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令和阿房列車論番外編(3)~道東1泊2日の旅 前編

はじめに

a-ki阿房列車です。

コロナ禍に入っていた2020年の秋の話ですが、1泊2日で道東の果てまで行ってきました。

この頃『Go Toトラベル』で旅行に行く人が多かったことと、最高半額で旅行が出来るという誘惑にかられて、かつて子供の頃住んでいた道東に行こう!と思い立ち、2020年11月下旬に行ってきました。

いつもと違って長文ですが読んで頂けると幸いです。

道東の果てまで

11月下旬のある日、京急沿線の自宅最寄り駅から羽田空港に向かい、AIRDOで釧路空港に向かいました。

機内はコロナ禍にもかかわらず結構乗っていました。

釧路空港から空港連絡の阿寒バスに乗って釧路駅まで乗車しました。写真はその時のバスです。

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釧路駅から乗車する列車まで約1時間あったので、『Go Toトラベル』で利用出来るJRのお得なきっぷを購入し、少し駅前を散策しました。

お得なきっぷとは、JR北海道の普通列車を一日中乗れてわずか2,000円というものです。

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釧路駅は結構大きな建物ですが、周辺は寂しい印象でした。大きな建物はあるのですが百貨店はなく、ある意味間が抜けた感じでした。

11時になって列車の改札が始まり、根室行き快速『ノサップ』に乗車します。

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快速『ノサップ』は単行のディーゼルカーです。

乗車している人数は10数名でしたが、途中の厚岸までに半数ほど下車して半分ぐらいになりました。

2時間ほど揺られて根室駅に着きました。

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JR根室駅の近くに根室交通のバスターミナルがあり、そこから市内線ならびに納沙布岬に行くバスが出ています。

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写真は逆光で見づらいですが、見た感じは普通の路線バスです。

バスターミナルを出発したバスはゆっくりと納沙布岬に向かうのですが、10人も乗っていませんでした。

ちょっと昔話

ここで昔話になりますが、昔(昭和50年代)は釧路~根室を走る列車は10往復以上あって今はなき急行列車も3往復はありました。うち片道1本は函館まで直通する急行列車もありました。列車も現在の単行ではなく2~3両の編成が中心でした。

根室駅前から出発する納沙布岬行きのバスも大半の列車に接続し、8往復ぐらいはあったと記憶します。当時は観光客で乗客も多かったです。

根室市の人口も当時(昭和50年代)4万人以上はいました。市の中心的な産業である漁業も最も盛んな頃でした。今の人口は約半分ぐらいでしょうか。

納沙布岬

バスは納沙布岬に着きましたが、終点の納沙布岬まで乗車したのは私を含めてわずか4人でした。

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バス停は寂しいポールが立つだけです。

折り返しの出発まで約1時間あるので岬周辺を散策してきました。

11月下旬のオフシーズンということもあってあまり観光客もいませんでした。

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岬の奥に見える灯台です。

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「返せ北方領土」が刻み込まれています。

そうこう散策しているうちにバスの時間です。

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折り返しのバスで根室駅前に戻ってきましたが、市街地で数人乗車した以外はほぼ空気輸送でした。

釧路に戻って

根室駅からは各駅停車で釧路に向かいます。

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陽も短い時期なので、16時過ぎにもかかわらず暗くなり始めていました。

途中、鹿が出没したのかわかりませんが何回か急停車があったものの、ほぼ定刻に釧路駅に着きました。

釧路駅前のビジネスホテルにチェックインして、夕食目当てに散策しました。

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その時に撮影した夜の幣舞橋です。綺麗です。

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夕食の定食の前に頼んだ焼酎とつまみの明太子です。

なんか焼酎と明太子では福岡みたいですが(笑)


かなりの長文になりましたので続きは後日にします。

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