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中小企業のマネジメントに寄り添う"伴走支援"

"伴走支援"というサービスに取り組んだ理由

agentlabでは、中小企業のマネジメントの"伴走支援"に特化した、マネジャーさん(管理職や責任者)向けのサービス"スマートマネジャー "を展開しています。
なぜ、"伴走支援"の仕組みに取り組んだのかというと、組織や集団がより自律的なものに変容するためには、自律的なマネジメントの醸成が不可欠だと考えています。そのためには、その組織や集団のマネジメントに寄り添うようなサポートが必要で、それを可能にしたのが"スマートマネジャー "になります。
なにかしらを組織や集団に浸透・習慣化させることに向いていて、IT化やDXはもちろん、理念やビジョンの浸透、研修などの効果も現場で活用できるように醸成していきます。その組織の"風土"から改善していくことができます。

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スマートマネジャーの仕組み

主には、クライアント先のマネジャーさんに、日報をあげてもらってそれにフィードバックをさせてもらうのと、週1の定例MTGのファシリテート、月に1回の1on1を実施しています。
このサービスを立ち上げて3年以上経つのですが、いろいろと試行錯誤を繰り返して、やっと今のスタイルになりました。あと、最近では"オンラインワークショップ"という、コロナ対策を意識したオプションも実装しました。

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このサービスのお話しをすると、みなさん、伴走支援をするとどんな効果があるの?今までも日報とか定例MTGってやってみたけど効果がなかった...本当にそんなので成果が上がるの?というお話しをいただきます。
そこで、自分がいつもお話しをしていたのは、「効果が出るまでは時間がかかります。ただし、マネジャーさんは絶対に成長します!それで会社は良くなります!」と。まぁ、それの一点ばりで根拠も明確に提示しないまま提案をしていました...苦笑(そんなんでも当時からお付き合いをいただいていたお客様は本当にありがとうございます!)

実際なところ、自分の経歴(今回は割愛します)で得た経験則はあったのですが、じゃあこのスタイルでどこまで組織が変容するのかが未知数だったのは、正直否めません。ただ、"中小企業のボトルネックはマネジメントが機能していないこと" ...マネジメントが機能してくれれば、中小企業はもっともっと良くなると信じて、いろいろと試行錯誤してきた感じです。

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そんな経緯もあったのと、お陰様で最近わかりやすい事例がいくつかでてきたので、そろそろ"なんでスマートマネジャーの仕組みが会社を良くするのか?"ということを体系的にまとめる必要があるなと思って、今回noteの記事にしてみました。

スマートマネジャーの成果は出てるの?

実際の成果ってどうなの?ってところですが...
まずは、今回の記事を起こそうと思ったきっかけになったクライアント先のあるマネジャーさんからのメールです。いろいろと紆余曲折があったので、こんな風に言ってもらえて、本当に嬉しいです。下期も頑張りましょうね(^^)しかも絵文字付きって、良い方向に変わったなーって感じです。

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また、スマートマネジャーの中で行っている"ふりかえり"に取り組んだマネジャーさんにも、オンラインのパネルディスカッションで実際の事例やその効果をいろいろとお話しをいただいています。どんな感じなのか?のイメージが掴めると思います。

その他のクライアントさんの声をまとめたものです。
まずは、スマートマネジャーで得られる効果はこんな感じです。
・共通言語が生まれて社内の意思疎通がスムーズになった
・社内のエンゲージメントが改善して主体性が発揮されるようになった
・マネジャーの"考える力"がついて説明がうまくなった
・チームビルディングが進んでミーティングが活発になった
・マネジメントが機能することで組織全体が活性化された
・現場のメンバーが経営者視点で仕事をしてくれるようになった
・メンバー同士の相互理解が進んで助け合いが生まれる
実際はこの他にも深層的な部分での効果はたくさんあります。
それらによって得られた成果は...
・営業マンの実績アップ
・チームの予算達成
・業務改善や効率化
・ITツールの導入や活用
・新規事業や取り組みの活性化
こんな感じでいろんな業種の中小企業さんでお役に立てています。

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スマートマネジャーの成果が出る理由

で、一番気になるところのなんでスマートマネジャーの伴走支援の仕組みで成果が出せるのかってところですが...
"まずはマネジャーさんたちが集団学習することで相乗的に成長できて、それが組織全体に波及する"からです。この組織全体っていうのがポイントで、個々の力だけではなく、集団の力や作用をその組織がうまく活用できるようになると、1+1が2ではく1+1が3とか4とかのいわゆる相乗効果が生まれるのです。それがうまく組織に浸透するように伴走支援をさせてもらっています。
こちらは「成人発達理論による能力の成長」加藤洋平著の中に書かれています。スマートマネジャーの仕組みはここにうまく働きかけているのです。

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スマートマネジャーの定例MTGや日報などはフォーマットがある程度決まっているので、きちんとした話し合いや集団としての考え方が共有できるようになっています。
個々はもちろん、集団での省察や抽象化が進みやすくなるように設計しています。そうなることで共通経験がストックされてその組織独自の"概念"の形成につながっていきます。それで組織としての成長が促されるのです。こういったことが積み重なって、その組織の風土や価値観が醸成されていきます。

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また、ここでの日々の"ふりかえり"を繰り返すことが、個々の成長にとってもとても大事なものになっています。人の成長の差は、気づきの量と言い換えても過言ではありません。気づきの量はふりかえりによって促されます。
個々にとって、成長やパフォーマンスに必要な"抽象化"のスキルも同時に養えるようになっています。

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ここでよくあるのが、日報への入力や定例MTGが面倒だってお話しをいただきます。意味があるのか?みたいなことは結構言われます...苦笑
そういった時には、"言語化"(アウトプット)が重要とよくお話しをさせてもらっています。省察から抽象化へつなげる"気づき"を生み出す第一歩は"言語化"です。その理由は下記の図をご覧ください。

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"知っている"と"分かっている"の違いを考えてみましょう。分かるためには、言語化して知識を体系化させられていることが大切です。アウトプットが前提のインプットの精度が高いのはこういう理由です。こうしてみると、言語化、具体化と抽象化をを繰り返すことで、その人のメタ認知が進んで、自己肯定感が高まることが窺えます。日々のちょっとした"ふりかえり"でも、継続すると大きな成長に繋がっていきます。

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個人はもちろん、これをみなさんで共有して蓄積することで、組織や集団が賢くなっていきます。こういう風土や考え方が浸透、醸成することで、全員が主体的に考える"自律型組織"に変容していくと考えています。この状態が進むと、共創や協働、全体最適が起こって、結果、組織のパフォーマンスに現れてきます。スマートマネジャーの効果が出る理由はこういったことです。

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スマートマネジャーの仕組みを体験したい

なぜ、スマートマネジャーの仕組みが成果をだせているのかっていうことを説明してきました。これが全てじゃないですし、あくまで一部分ですと言うか、概要的なところだけになっています。ボリュームの関係もありますが、実際に体験してみないと、先ほど書いた通り"知っている"だけで終わってしまいます。
スマートマネジャーの詳しい内容については、こちらのnoteの記事をご覧ください。

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体験してみたいって方向けに、オンライン勉強会を主催していますので、もし興味をもっていただけたら、そちらをご覧ください。"楽しく学び教え合う"というコンセプトで、集団学習や相互支援で成り立つ共創の場(コミュニティ)になればと思って運営しています。facebookグループや、オンラインのセミナーやワークショップ、動画配信など、中小企業の現場で役に立つコンテンツを中心にシェアしていきます。

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