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雪が好きになったのは、息子のジングルが聴こえたから。

子どもに気付かされることって、本当に多い。

なんだろう。
子どもって本当にすごい。
つくづくそう感じる、ここ最近。




「雪」が降ると、少しイヤな気持ちになる。
「雨」よりはマシだけど、
「きれいだなぁ」と感動する瞬間もあるんだけど。

やっぱりちょっとイヤだ。



「明日、路面が凍っていたら厄介だな」
「いつもより早く家を出ないと、仕事に遅刻するな」
「仕事で高速道路を使う日、雪で通行止めになってないかな」


そんな心配ばかりが、頭をよぎる。



とある日



仕事が休みの日、
朝起きると雪が積もっていた。

仕事が休みの日にも関わらず、
「週明け、路面が凍っていたら、、、」
と頭の中で出社時のシュミレーションをしている自分。



「雪が溶ける前に、雪遊びしてきたら?」


そう子供たちに言葉を投げかける
妻の声で「ハッ」とした。


また、仕事の事考えてた。
今日は休みだってのに。。。







「よし、外いこか!!!」



子どもたちを連れて外へ出た。

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車の上に5センチほど積もる雪。
雪を丸めては、僕にぶつけてくる子供たち。

早朝、マンションの駐車場に響く子供たちの笑い声。

雪景色の中、コンクリートに反響する
澄んだその声は、癒しそのものだった。

今日ってクリスマス?
って勘違いしてしまうくらい。
子どもたちの声が、ジングルのように聞こえた。

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しばらく雪投げを楽しんだ後は、近所のお散歩に。

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いつもと違う雪景色、足に伝わる雪を踏む感覚。
ただ歩いているだけなのに、やはり特別で楽しかった。



それから、近所にある遊具で遊ぶことに。

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滑り台に、そっこうで登り始める二人。

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寒そう、だけど、めちゃくちゃ楽しそう。
2人とも大はしゃぎで、喜んで遊んでくれて良かった。




子どもたちと一緒に遊んでいる内に、
すっかり仕事のことなんて忘れていた自分がいた。


子どもを「遊ばせる」「遊んであげている」

のではなく、

「一緒に遊んでいる」

それを強く感じた。

これは、僕がいつも大事にしている感覚ではあるが、
多分、最近この感覚を忘れていた。



仕事が大変なのは、分かるけどさ、
家族を犠牲にして仕事を頑張るなら、
それ、意味ないだろ。良くないよ。


って自分自身に、伝えた。






「なんで、パパ怒ってるの?」

全然怒っていない時にそう言われた。

「怒ってないけど、、、なんでそう思うの?」

と聞くと、

眉間を指差して、

「だって、ここが。」


ずっと眉間にしわを寄せていたんだ。
そう気付いた。






キレイな「雪」と
子どもたちの「声」と。

そんなモノに囲まれ、
まるで聖なるクリスマスのような一日を過ごしたこの日。
子どもたちに、助けられたよ。

こどもって、すごい。
核心にスッと触れてくる。
ありがとう。本当に。





この週末も「雪」が降るといいな。


つい数日前まで、「雪」が少しイヤだった僕が、
今ではそう思うようになった。


子供


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