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真面目なとこが大嫌い!

真面目だけが取り柄です!

子どもの頃から、とにかく真面目一辺倒な僕でした。
分かりやすく言えば、先生から好かれるタイプの子供ですね。言われたことはしっかりやるし、反抗したりもしない。いわゆる、優等生タイプの子どもでした。
先生から好かれるタイプの子どもは、学年が上がっていくにつれて、周りから嫌われていく傾向にありませんか?特に同性から嫌われていたような気がします。僕の場合はそうでした。僕が先生に賛成した時の発言をからかうような口調で真似してみたり、何かにつけては「先生にえこひいきされてる」と言われたりしました。
今になって思うのですが、この「先生にえこひいきされている」というのは、僕に責任があるのでしょうか?もし、僕が先生に掛け合って「僕をえこひいきしてくださいよ~」なんて言っていたら、僕は同級生から非難されても仕方ないと思います。
が、「が、」ですよ。僕は先生に「えこひいきしてください」なんて言ったこともなければ、そう思ったこともないんですよね。それなのに、同級生から「先生にえこひいきされてる」と非難されるのは納得いかない!同級生に物申したい気持ちです。
と、暴走はここまでにしておきましょう。
とにかく、僕は子ども時代から20代後半まで、真面目に真面目に、道を踏み外さないように生きてきたと言っても過言ではありません。
先輩後輩関係なく、誰に対しても、敬語を使いますし(これは未だに直りませんが)、初対面の女性に対しては軽い口調で話しかけたりもしません(あれ、これも未だ直ってない)。
どうでしょうか、皆さん。こんな男が目の前にいたらどう思いますか?僕は確実にこう思います。
「面白くないやつだなぁ・・・」
ちょっと言い過ぎでしょうか?いや、でも、きっとこう思う人が多いのではないでしょうか。何せ本人がそう思うくらいですから。
真面目なことは良いことですが、生真面目となると困りものです。真面目にも限度があるぞ!と最近は思います。

遅すぎるぜ、オープンマインド

そんな僕が「オープンマインド」という言葉を知ったのが、30代前半の頃でした。
あるベンチャー企業を退職する際に、総務の方から「若年者就職支援事業があるから、そこを受けてみないか」と言われたことがきっかけです。
遅いですね、オープンマインドを知るのが。30代前半で初めて知ったオープンマインド、この言葉が僕を救ってくれることになるのです。
「相手のことを知りたければ、まずは自分の心を開いてさらけ出しなさい。そうすれば、相手もあなたに心を開いて接してくれますよ」
ビジネスマナーを担当してくれた、ちょっと口調が強めで、気も強そうな講師が教えてくれた言葉です。他人に対しても興味を持ち、積極的に受け入れればその人と良い関係が築けるとも教えてもらえました。そこから僕のオープンマインドな人生は、ゆっくりと動き出していくのです。
ちなみに、昨日登場した女友達もこの支援事業の場にいて、一緒に就職を目指して頑張っていました。縁とは不思議なものだなと、今更ながらに思います。
初めのうちは、うっすらと開いたオープンマインドでした。そこから、支援事業ど行われたレクリエーションや就職活動の中で、1/8のオープンマインドになります。友達との飲み会など、仲間との絆を通じて1/4のオープンマインド、内定をいただくまでのインターンシップで1/2のオープンマインドと、約半年の間でほぼオープンマインド人間へと変貌していったのです。
ちなみに、このオープンマインドな僕は、支援事業で一緒だった同僚男性と一緒にデートスポットで有名なオシャレなバーに行き、キャッキャ、キャッキャはしゃぐという行動までできるようになっていました。ビバ!オープンマインド!
そんなことはさておき、オープンマインドを覚えた僕は、結構アクティブになることができたのです。

まとめ

オープンマインドな僕も、さすがにブラックな企業さんに潰されそうになった時は、クローズマインドになってしまっていたことは既に書かせていただきました。
では、今はどうなのか・・・。
実のところ、女性に対してだけは1/2オープンマインドです。どう接して良いかが分からないのです。初対面の女性の前では挙動不審なので、どうぞ優しい目で見守ってあげてください。
ですが、今の僕が違うのは何事も楽しむようになったこと。プロレスもそうですし、芸術などにも興味を持ちましたし、演劇も楽しむようになりました。そして何よりも、40歳を手前にしてアイドルにハマってしまうという、若かりし頃の僕が知ったら卒倒しそうなくらいに人生を楽しんでいます。ありがとう、推しのいる生活。
いつかは、そのことも書けると良いかなとは思っていますが、たった一つの懸念があります。そう、この事態はきっと婚期が遅れる!ああ、僕の再婚はいつになることやら・・・。

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