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2年の社長経験から学んだ大切な教訓

2021年10月に社長に就任し、早いもので2年が経ちました。個人事業主として、月商7000万円の売り上げを持つグループを経営していました。コロナ禍以前、私はグループ内のオーナーたちの成功を応援するために、危機管理と長期的な計画を重視して仕事をしてきました。ある一手を打てば、10年後にはこうなるだろうと考えたり、今の状況を安定させれば来年も成功が保証されるだろうと考えたりしていました。常に複数の選択肢を検討し、最悪の状況に備えて行動してきました。借金を一切せず、委託販売を行うために十分な資金を備えていました。

しかし、2020年にパンデミックが発生し、私の予測能力が通用しない状況に直面しました。これまでは経験から危機管理を行い、未来を予測できたと思っていましたが、予測を上回る最悪の状況が実際に訪れました。これにより、非常につらい3年間を経験しました。現在は少しずつ最悪の状況から脱し、より良い状態に向かっていますが、以前の状態にはまだ遠いです。


本当に地球にマスクしたかったです

しかし、このコロナ禍から学んだ2つの大切な教訓があります。

一つ目は、人とのつながりの価値です。予測不可能な危機が訪れたとき、真の人間関係の重要性が明らかになります。逃げずに支えてくれた人々が真の友情を示し、その人々との絆はその後も強固なものとなります。

二つ目は、危機に陥ったときは行動することの重要性です。何もしないことが最も危険であることを学びました。失敗しても何かを行動することは、何もしないよりも価値があるということです。行動することで、自身の弱点や改善点を明確にし、やらなければならないことを理解できます。私たちは失敗を繰り返しましたが、現在でも会社は運営できています。

これらの2つの要素、人とのつながりと積極的な行動、は私の今後の人生において大きな財産となりました。人間関係と経験は、どんなに欲しくても手に入れられない宝物であり、間違いなく価値あるものです。私はこれからもこれらの宝物を大切にし、成長し続けることを決意しています。

 

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