【甘酸っぱい夏の果実】といえば…?
長い長い梅雨も明け、夏本番の暑さが続いていますが、夏バテになっていませんか?
今年は夏を迎えないまま、秋になってしまうのではないかと思うほど、雨が続いていましたね。
さて、【甘酸っぱい夏の果実】といえば、何でしょうか?
パイナップルやグレープフルーツなどが挙げられるのではないでしょうか。
今回は、香りも味も夏にぴったりの【パッションフルーツ】がテーマです。
1.パッションフルーツとは?
パッションフルーツの原産地は、ブラジルと言われており、つる性の多年草で、トケイソウの仲間です。
トケイソウとは、まるで時計の文字盤のように見える特徴のある花で、薄紫色と白のきれいな花です。
パッションフルーツは、マンゴーやドリアンと同じように、熟すと自然に落とす「自然落下」する特徴があります。
パッションフルーツは、さわやかな酸味とほのかな甘みを持ち、南国を感じさせる自然のアロマような香りを放ちます。
パッションフルーツは主に、皮の色が黒っぽいものと小豆色の2種類の品種があります。どちらもよく栽培されています。
オーストラリア・ブラジル・台湾など、熱帯・亜熱帯で栽培され、日本では、沖縄県・小笠原諸島・奄美大島・千葉県などで栽培されています。
2.完熟のサインは…?
市場で出回っているもののほとんどは完熟前(ツルツル)のため、しばらく置いて追熟(完熟するまで待つこと)させます。
パッションフルーツの場合、常温で1週間ほど置くと完熟します。
もっと早く追熟させるために、リンゴやバナナを近くに置く(もしくは、ビニール袋にいっしょに入れる)と良い。という話を聞いたことはありませんか?
その理由は、リンゴやバナナから発生する「エチレンガス」で追熟を促すことができるからです。
リンゴは品種によってエチレンの生成量に違いがあります。
「ふじ」や「シナノゴールド」は生成量が少なく、多いのは「つがる」「王林」「ジョナゴールド」多いです。
【パッションフルーツの完熟サイン】は、写真のように、
【皮が徐々にシワシワになり、香りが強くなったら。】
酸味がつよい方が好きな方は、皮がツルツルの時に食べてみてください。
切ってみると、ゼリー状の果肉と種。種もそのまま食べられます。
生食はもちろん、ジュースやゼリーにも使われます。
キウイフルーツを食べるように、スプーンを使うと食べやすいですね。
3.栄養価は?
パッションフルーツには、ビタミンAやビタミンB群、免疫力を高めるビタミンC、女性にうれしい葉酸、カリウムを豊富に含んでいます。
特に種からは、ビタミンやミネラルを多く摂取できます。
いかがでしたか?
パッションフルーツのことを少しでも知っていただけたでしょうか?
ここまでご高覧いただき、ありがとうございました!
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