マガジンのカバー画像

私の介護メモ

42
ある日突然介護を始めることになった主婦の備忘録
運営しているクリエイター

2018年4月の記事一覧

私の介護メモ #34

別にこんなにハイスピードに
このカテゴリー更新するとは
思っていなかった。
でも、書き留めておかないと
忘れっぽいお年頃になって
しまったので、
書き留めておこうと思う。

カルチャーショックである。

なにがカルチャーショックかと言うと、実は、こんなに早くこのカテゴリーを更新することになったのには、理由がある。
事態が動きつつあるからだ。
いや、止まっていたのは私かもしれない。

もっとみる

私の介護メモ #33

一昨日、母のケアマネさんから
再びご報告の電話が入る。
母の奔便(ろうべん)と言うオムツにした便を壁や床につける
「便いじり」をする為に
その掃除や、シーツ、服の洗濯が
もう限界でうちで扱えませんと
言われる。
このままでは、特老だろうと、
老健施設だろうと、グループホームだろうと、受け入れてもらえませんよと言われ、正直凹んでしまった。
それに私が母と面会すると必ずそのあと母が荒れると言うのだ。

もっとみる

私の介護メモ#32

母がオムツになったのは、
去年の10月に耳鼻科通院で
トイレに失敗して以来、
急にオムツに切り替えた。

それまで頑なに拒んでいた母は、
オムツって呼ばずに
おしゃれパンツと言って、
パンツタイプのオムツを履かせ始めた。
パッドタイプは頑なに拒否で
どんなにトイレが大変でも
絶対パッドを持っていってくれと
何度も持って帰らせるよう言う。
頑なすぎて、頑固すぎて、困った。
いや、母の頑固はずっと

もっとみる

私の介護メモ#31

ぼんやりと考えると、
私が実母の介護を始めたのは
2013年の嵐フェス(嵐の野外ライブが国立で最後の日)の
最終日に東京とは反対を向いて
新幹線に飛び乗った日。
涙をこらえながら新幹線で西に向かって行った。
介護自体は初めてじゃ無かった。
2008年4月にタイから日本に帰国してきたその夏、旦那のお母さんが脳梗塞で倒れて、
旦那に「頼む行ってくれ」と頼まれて、1ヶ月近く大阪の旦那の実家に泊まり込みで

もっとみる

私の介護メモ#20 (2017年5月16日 short note)

今朝、ツイッターの友達のつぶやきを見て、
それにレスを送っていた話を
Short noteでもちょっくらメモしておこうと思う。

最近、ご高齢の迷子、
見かけませんでしたか?

私はまだないけど、
そのツイ友(ツイッターの友達)さんは何度か遭遇したみたいで、
近所のおばさんに「ちょっと、あなたが、なんとかしてあげなさい」と言われたそうで
そう言う時は110番したほうがいいかな?とつぶやいて

もっとみる

私の介護メモ#19 (2017年5月11日 short note)

母が先月中旬に胃腸炎になって、
次に住むサ高住に引っ越すのが
伸びてしまって、
そこに提出する健康診断書も
健康診断出来ずに日にちが押していたのですが、
ようやく今日の健康診断に付き添ってきた。

でも、事件はその検診を受けに行く前に起きた。

何日も前から母本人も何度も復唱するぐらい、健康診断の日にちも
時間も覚えていたはずなのに
外出の迎えに行ったら
いきなりの罵声、暴言!

とに

もっとみる

私の介護メモ#18 (2017年5月2日 short note)

母を介護し始めて1年以上が経った。

母は自分の立場をどう理解してるのだろう?

もし、認知症じゃなければ
プライドの高い人だから、
荒れているんじゃ無いかなと思う反面、
プライドが高いからこそ
無口に耐えるんじゃないかなとも思う。

昔の介護とは明らかに違って
ずっと病院に居られない社会。

昔はね、認知症になったり、
寝たきりになったら、
ずっと入院だった。

だから、母は

もっとみる

私の介護メモ#17 (2017年4月4日 short note)

先月から全部で4つの施設を見学をして来た。

終の住処って、難しいね。
本当に終の住処になるかどうか、
分からないけど、それでも少しでも長く、住み心地良く住めるところを探す。
並大抵なことではない。
母の施設、かなり迷いましたが
最終的に旦那から言葉を貰って
なんとか絞ることができました。
4つの施設を巡って、見学して知ったこと。

1.有料老人ホーム、サ高住、グループホーム、特老、名前は

もっとみる

私の介護メモ#16 (2017年3月24日 short note)

昨日、熱海にあるサ高住を見学に行って来た。
残念ながら、写真を撮り忘れた。
凄い絶景だったのよ!
海側と山側では、部屋の金額違うけど、運営が始まったばかりのサ高住。元病院だったそうで、各部屋トイレも付いてるし、
安い山側の部屋も十分景色綺麗だったし、費用的に申し分ないわ!
でも、来週も二つ施設を見学に行くの!
そして、熱海の施設は、ちびっと遠い。
横浜市内で20万30万の施設は入れられないけど、パ

もっとみる

私の介護メモ#15 (2017年3月13日 short note)

先日、母の施設の支援相談員さんから突然電話が来て、焦っていたら、
「入所から半年経ちましたが、
次の施設は?」と切り出された。
人口密度の多い関東じゃ、
せっつかれるよなぁ〜。
全く探してない訳じゃない。
ちまちまサービス付き高齢者住宅とか、有料老人ホームとかの資料請求をしていましたとも!

でも、費用が、山口と横浜を比べると3倍以上掛かる。

無理だ!
そんなお金、どっから出るの?!

もっとみる

私の介護メモ#14 (2017年2月18日 short note)

まだ夕方5時だというのに既に
クタクタ。
今日は急遽決まった母の施設の
外出リクレーションに参加してきました。

今回は隣の市にあるホームセンターや雑貨屋、100円ショップ、本屋などあるショッピングセンターにお買い物。
母にとっては久々の外出だ。

朝の面会に外出用の上着を届け、
代わりに洗濯物を持ち帰り、
昼過ぎから現地集合でスタンバイ。

施設のワゴン車から車椅子のまま、駐車場へ到

もっとみる

私の介護メモ #13 (2017年1月6日 short note)

新年が明けて2回目の面会に行こうとして車に乗った途端スマホが鳴った!

ドキッとするやん!
しかも今から行こうとしてる母の居る施設からやん!
ドキドキしながら電話に出たら、
「インフルエンザ発生のため面会制限いたします」と言う連絡だった。

母がインフルエンザになったかと思ったよー!

でも、実際母にはしばらく会えません。
仕方なく洗濯物だけもらって来ました。

「まあ、季節もので

もっとみる

私の介護メモ #12 (2016年11月29日 short note)

人によっては弱音を吐くには早すぎると思ってる人もいるかも知れない。

じゃあ、介護のために1往復1800kmを軽自動車で自力運転して通う介護をする人はいるんだろうか?

それを3月から9月まで月イチやって、
それよりも2ヶ月前の1月からその距離を移動して両親の介護を別々でやっていたわけで、これがどれほどのことなのか、たぶん認知症になってしまった母には、その現実が理解できてないだろうなぁとぼ

もっとみる

私の介護メモ#11 (2016年11月24日 short note)

昨日ことだ。
いつも通り母の面会に行ったのは
翌日関東は季節外れの大雪の予報が出ているので、たぶん行けないだろうと思って
行ってきた。
顔を見て開口一番「ズボンが取られた」と言う。
「うーむ、洗濯に出しちゃったんじゃない?」
「置いてたのにない」
そんな問答。
どんなのが無くなったか、訊くけど、
答えがはっきりしない。
一枚一枚ズボンを出してみて、
どんなのが無くなったのか、訊くのだが
怒り出し、

もっとみる