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刺しゅうする〜刺しゅうの種類と練習方法〜

 昨日から分厚い雲が多く不安定な天気で、時折にわか雨が降っています。

週末からは全国的に雨が降りやすいようなので、折り畳み傘を持って出かけた方が良さそうです。

 記事の投稿がしばらくぶりですが、家庭菜園の手入れや刺しゅうをして過ごしていました。

今回は刺しゅうの種類と、縫い方を練習する方法についての紹介です。



刺しゅうの種類

 「刺しゅう」と言っても様々な種類があり、使用する道具や素材も違ってきます。

文化や気候によって縫い方や図案、用途が変わるため、それぞれの国で独自の刺しゅう方法が伝えられてきました。

 今回は手芸店で材料や本を見かけることの多い刺しゅうについて、少し紹介させていただきます。


●ヨーロッパ刺しゅう

 縫い方の種類が多く、その分表現の仕方も多彩なのがヨーロッパの刺しゅうです。

縫い方の名称は、形から連想したものや発祥した土地名からつけられています。

とくに「フランス刺しゅう」は人気があるため、道具や素材が手に入りやすく、すぐにはじめられるキットも豊富です。

 前に紹介したキットを縫う際も使用しており、しばらくの間はこの方法で縫っていきます。


●クロスステッチ

 こちらも人気の高い刺しゅうで、名前の通り糸を交差させる縫い方をしていきます。

布の織り目を数えながら図案を縫っていくため、ドット絵のように仕上がるのが特徴です。

使用する布が限定されますが、複雑な縫い方もないため、初心者でも作成しやすい方法です。

 「クロスステッチ」もキットが豊富で迷いましたが、好みと少し違ったので断念しました。


●ビーズ刺しゅう

 縫う際にビーズやスパンコールを使用しているため、見た目にも豪華な作品が出来上がります。

アクセサリーとして人気ですが、衣服で使われている場合には取り扱いに気をつけたい品です。

ビーズは洗濯に向かず熱にも弱いので、乾燥機やアイロンはかけるのは避けましょう。

 縫い方は「フランス刺しゅう」にビーズを通すだけですし、材料もあるため挑戦してみてもいいかもしれません。


 他にも「アップリケ」や「リボン刺しゅう」、「刺し子」などもあり、それぞれの特徴を活かした作品が楽しめます。



刺しゅうの縫い方を練習するには

 縫いたい刺しゅうが決まったら、専用の道具や材料を揃えています。

少しづつ揃えていくのもいいですが、専用のキットなら必要な物が入っているため便利です。

 必要な物が揃ったら刺しゅうしたい図案を参考にして、布に転写してから縫っていきます。

本やサイトに載っている図案は、縫い方の説明が見本つきでされているため、練習するのにわかりやすいからです。

※練習中のため、縫えていない箇所があります。

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 今回は「はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本」に、掲載されている図案をお借りしました。

刺しゅう作家さんによって使われる縫い方も違うため、見本を確認しながら好みの図案を探してみてください。

※図案は考えた作家さんに著作権があるため、売買目的の商品に使用するのはやめましょう。


 布に図案を写すにはチャコシートを使いますが、詳しいやり方は次の記事でお話しさせていただきます。



まとめ

 ここまで刺しゅうの種類と、縫い方を練習する方法について話してきました。

近年ハンドメイドの作品が増えており、刺しゅう作品もたくさん見かけます。

好みの作品と巡り会えれたらいいのですが、ない場合は自作してみるのも楽しいのでオススメです。

 次の記事では刺しゅうした布で、くるみボタンを作った様子をお届けする予定です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



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