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中国経済大丈夫か?デフレの始まりは・・・

最近中国が元気ないですねぇ、、、

7月のいろいろなところの実績が出てきたので整理しました。

不動産開発大手の売上総額 34.1%減
輸出(ドル建て)  14.5%減
輸入 12.4%減
消費者物価指数(CPI)  0.3%下落
生産者物価指数(PPI)  4.4%下落
※いずれも2023年7月実績の前年同月比

中国国家統計局他より

これ以外にも新規人民元建て銀行融資は前月比89%減と脅威的な減少幅なんです。

さらに4-6月の青年失業率は21.3%、また昨年末からは人口減少が始まっています。

恐らくこのままでは実質GDP成長率4.5%には届かないでしょう。

先日は不動産開発の恒大の債務超過問題がありましたが、業界最大手の碧桂園により利払い停止など不動産の厳しさが浮き彫りとなっています。

ちなみに日本のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)もこちらの2社には投資しています、、、恐ろしい。たぶん合わせて100億円くらいでしょうか。

とは言っても直近の4-6月の運用が18兆9834億円の黒字でしたので、今回は素晴らしい結果でした(と言ってもサイコロ振ってるようなものなので良い時も悪い時もあります)。

これどう見てもデフレですね、特に最近何ヶ月間かのCPIが1%を下回っているので、日本っぽい感じのデフレです(笑)。たぶん今日の話の1番のポイント、結構中国困っていると思います。

うーん、最近アメリカの調子が良いので、しばらく中国はお休みモードですかね。

でも「対岸の火事」ってわけに行かないですよね当然。

日本の輸出もとうとう減少しました。7月は前年比0.3%減です、29ヶ月ぶりですねえ。これの1番の要因は中国向けの自動車の減少です。

韓国なんかも中国の不動産市場にかなり引っ張られていますので今回の恒大問題でGDP成長率に0.3%くらいの影響あると言われています。


というわけで暫くはアメリカ1強の時代になりそうです。そして中国は当分休憩、でも日本はそれでも熟睡中って感じですかね。

しかしタダでは転ばないのが中国です。3期目に突入してしまった習近平さんの正念場だと思います。

だいたい国も会社もトップが長いと上手く行かないんだよなあ(笑)


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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