【鏡石移住体験】就農体験_8月第1弾〜きくらげの栽培方法とは?〜
皆さまこんにちは!
先日鏡石の居酒屋に行った際、就農体験でお世話になったワタナベフルーツファームさまの桃を食べる機会がありました。
実は桃は苦手で全く食べることができなかったのですが、渡辺さまの桃は一切れ食べることができました!
以前桃を食べた時は柔らかめの食感が苦手だったのですが、固めだったのが合っていたのかもしれません!
町のお店で地元の食材を食べることができると、嬉しさを感じます!
さて、今回の就農体験は佐久間産業さまにお世話になりました。
就農体験では、初の"きのこの生産者"で、きくらげをメインで栽培されています。
きくらげがどのように栽培されているのか想像できるでしょうか?
私はしいたけと同じように、木に生えるのかな、とイメージしていました。
実際はどうだったのか…体験できた農作業とあわせて紹介します!
きくらげの栽培方法とは?
就農体験1日目、きくらげがどのように栽培されているのか知るところからスタートです。
まずは栽培施設を見学しました。
ハウスの中に入ると、強烈な「きのこの匂い」がします。
スーパーで普段買うきくらげだとあまり匂いを感じなかったので、ここまできのこの匂いがするのは意外に感じました。
湿度は高めに管理されていますが、温度は30度に満たないくらいなので涼しい中で作業ができました。
近づいて見てみると、きくらげが大きく育っていることがわかります。
10センチメートルを超える大きさのきくらげが密集しています。
普段よくスーパーで見るのは乾燥きくらげなので、生の状態だとこれだけ大きいのかと驚きました。
収穫作業
就農体験開始からわずか10分で、きくらげの新しい知識をたくさん得られました!
きくらげがどう栽培されているか知った後に、いよいよ農作業に着手。
最初は収穫作業に取り組みました。
やり方自体は至ってシンプルです。
ちなみに、きくらげは漢字で「木耳」と書きます。
写真のきくらげですが、人の耳の形にそっくりだと思いませんか?
カット作業
次にカット作業に入りました。
佐久間産業さまでは、お客様が食べやすいように、少し固い「石づき」と呼ばれる部分をはさみで切って出荷しています。
佐久間さま曰く「収穫よりも圧倒的にカットのほうが時間がかかって大変」だそうです。
確かに収穫が1時間半で約200kgだったのに対して、カット作業は1時間で約20kgの進み具合でした。
神経を使う作業を長時間続けるのは本当に大変です…
また、カット作業の後、今回は体験できなかったのですが、「洗濯機で洗濯する」工程があるとのことです。
「きくらげの洗濯」とは?どのようなものかとても気になります!
今後また佐久間産業のもので就農体験ができる機会があれば、絶対に体験してみたいです…!
以上が1日目の作業でした。
きくらげの出荷
2日目は佐久間さまに同行させていただき、鏡石町や周辺市町村への出荷・陳列作業を見学しました。
道の駅やスーパーなど10店舗ほど回って、どれくらい売れているかの状況を確かめながら、きくらげの陳列を行いました。
その一例をご紹介します。
鏡石町の隣、天栄村の「道の駅季の里天栄」では、お客様が手に取りやすい位置にきくらげの商品が陳列されています。
"お店のスタッフとの関係性づくりはとても大切。関係性を築けるとお客様が商品を手に取りやすい場所やどのようなお客様が購入しているかの動向を知ることができます。結果的に、長く販売を続けられることにつながる"ということを佐久間さまが話してくださいました。
農家さんは、農産物の生産・栽培をするだけでなく、販売や経営といった多角的な視点を持つ必要があるということを学びました。
改めて農家さんのすごさを思い知りました。
おわりに
道の駅季の里天栄に、佐久間産業さまも製造の一部にかかわっている、おすすめの珍しいソフトクリームがあったので紹介させてください!
ソフトクリームにネギって合うのかな…?
と思いながら食べましたが、衝撃を受けました。
コーンポタージュのような不思議な味がして、相性抜群なんです!
斬新なうえに美味しい最高の一品です!
そしてこのネギパウダーですが、ネギの乾燥や加工を佐久間産業さまにて行っているそうです。
最初に紹介したワタナベフルーツファームさまの桃もそうですが、鏡石周辺は地産地消の取り組みが想像以上に進んでいる地域ではないかと感じます。
「このお店でこの農家さんの食材を使ったメニューがあります」ということがわかるマップがあると面白そうだと思いました!
今回の就農体験は以上です。
次回もご期待ください!
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