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幼少期 幼稚園生あいちゃんと母 〜New愛の視点〜

「あらまぁ〜残念」と、幼稚園生あいちゃんと母の精神状態を見ると声が出てしまいますw

あいちゃんは結構早い段階で、自身が感じる外部と内部を切り離す手段をピアノのおかげで見つけてしまっていたわけですよ。
心の中の自分と、誰かと触れ合う時の自分をしっかり使い分け始めています。
相手が必要で望んでいることは先回りしてしっかり納める。
何が求められているのか肌でキャッチできるようになっていますから、母が何か伝えようとしても、母の気分に対処する時間。としか受け取っていないわけですね。
生きる知恵を教えてもらっているなんて、当時のあいちゃんには全くもって伝わっておりません。
きちんと伝わっていると思っている母親を、少し寂しいなぁと感じていたのは今も伝わっていないかもしれません。
あははw

一方母は、産後うつが回復しない、家庭内はそれほど現状変わらない、娘の就学が迫ってきている。
まぁ、なかなかしんどそうですね。
娘の就学後、母自身も新しいコミュニティに馴染めるかどうかも心配で、必死に身の置き場を考え中の模様。
そして父親との死別、娘のランドセルを背負ったところを見せてあげられなかったと心の中で思っていたようです。
母自身の体調もどんどん悪くなってきているようです。薬のレベルがガツっと強くなったのもこの頃のようです。

これらのことが母の暴走スイッチを押したのでしょうね。

母の育ってきた家庭環境から習得した、ありとあらゆる学びを余すところなく娘に教え込もうとします。

生き延びるために。

当時のあいちゃんからすれば「さらに機嫌が悪い日が増えた…」でしかありませんでした。
なぜなら娘に「教育のため、学びだよ」などの一言もなく始めてしまいましたから、悪化した母の態度に戸惑うしかないのですよw
娘だけの視点で見れば、親の勝手な心配を払拭するために、従わなければならなくなっているのですから。

でもね、でもね、今ならわかるんですよ!!
強靭な気力の持ち主である父親があっさり逝ってしまった。
比べて自分は丈夫でない身体とわかっているのだから、親として今できることを全部したい!と思ったんでしょうね。

うーん、おしい!
おしかったね、お母さん!


母親を人として許せるようになったのはつい最近です。
傍観者でしかない父親。
縁を切って出て行った弟。
どうして私たち家族は崩壊してしまったのか、ずっと考えていました。

ふわっと考えがまとまっていたのですが、半年前に学んだ中でスッキリした言葉に出会いました。
「健康的な人間関係を築く」です。
あぁ、我が家は不健康だったんだなぁとフッと心が軽くなったんです。

詳しくは次のLesson.2で私の家族に当てはめて書いてみたいと思います♪

小学生になるあいちゃんと、なんとかして生きていくための知恵を伝え切りたい母との長い長い攻防戦が始まります笑

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