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誰にも言えない私の不倫体験談④


私の小学校高学年の子供を2人持つ主婦です。
夫は出張が多く、母子家庭のようで、週3日短時間のパートをしつつ平凡な毎日を過ごしていました。

その頃、あるスマホゲームにはまりました。
子どものいない時間や出張で夫のいない夜、頻繁に遊ぶようになっていました。
そこは掲示板や、チャットがあり、段々とゲームよりも、そこでの見知らぬ人達との会話にハマるようになりました。
そのうち、ある男性から話かけられるようになり、長い時間二人っきりでチャットをするようになりました。

それが私の不倫のキッカケです。

その男性と仲良く話すようになり、夫よりも分かりあえていると感じるようになるまでに時間はかかりませんでした。
そして、男性から「会おう」という言葉には、喜んで「いいよ」と答えていました。
パートのない平日、久しぶりにおしゃれをして、ウキウキで都会にでかける私。
しかし、初めて会ったその男性は、思っていたイメージと違っていて、とてもガッカリしたのを覚えています。
もう顔も思い出せませんが、画像だけじゃ分からないものだな、と思いました。
そんな私の落胆にまったく気づいていない様子の、その男性はホテルに行こうと強引に誘ってきました。
私はなんとか帰ろうとしたのだけれども、なんとなくうまく言いくるめられてしまい、夫以外の人と初めてセックスをしてしまいました。
セックスは全然良くなくて、まったく後味の悪い浮気でした。

その後、その男性からのアプローチは続いたが、私は無視してました。
その代わり、私は違う人とまた仲良くなり、そして、同じことを繰り返すようになっていました。
おばさんになって、夫からも相手されない日々、恐らく女として見られる悦びを感じてしまっていたのかもしれない。
浮気してから、なんだか肌の調子もいい感じで。
やっぱり、愛されていることが若さの秘訣なのかもしれません。

相手には困りませんでした。
少し体の関係を匂わすと、すぐに皆んな会いたいと言ってきます。
結果的に1回行為をして、さよならした人が何人も続きました。 

そんな中、ものすごくフィーリングの合う男性に出会いました。
その人には、本当に恋をしてしまった。
実際に会っても、楽しくて、もちろん身体の相性もバッチリでした。
彼とならどんな行為も楽しめました。
寝ても冷めても、彼のことばかり考えるようになり、1週間に1度、平日の昼間彼と一緒に過ごす時間がとても楽しみでした。
彼も既婚者でしたが、奥さんとはもう空気な状態で、愛はないと言っていた。
そして、私のことを愛してしまったと言ってくれました。
今、思えばそういう台詞を言うのは、男性が女をつなぎとめておくだけのための言葉というのがわかるのだが、当時の私は、その言葉を信じていた。
相手からお互い離婚して一緒になろうなんていう、台詞まで言われて、本気でどうやったら一緒になれるだろうかなんて考えていたのだ。
そこまで思っていたのに、あるとき、彼が同じゲーム内で、他の女性にも私と同じような台詞をいい、付き合っていることが分かりました。

私は二股されていた一人。

不倫で二股されていたなんて、情けなかったです。
あんなに浮かれていたのに、一気に冷める自分がいました。
ちょうどそこ頃、夫も出張のない部署に異動になり、家にいる時間が増え、私は不倫をすることをやめた。

ほんの1年位の間に、10人近い男性に身体を開いてしまった私は馬鹿だと思う。
夫はそのことを知らないので、私の胸に秘めて、今は平凡な毎日を過ごしています。



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