きっと「生命の起源」は3回あった気がする…
「生命の起源」に関する仮説っていろいろあるんですねぇ…
ほんと人間は、生命の起源を知りたいんですよね。何せ何千年も考え続けてもわからないんですから、余計に知りたくなるのが「人間のさが」というものです。
これら仮説は大きく分けて3種類、いや2種類にしましょう。「自然発生したのか」、それとも「外から持ち込まれたのか」という2択が有力な気がします。
これまで色々な方法で「自然発生」のルーツについて実験が行われて来たのですが、結論からすると無機物から生命体と呼べるものが誕生するプロセスは再現されていないのです。もちろん地球誕生から46億年の歴史の中でも「2度目の新たな生命体」は生まれていないということになっています。
0+0=0
「無」から生命は生まれないということでしょう。もちろん無機物からアミノ酸などの有機物を生成出来ても「0」には変わりありません。なので、
0+0=1
にはいつまで経ってもならないような気がします。だから生命誕生の瞬間って
0+1=1
こうだったのではないのでしょうか?すなわち「1」が地球に落っこちてきたというのが算数的に自然な気がします。
でも、こればかりは壮大すぎて僕たちが生きている間に答えを見つけられないんですかねぇ…
最近、多くのロケットを打ち上げたり「はやぶさ」が地球にサンプルを持ち帰ったりしていますが、きっと生命の起源への思いを宇宙に馳せているんでしょうね。日本ではJAXAがパンスペルミア説を検証する宇宙生物学の実験「たんぽぽ計画」を、国際宇宙ステーション(ISS)で行っており、宇宙空間でも微生物が生存出来ると報告しています。
ところで以前、「海獣の子供」という生命の起源に触れるアニメがあったのですが、その中で謎の老婆「デデ」の言葉にこんなものがあります。
「海のある星は子宮。隕石は精子…」
宇宙から飛来した生命の源が地球の海に落ち、そこから新しい生命が誕生する。まさにパンスペルミア説が今のトレンドである事を裏付けるような言葉ですね。
そういえば、さっきから生命の起源は宇宙にありそうだという話を書きましたが、そもそも生命とは何でしょうね。
なんと、こんな簡単に出来ているんですね。そうするとロボットなんかも生物として捉えることが出来るのかもしれません。ちゃんと外界と区切られているし、お掃除ロボット「ルンバ」のように充電が無くなってきたら勝手にコンセントのところまで行って充電を始めるので代謝も心配なし。
そして、「自己複製」ってたぶん一番得意な分野のような気がします。僕たち動物は「セントラルドグマ」の概念に基づいて遺伝情報を伝達していますが、ロボットの場合はネットワークを通じて簡単に且つ、正確に大量のコピーを作ることが出来ます。しかも、人間には出来ない脳の複製が最も得意な気がしています…。前のモデルのロボットが学習したデータを全部引き継いでいけるんですから、到底人類には追いつけないスピードで進化していける気がします。
きっと、近い将来ロボットたちも生物という枠組みに入っているような気がします。それがもしかしたら地球史上2度目の生命体の誕生になっているのかもしれません。
あっ、そういえば実は人類が2度目の生命体だったりして…
6600年前の白亜紀末期に落ちた巨大隕石に人類の起源が含まれていて、それがもしかしたら2度目の生命体の誕生だったのかもしれませんね。だって人間だけが飛躍的に進化したって考えるよりも自然な気がします…
でもこんなことを考えていると、ありがたいよなあってつくづく思います。だってどんなに毎日が寂しくて、辛くて、つまらないって言ったって人間に生まれて来たんだから幸せだよなぁって。だからこのありがたみをしっかりと噛み締めて生きなきゃって思ったりもしています。
きっと3回目の生命の起源は始まっている。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。