見出し画像

「SDGs」が流行っているのは日本だけ。とりあえずあのバッジは大きすぎる気がする。

どこの会社の中でも「SDGs」ってやつが流行ってますねえ。いつもカラフルで会社の中が華やかになっていいです。

偉い人たちは胸に大きなバッチをつけて、颯爽と社員の前に現れます。

会社も、「誰ひとり取り残さない(No one will be left behind)」だったらいいんだけどなあ。

すでに窓際の僕は取り残されてしまっています(笑)

ところで、この「SDGs」(これsが小さくて入力しずらいんです、、笑)なんですが、世界で見ても日本だけが流行っているようです。

Googleの検索数では日本が世界一ということです。特に「SDGs」と関連されて検索されるのが「SDGsバッジ」「SDGs経営」「SDGs 未来都市」といったキーワードとのこと。たぶんこれ検索してるのは、お偉い方、会社、自治体ってことですかね。

なんかこの「SDGs」ってキーワードは怪しいですね。たぶん広告会社が頑張り過ぎちゃった気がします。

しかし、「SDGs」 の掲げる17の目標と169のターゲットって欲張っても絶対覚えられません。もう少し絞ってもらえると僕にも覚えられそうなんですが、、、「目標は3つまでにしなさい」って習わなかったのかなあ(笑)

なんでこんなに難解なものになってしまったのかわかりませんが、この話の元となっているのは、1972年に発表されたローマクラブの報告書「成長の限界」でした。

「人は幾何学級数的に増加するが、食料は算術級数的にしか増加しない」、この報告書にある有名な言葉です。

今から比べればスマホの1/10000くらいのスピードのコンピューターで行ったシミュレーションなので、信頼性はなんとも言えませんが、いわんとしていることは、こんなことです。

人が増え続けた時、地球の食糧供給、資源、そして汚染が変化していく。その時、地球は持続するのか、それとも崩壊するのか、という問いに対する結論を導き出しました。これが「WOLRD3モデル」というものです。

そして、その結果は「人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」ということでした。

ということは、2072年まで生きられないじゃないかぁ、、、って何歳?(笑)

でも、そもそも日本の人口減ってるよね?

一応、世界の人口も2065年をピークに減り始めるらしいですが、、、

なんかそう考えると実は、この問題と一番遠い日本が1番頑張っている理由がどこにあるんだろうって思う。しかもあんなに大きなバッチまでつけて、、、

「SDGs」ってある種の終末論なんでしょうね。世界の終わりなのか、希望の源泉なのかよくわからないところにエネルギーのベクトルの二面性を持たせて、いろんな人たちを巻き込む。

そして今日も「SDGsバッジ」をつけたお偉い方達は地球の持続性をうったえるのであった(笑)


そして、人類の滅亡までの時間を示す「世界終末時計」は、1947年に残り7分でスタート以来着々と残り時間を減らし続け、2017年にはそれまで「分」単位で刻まれていた時計が、「秒」単位となった(笑)。

さらに去年から今年にかけて「10秒」の針が進み、残り90秒。ちょうど僕がいつも行く駅の立ち食いそばの茹で上がる時間と同じじゃ無いか。

地球が滅びるのが先か、それともちゃんと蕎麦が茹で上がるのか?重要な問題だ(笑)


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?