上司を味方につける方法
私は現在入社して5年目になります。
まだまだ人から教わることも多いですが、
今年度は新人の教育担当も担いました。
教える側、教わる側を同時に経験した1年から、
気付いたことをまとめていきたいと思います。
今回は人材育成からの気づき#1です。
上司、部下とのコミュニケーションに課題がある方や、
これから社会人になる方にも是非読んでいただきたい内容です。
♦同じチームに敵がいる?
仕事をしていると、
同じチームの上司なのに、なんでこんなに反論してくるの?
みたいな人と出会うことがあります。
さらに気づいたことがあります。
この人はAさんに対してはめっちゃ反論するけど、
Bさんに対してはあまり反論しないな。
という人が多いです。
はじめは
生理的にAさんのことが嫌いなのか
とか
Bさんが優秀だから
とかいろいろ考えていましたが、
そうじゃないのではないかと最近思い始めました。
なぜなら私は幸いBさんの立場になることが多いのですが、
決して他の人と比べて抜きんでて優秀ではないからです。
そして
コミュニケーションの方法を見直せば、みんなBさんになるのでは!!
と気づきました。
私の気づきを簡単にまとめていきます。
♦上司の仕事を理解する
何か上司に報告するシチュエーションを想像してみてください。
そのときの上司の反応はどんなものがあるでしょうか。
①ほめる
②批評する
③サポートする
ざっくり書くと、この3つに分類できるではないかと思います。
①ばかりだと楽でいいのですが、実際はそんなケースはなかなかないと思います。
すべて肯定できるような内容ならわざわざ報告する必要もありませんからね。
①は上司が仕事をしていないのとほぼ同義です。
ポイントは如何に②ではなく、③に意識を持っていけるかだと私は考えます。
♦上司の活躍ポイントを作る
もう少し詳しく説明していきます。
上司も給料をもらって働いているので、
なにかしらの仕事をしなければいけません。
そんなときに部下が理路整然とした報告をしてきたとします。
心の奥では
そのままで問題ないよ
と思っていても、そんなことばかり言っていては上司の存在意義がなくなってしまいます。
そのため、
粗探しをし始めるのです。
その結果、②の部下を批評することが上司の仕事になっていくのです。
ではどうやったら③の部下をサポートするという方に意識を持っていけるのでしょうか。
それは、
敢えて不完全な場所を準備しておくことです。
そしてそれを素直に上司へ相談しましょう。
例えば
対策案Xを講じようと思っているんですけど、
他部署の○○さんにどうやって説明しようか迷っているんですよね。
とか
提案Yを考えているんですけど、
過去に同じような事例があるのか調べ切れていないんですよ。
とかです。
そのように部下から相談を持ってこられると、
粗探しをし始めるのではなく、
③の部下をサポートするという方に意識を誘導できるのです。
上司がサポートできることを準備しておくことで、
上司の活躍ポイントを提供するのです。
♦さいごに
人材育成の担当に任命されたときに、
期待値として
目上の人とのコミュニケーションのうまいやり方を教えてほしい
と伝えられました。
しかし当時の私は、
特別何かを意識してやっていたわけではなかったので
how toを言語化できませんでした。
今年1年間人材育成をやってみて、
こういうことではないかという結論に至ったので、
noteにまとめてみました。
少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです!
さいごまで読んでくださった方ありがとうございました!
感謝
画像はみんなのフォトギャラリーから”出雲千代”さんの1枚。
最近noteでよく見かけておしゃれな画像だなと思っていたので!
ありがとうございます!
この記事が参加している募集
記事を気に入っていただけましたら、よければサポートお願いします。いただいたサポートはnoteで発信している 1.書籍代 2.学習コンテンツ代に使わさせていただきます。