美容液は2種類以上使ってもOK？正しい順番と選び方で最大効果を
美容液は、シミやくすみ、シワ、毛穴などのお肌の悩みを集中ケアしてくれる、スキンケアでも欠かせないアイテム。心地よい肌を保つためにも重要ですが、美容液を2種類使用する場合には、それぞれの効果を最大限に引き出すための手順や選び方があります。この記事では、肌悩み別の美容液の選び方や、美容液を2本使いする場合の使用方法について詳しく解説します。
肌悩み別の美容液の選び方
年齢を重ねるとともに増えてくる肌の悩み。美容液は、そんなお悩みにアプローチする成分をたっぷり配合した集中ケアアイテムです。美容液を複数使いする場合も、まずはお悩み別の美容液の選び方のポイントをおさえてみましょう！
1.シミ・くすみ対策の美容液
シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑える成分が含まれた美容液を選びましょう。
ビタミンC誘導体: メラニンの生成を抑え、抗酸化作用もあるため肌のくすみを改善する効果が期待できます。
トラネキサム酸: メラニン生成を抑制し、シミ・そばかすを予防します。
アルブチン: メラニンの生成を抑える作用があり、シミの予防効果が期待できます。
2.乾燥対策の美容液
化粧水や乳液だけでなく保湿力の高い成分が含まれた美容液でさらにうるおった肌に。
ヒアルロン酸: 角質層の水分を保つ作用があり、肌をふっくらと保湿します。
セラミド: もともとヒトの角質層に存在するうるおい成分で、肌を乾燥から守ります。
グリセリン: 吸水性が高く、肌にうるおいを与えてくれる効果があります。
特に乾燥が気になる方は、乳液のようなこっくりしたテクスチャーのものを、ベタつきも気になる方はみずみずしいつけ心地の美容液がおすすめです。
3.毛穴対策の美容液
毛穴の開きが気になる方は、毛穴の詰まりを防ぎ、キュッと引き締めてくれる皮脂の分泌を抑制する成分が含まれた美容液が有効です。
ビタミンC・ビタミンC誘導体:過剰な皮脂分泌を抑え、毛穴の開きや黒ずみを予防する効果が期待できます。
レチノール: 皮膚のターンオーバーを促進し、キメの整った肌へと導きます。
2本以上の美容液の併用はOK? 使う順番とは？
年齢を重ねると肌の悩みがひとつにとどまらないことも。シワもくすみも気になるといった、複数の肌のお悩みがある場合は、美容液を2本使いする方もいると思います。
その場合は、使う順番や量にも注意してそれぞれの効果を最大限引き出しましょう。
ポイント1.使用順は「さらさら→こっくり」
美容液を2種類使用する場合は順番とタイミングが重要です。基本的に油分が多い美容液は水分を弾いてしまうので、水のように軽いテクスチャーから、乳液のような重いテクスチャーの順につけるのがポイントです。
ポイント2.使う量は規定通りで
美容液を2種類使う場合も、使用量は変えずに、製品ごとにおすすめされている使用量を守りましょう。2種類使うからと半分にしたり、反対にお悩みが気になるあまり大量に使っても、効果が引き出せなかったり、かえって肌に負担をかけてしまうことも。
ポイント3. 複数使いは2種類までがおすすめ
肌の角質層に浸透する量には限りがあるため、美容液は重ね付けすればするほど効果が出るわけではありません。そのため、3種類以上使用しても十分な効果が期待できない場合がりますので、厳選した2種類までにとどめておきましょう。
日中用・夜用で分けてもOK。美容液の上手な使い方とは
美容液は何種類も使うよりも、自分の肌の状態と悩みに合わせて適切なものを選び、正しい方法で使用することが大切です。複数の肌悩みがある場合は、自分の肌をしっかりと理解し、上手に美容液を選びましょう。
朝用と夜用で美容液を使いわける
3種類以上の美容液を使用したい場合は、朝夜どちらも使う1本と、朝用と夜用それぞれで1本ずつ美容液を使い分けてもOKです。例えばUVカット効果のあるブライトニング美容液を朝に、紫外線に弱いレチノール入りの美容液を夜だけ使うなど、成分によって使用タイミングが決められている美容液もあります。
睡眠、UVケア…美容液以外のケアも視野に
肌も臓器のひとつなので、美容液だけでなく生活習慣も影響します。睡眠時間や食生活はもちろん、紫外線はシミだけでなく肌の老化にも影響するため、日常的に日焼け止めを塗る習慣をつけるのも大切です。
複数の効果を持つ美容液を使う
美容液の中には、複数の肌悩みにアプローチする成分を詰め込んだアイテムもあります。スキンケアのステップが減るだけでなく、相乗効果の期待できる成分の組み合わせで処方されている美容液はさらに効率的なスキンケアに。
保湿もブライトニングも叶える美容液「白いオイル」
乾燥もくすみも気になるという方におすすめなのが、1本で保湿もブライトニングも叶える美容液「白いオイル」。朝晩使えて、化粧水の後に使用するだけで、美容液・乳液・クリームの役割を果たしてくれる2層式の美容液です。
オイルの層には厳選した植物オイルをブレンドした高保湿オイルを配合。オイル焼けを起こす成分は配合しておらず、朝も安心してご使用いただけます。
さらに美容液層ではビタミンC誘導体などの肌を明るくする成分*¹を贅沢に配合。さらに太陽光やUV光があたると青みがかった光を発するピタヤ果実エキス*²配合で、つけた瞬間からトーンアップ*³を実感いただけます。
このオイルと美容液の2層を振り混ぜ数滴をやさしく馴染ませることで、オイルなのにべたつかない、さらっとした使い心地を実現しました。
■こんな方におすすめ
肌悩みは複数あるけれど、スキンケア自体はシンプルにしたい方
乾燥が気になる方
シミ・くすみが気になる方
乳液よりもしっかり保湿したい方
クリームにベタつきが苦手な方
*¹）ビタミンC誘導体（３－Ｏ－エチルアスコルビン酸）、胡蝶蘭エキス（ファラエノプシスシウドングウヒシュケイ花エキス）、ピタヤ果実エキス：（保湿成分）*²）保湿成分、整肌成分など *³）保湿による
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