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【保存方法】じゃがいも・長いもの保存について

はじめに

「じゃがいも、たくさんあっても困る…」と言う方へ。

大丈夫です。ちゃんと保存しておけば家庭でも日持ちもするし、色んな料理に手軽に使うことができます。今回はじゃがいも・長いもの長持ちする保存の仕方について、ご紹介します。

届いたじゃがいも・長いもの保存方法

ダンボール箱で届いた「じゃがいも」「長いも」は、しっかり保存すれば家庭でも2~3ヶ月ほどは持ちます。実際どのくらい日持ちするのかは、保存環境と元々のじゃがいも品質によるところが大きいのが本当のところです。
暖かい環境では保存期間が短くなってしまうので、特に気をつけてくださいね。(もちろん寒すぎて凍らせてしまうのもダメです)

理想的な保存環境は「温度が涼しく一定」「風通しの良い」「光の当たらない」環境です。定温倉庫や古い家屋にあったような地下のムロのような環境なのですが…もうちょっと今のご家庭で現実的な保存方法をご紹介したいと思います。

簡単な調理方法について知りたい方は、こちらの記事にまとめてありますのでぜひ参考にしてみてください。

●じゃがいもの常温・冷蔵保存

じゃがいもは特に、箱を密閉して新聞紙などをかぶせ、光が当たらないように保存します。リンゴと一緒に保存しておくと、リンゴが熟成する際に発するエチレンガスの効果により、じゃがいもの芽が出にくくなるとか。
(ただし他の野菜の熟成は早まってしまうようなので、じゃがいも単体で箱に入れるか、ポリ袋に入れて他の野菜と分けるなどの注意が必要です

また、夏場などで温度が心配な場合は冷蔵庫の野菜室に入れておくと日持ちが良くなります。野菜ストッカーを使うのも◎。個人的には、買い物袋に新聞紙に包んで入れているだけで充分効果的で実践しています。


【Point! こんなじゃがいもは大丈夫?】
(1)すぐに芽が出てしまうようなら、保存する温度が高いので、芽をとって涼しい場所へ避難させましょう。芽は取り除けば大丈夫ですが、万が一芽を食べてしまうと食中毒になる可能性があるので、しっかり深く芽の出ている窪みを取り除いて調理してください。
(2)表面が緑色に変色してしまったものは、長く光が当たっていた証拠。こちらも毒性があり苦味も強いので、変色している部分は取り除いてください。



●長
いもの常温・冷蔵保存

長いもは切る前なら、一本ずつ新聞紙で包んでおくと日持ちが良くなります。乾燥させないようにするのが大事です。また、カットしたら切り口はキッチンペーパーなどで覆って輪ゴムで止め、冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。切り口にお酢やレモン汁を数的塗っておくと、切り口の変色防止にも効果アリ。次に使う際は、断面の硬くなっている部分を薄く切ってから使用します。


【Point! こんな長いもは大丈夫?】
(1)カットした断面やすりおろした長いもが赤黒く変色してしまうのは、長いもに含まれるポリフェノール成分が酸化してしまうのが原因。多少の変色は問題ありません。
(2)あまりに変色していたり、匂いや食感(擦る前からドロドロ)など違和感があるようなら、腐ってしまっている可能性があるので食べるのをやめましょう!


●長いもは小分けにして冷凍保存!

長いもを調理のたびに少しずつ使うのは、キッチンがぬるぬるになってしまって大変かなと思います。またカットした長いもは上記のように冷蔵庫に保存すれば良いとはいえ、やはり保存性は落ちてしまいます。

長いもは冷凍保存が効くので、皮をむいてカットしたりすりおろした後に1回に使う分ずつ袋分けして冷凍保存しておくと、とても便利に食べることができます。

実際に冷凍保存する際のやり方は、

・すり下ろしたとろろはジップロックに平らになるように入れて半分冷凍させたのち、スジをつけて再度冷凍する(チョコレートみたいにパキッと割って使えます)

・千切り、短冊切り、輪切りなど好みの切り方に切っておき、ジップロックに入れて冷凍しておく(冷凍するとくっつくので小分けにするなど)


実際に僕が良くやる方法は、すりおろしたものを100均で買った製氷皿で凍らせておく方法。
うどん、そばを茹でるときにポンっと1、2かけらほど入れてやれば、簡単に使えます。味噌汁、煮物、カレーなどに入れても良いアクセントに。とろろご飯などそのまま使う場合は、冷蔵庫に移しておいて解凍して使います。

おわりに

今回は、じゃがいも・長いものご家庭での長持ちする保存方法についてご紹介しました。このように保存方法を工夫するだけで、鮮度をしっかり保ちつつ長く美味しく食べられるので、ぜひお試しください。

次回は「じゃがいもの手軽で美味しい調理の仕方」をまとめていきます!

参考


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