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堂々と「他人軸」でのわたしをつくる #わたしのcotree習慣

突然ですが、わたしの朝のルーティンをご紹介します。
まず、起きて身の回りを整え お仕事用の机に向かいます。スマホを開いて1番に開くのは“頭痛ーる”というアプリ。 

「今日は、気圧大丈夫なのかな」を思うことから、わたしのお仕事時間は始まります。その後は天気・地震情報などを見て すきな人やその人たちの大事な場所に何もないことを確かめてから、パソコンにパスワードを打ち込みます。
そのあとSNSを見たり お仕事のチャットを確認したりして、その後に1人で進めるお仕事をはじめています。

「人がすき」は武器だけど

わたしは今、人がすきです。

数年前のわたしに見せたらびっくりする、というか同一人物か疑わしいくらいには人がすきになり、伝えられるようになりました。

お仕事や、勉強しているオンラインのサロン内でも、「すてきだね!」といっていただけることが多いです。うれしい。

また、人のことを「すきだよ~!」といえるようになったころ、「最近いい感じだね!」と大学の先輩にほめてもらえたことがあって 「人がすき」なのは自分のいいところなんだ、強みなんだ!と信じています。疑う余地など一片もありません。

ただ、最近問題だなあと感じることがあります。「すきすぎる」んです。すきすぎてお仕事でかかわらせていただいている方や友だちの言葉や行動に引っ張られすぎてしまうということがたびたび起こっています。

例えばお仕事関連のかたのインスタのストーリーでしんどそうな発信があったり、つらそうな様子があったりということがあるともう大変。「わたしにできることは……!」とあわあわするくらいならいいのですが、何があったんだろう大丈夫かな、と心配になりすぎて自分のお仕事が疎かになりかけたり、極限までいくと「○○さんが辛そう……」と自分が泣きだす始末です。

お仕事でかかわらせていただいている場所のひとつで、だいすきなあまりに「その人が辛そうなこと」にひどく動揺してしまったことがあります。

自分の生活がままならなくなり「人がすきすぎることを『いいところ!』というだけにしていたら、いろんなところに影響が出てしまう気がする……」と危機感をもちました。

自力では難しいなあと思ったので、専門家のかたの力を借りることに。

その週の空いている曜日にカウンセラーさんの枠を予約させていただいて、「どう話そうかな」と考えているだけで勝手に解決した気になりはじめます。

「あなたのすきなものは何ですか?」

「はじめまして」をしたあと、お話をひととおり聞いていただき、カウンセラーさんからこんな言葉をいただきました。

「あなたの関わっているお仕事や周りのかたが素敵なのがすごく伝わります。では、あなたはお仕事でどんなことをしているんですか?」「あなたは何がすきですか?

そうだなあ、と思い返してみると、特に思い当たることがないことに気がつきました。「どんなことでもいいですよ」というカウンセラーさんのお言葉を受けて、自分の口を突いて出てきたのは「すきな人のお手伝いをしたり、お仕事がもっとやりやすくなる・スムーズになるようなお仕事をしています」「すきな人が楽しそうなのがすきなのかもしれない」ということ。

「わたしがすきなもの」ってなんだろう

わたしは、文章を読むのがすきです。今までの部活で関わってきたようなスポーツや演劇、音楽もすきだし、人と話すのもすきです。

でも、それらは全部「すきだけど、なにものにも代えがたい」と言えるようなものではありません。特別時間をかけてやっているわけでもない。だから趣味程度にはすきでも、自信をもって「わたしは!これがすきです!」と言えるようなものはないな、というのが正直なところです。

「それでは、文音さんの夢は何ですか?将来どんなことがしたいなあとか、今のお仕事をするようになったきっかけとか、大学院のこととか」と言っていただいてようやく、「わたしは」と話し始めました。


そこまでどんなことを聞いていただいていても言葉に詰まってしまい、謝り通しでした。でも、この話は不思議とすらすら話すことができました。

「すきな人たちが笑って暮らせること」が自分の将来の夢だということ。(他の理由もあるけど、)すきなコミュニティの憧れのかたともっと話してみたくて お仕事に参加させてもらうようになったこと。教育の道に進む友人が、少しでも情熱を絶やさずに夢を追えるような職場環境を研究したいこと。

気がついていなかったクセ

そうやってお話をしていると「これ、けっきょく自分自身の話はできてない……?」ということに気がつきました。それをお伝えすると、「気にしないでいいですよ」と言っていただきました。
また、「スポーツがすきだ」という話をするときに「この体型でいってもアレなんですが……」と挟んでカウンセラーさんに「そんなこと思いませんよ~」と笑われてしまいます。

わたしどうやら、前置きが多いようです。あまり自覚していませんでしたが、話し始めるときに「○○かもしれない」「△△と思わせてしまうかも」など保険をかけて話している、と教えていただきました。


軸が他人である、でもいいからさ

「自分軸」「他人軸」という言葉があります。しばしばよくないこととして語られる「他人軸」ですが、カウンセラーさんから「『他人軸』を主体的に選ぶことも、悪くないと思う」と言っていただきました。

「周りの人のことを気にしないようにしなきゃ」と思いこんだり「周りの人のことがすき」という気持ちを否定したりするのではなく、周りの人の力になりたいと思ったときのために「力になれるキャパを知る」ことから始めてはどうか、とアドバイスをいただきました。

また、自分の気持ちや考えていることを「わたしは」といえるようにできるとすてきですよ と言ってくださりました。言い方については、すきな人の言い方を真似してみるのがあっているかも、と言っていただきました。
お仕事でご一緒させていただいている、すてきなみなさんの発信やチャットを見ながら、少しずつ、マネしていこうと思います。

他人軸のままでもいい、人のことがすきなわたしのままでいい、そのままでわたしの気持ちも「わたしは」といえるようになりたいです。

なんならもっと大好きになってもいい。やっぱりわたしは、人がすきです。


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このnoteは、「わたしのcotree習慣」という企画によせたものです。
電車にのらなくても、天気を気にせずともおうちで気軽にカウンセリングが受けられます。詳細は以下のリンクから。


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