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就活を始める前に読んでください

サムネイル?トプ画?とにかく、このnoteのトップについてる画像の猫みたいな言動しかできないような人になるのはやめません?

もう就活始めちゃった人にとって、このnoteは「ふりだしにもどる」マスです。劇薬です。それでもいいんですよって人は読んでください。

なぜ、あくせく就活するんですか?

ちゃんと理由を説明できますか?あなたが考えて導いた理由で、誰かを納得させることはできますか?その理由に、自分自身が納得していますか?

「周りがやってるからなんとなく」では理由にはなりません。

これから、私がどうやって他の選択肢を切り落としていったかを御説明します。その過程を見て、ご自分の納得できるものを組み合わせて、他人に説明できる理由を作ってください。

せっかく入った会社を辞めて、自分を探すために旅人になろうとしているあなた、ご自分はどこでもないすぐ近くにいるじゃないですか。何処かに行くことはしょせん現実逃避でしかないんですよ。

プロセスの解説

問をどんどん噛み砕いていきましょう。現在の問1は「なぜあなたは就活をするのか」です。

とりあえず、解1を「生きていくため」としましょう。問1は問2に進化します。「なぜ生きていくために就活するの?」と進化します。


働く≠お金をもらう

ということはおわかりでしょうか?年金と貯金で生活している高齢者の方々は働いていますか?家賃収入で生きているお金持ちの息子さんは?こう言うと怒られそうですが、専業主婦は?

なぜ君はヒモやニートになろうと考えないのです?

場合分けが「自分」と「身近な同級生」しかない人は上手く説明ができないと思います。そんな人は知っている生き方のバリエーションが少なすぎるんです。レストランに入って、メニューの1ページ目だけを見て注文を決めるのと同じことをあなたは人生の送り方でやろうとしてるんです。

どうせ選ぶなら何年後かの自分が見ても納得できるような選択をしませんか?


さて、例に出した彼らは他の人にお金を稼いでもらうか、国から養ってもらうかして衣食住を満たしています。


このように、お金をもらって生きていくには何通りかのやり方があります。選ぶ先を決めるとも言えますよね。

その中で企業に入り、人に仕え、仕事をしてお金をもらうことを選んだ理由はなぜなんですか?

納得いくまで考えてみてください。

何もないのに考えろという方が難しいので、僕が考えていたこと晒すわ。

ヒモになる

僕がガチで悩んだのが、「ヒモ」でした。働いたことがないので年金はもらえないし、親に寄生するのも嫌だし。家事ちゃんとやってこんな顔でも好きだと言ってくれるお金持ちの女の人はいらっしゃると思っていました。

バカでしょ?あの頃は若かったんよ。

あまりに真剣に考えすぎて、その当時の部活のコーチにも相談したくらいでした。コーチに教わったことで一番役に立ったのは練習のやり方とかじゃなくて「ヒモになることのデメリット」だと知られたらガチで怒りそうやな。

まあ、そんなことはいいんです。

コーチのありがたいお言葉によって、今はヒモにならずに済みました。あざます。

それは、「お金を他人に稼いでもらうと、真に経済的自由が確保できない」ということです。

お小遣いくれるかもしれない。でも、どこかにワンルームマンション借りてそこから暮らせるようになれるとも思えない。ちょっと嫌な言葉を使えば、ヒモとは「飼い殺し」ですよね。飼い殺しでもいいから生きていたい人もそれはそれでアリだと思います。

私見:もう飽きたかな。親に養ってもらうのに近いですからね。

自給自足

自給自足で生きていくには我々は日本の豊かな生活に慣れすぎています。ロビンソン・クルーソーを読むかinto the wildって映画見たうえで決めた方がいいと思います。

私見:一個しかない命というものを賭けるには自給自足はあまりにもリスキーです。

失業したフリする

「最強のふたり」の若い方の主人公のように、生活保護受給者になり、求職活動をするふりして生活保護で生きていくのも手ではあると思います。それで良心が痛まないなら、昼間からサラリーマン御用達のお蕎麦屋にスーツで行ってビール飲めるメンタルあるならアリなのかもしれません。市場価値という名の賞味期限もありますし、ずっと続けられる生き方ではないように見えます。

私見:僕は、自分が不真面目なのに、真面目な人たちを尻目に自分だけいい思いすると良心がちくちくするんですよ。だからこの道は捨てました。

起業しちゃおう

起業するのもアリです。以外と簡単に起業できます。女子高生だってできるんだもん。でも潰れるリスクはめちゃ高いけどね。ベンチャー企業が10年以内に潰れる確率は93%です。

私見:院卒とかで、特許取ってビジネスにできるレベルの技術があることと、すでに取引先があるなら僕はゴーサイン出します。僕はそうじゃないので、諦めました。

生活を切り売りしよう

作家・俳優などなんらかの芸事に従事するのも手ではあります。いきなり芥川賞取ったり、有名人の二世で仕事がある状態でもない限りは印税やギャラで暮らしていけません。何か別の仕事をするのは覚悟しないといけないよ。

私見:やってますが、二ヶ月で700円にしかなりません。自分の価値が低すぎます。無理です。

奥の手

顧客基盤と店舗を受け継いで老人向けビジネスをやるのはむしろ僕がやりたいくらいです。副業として。例えば町のおじいちゃん達の憩いの場になっている喫茶店。飲み物しか出さないようなお店の方が体が楽です。後継者選びに悩んでいる喫茶店を自力で探せることと、他人である人たちと信頼関係を築けるならこれもあり。

ここで思い出したのが「綾小路きみまろ」さんを特集した「金スマ」です。今でこそ中高年のアイドルと言われていますが、若い頃は得意の「中高年自虐」ネタが「我々にケンカを売っているのか」と不評だったそうです。ですが、自分が年齢を重ねていくにつれて「おお、我々の代弁をしてくれている」となったそうです。

この時のきみまろさんが30代だったかな?まだ20代の僕にとっては「年配の方を相手にするにはまだめっちゃ若い」ということです。

私見:今は年配の方達から信頼を得るにはあまりにも若すぎるのではないか?じっくり下準備する時間が欲しいです。


企業に入り、人の下で働く

メリット 足りないところを補ってくれる存在がいること、有給の存在、勤め先によっては銀行から借りられる額がすごいことになるなど。

自営業に有給ってないですよね?また、査定を職業問わずやってくれる銀行もあれば、そうでない銀行もある。

おっきな会社に行くと、借金できる力はでかくなるんです。返してくれる確率が高いから。お金借りて何か投資とかしたくなったときに借りる権利がありません、じゃあまりに悲しい。なので、大きな会社に居ようと思います。

デメリット 安泰ではない。公認会計士ぐるみで粉飾決算されてたら素人はまず気づけない。どんなに大きな会社でも急に潰れる可能性もある。

しかし、これらは僕にとってまるでデメリットにはならないんです。「運動会は雨になったら中止、別の日に行います」って企画されませんか?別にハイキングでもいいんです。

大事なのは「自分の力でどうにもならないことで計画の変更を余儀なくされる」出来事にあなたがどう対処するのか?ということです。

会社がつぶれたり、クビになったときのことも考えるのが「生きる」ことじゃないんですかね。

「ただ一度与えられた命はチャンスだから」

やれるだけのことをする。

surviveするために。

なぜ生き方の話になっているのか

「就活しよう」とあなたが考えたということは、ご両親の扶養を抜けたいと思っているんです。無意識のうちに。つまり、自分で自分のためにお金を稼ぐことをあなた自身が求めているんです。

これこそ、生きていくってことですよ。就活とは切っても切れない関係にあるものです。

大事なのは無意識に「生きていく手段」を「生きていく目的」にしてませんか?ということです。生きていく手段を「仕事」とします。生きていく目的は人によって色々あるでしょうから、明言は避けます。とりあえず「金曜17時30分から行きつけの焼き鳥屋で飲み始める」にします。

「生きる目的」がないと、あなたは人生の袋小路に陥ります。「半端な願望には標識も全部灰色だ」ってやつです(宇多田ヒカルの「COLORS」って曲聴いて!)。

目的があるとできるようになることが、「逆算」ですよね?これにタイムリミットをくっつけるともっとずっと生きやすくなると思います。

どう生きたいかまで考えて就活した方が後々後悔しづらいと思います。




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