると思います。

人間はその空いた時間でいかに個性を出していく仕事ができるかが重要になってくると思います。むしろ、そこに楽しみがあると思います。

◆AIによって10年後私たちの生活はどうなる?

僕も含めて、特に日本人はその時代その時代にあった忙しい生活を送っていると思います。

実際僕は今リモートワークで移動時間は無くなったわけですが、移動がないとトイレに行く暇がないくらいミーティングが続いたりします。AIで便利になって空いた時間で、人間はまた別のことをすると思うので忙しいのには変わりないと思います。笑

AIが創る未来

今回の討論会では、AI×○○という形で、掛け合わせて個性を生み出すことが大事だと学びました。

これからは、AIに仕事が奪われるということにネガティブになるのではなく、AIと組み合わせて効率化し、より個性を活かせるところに時間を割くということに行動や考え方をシフトしてい久野はないかと思います。

今回の登壇者である、堤さんは元コピーライターの経験を活かし、堤藤成.comというサイトで、言葉で かなえる きっかけを をコンセプトに発信や著書『ほしいを引き出す、言葉の信号機の法則』本も出版されています。
ぜひチェックしてみてください!

【Twitter】https://twitter.com/tsutsumifuji
【HP】https://tsutsumifujinari.com

次回のAI未来検討会

AI未来検討会は毎週水曜日の21:00〜22:00開催してます。
ご参加いただいた方々でAIについて「あーだこーだ」と語りたいと思いますので、是非ご参加ください。
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★AI未来検討会はこちらから★
Twitter:https://twitter.com/aifuturestudy
note:https://note.com/ai_futurestudy
セミナーページ:https://thefutureof-ai.peatix.com

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