自己分析の彼岸にあるもの
ハタチ過ぎて自分で自分史書いちゃうほど、おいたが過ぎることはない
自己分析ってね、独立開業できるならいらなくね?人の下で働くから必要なんだよ、それ。
自己分析することでわかること、見えて来る世界があります。
例えば、あなたはサバだとします。
あの、食べるサバです。栄養豊富で安価な魚のサバです。(私は塩焼き派ですが、最近ようやく味噌煮の美味しさに気づきました。野原しんのすけ君はサバの味噌煮にマヨネーズをかけるみたいっすね。)
自らを売り込むことでお金を手に入れようと考えたあなたは、
ケーキ屋に向かいますか?
車屋さんに行きますか?
サバが行くべきは、魚屋、缶詰工場、寿司屋など、
魚を取り扱う技術のあるお店ではないのですか?
この例え話では便宜上サバと仮定しましたが、
悲しいかな、人間は自己分析をしないと
自分がサバなのかどうかわからない、
ということをお伝えしたいのです。
いや別にサバじゃなくてもタイヤのホイールでもセラミックスでもいいんですよ。
問題なのは、貴方自身がご自身の適性をわからないまま、
「就活」というご自分を売り込む営みに加わってしまっていることです。
日本だけで会社は500万社からある、
という話をご存じという前提でお話しします。
四択問題、あるいは二択問題ですら迷うことのある人は、
500万択問題にいきなり正解を出せるでしょうか?
私は無理だと思いました。
なので、消去法を使うことにしました。
(多くの就活生が今もTwitterとか怪しいセミナーを待っている最中に口を揃えて
「自分の強みなんてわかんないよう」
と、言っています。
その、
何気なく発した言葉が
自分の思考を作って、
自分の思考が習慣を作って、
自分の習慣が人格を作って、
作りあげられた自分の人格が
自分の運命を創るんですよ?
一見関係なく見えますが、ちゃんと伏線回収します。)
その際に役に立ったのが、自己分析した結果、
〇〇業界には向かないな
ということでした。私の場合、銀行員の父親から
「お前銀行には向いてないよ」
という、説得力でしかないお言葉を頂き、
「てことはー、銀行と似た能力を求められる業界とか受けるだけ無駄じゃーん❤️すげーことわかっちゃった!ラッキー!
パパサンキュー👨❤️これがホントのパパ活だね❤️」
ってなった記憶があります。
私の場合ですのであくまで参考程度に留めてほしいのですが、
会社を選ぶ際、
「自分を雇うことで企業も自分も得をしないことが分かったら、その企業には書類も送らないし、説明会も行かない」
と、考えていました。
企業は公立の中学校や小学校と違い、利益を上げなくてはいけない集団です。
もし仮に雇っていただいたにも関わらず、
早々に辞めてしまっては、その会社の人たちは私を雇うためにかかったコスト、かけていただいた期待等をフイにする事になります。
自分の努力が足りないために、他の人にいらぬ手間や期待をかけさせるのは社会人として一番やってはいけないことと私は考えます。
色々言いましたが、
自己分析すると、過去の膨大な先輩達の蓄積により、向く仕事・業種がおぼろげに見えてきます。むろん、向かない仕事・業種も見えてきます。
自分が得意な事がわからないと、自分の言葉でどんどん自分を貶めて、自分の人生を自分でつまんないものにしてきた皆さんでも大丈夫。
合わない分野を知ることで、逆に合いそうな分野が顕在化してきます。
大事なのは親をはじめ、他人を納得させるのではなく、
未来の自分を納得させられる選択をするために、
今自分は何ができるか?
だと思います。
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