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勉強法の本ではなく、勉強することを励ましてくれる本


「ああ、勉強法の本かあ」と思ったら、読者が勉強することを信じて励ましてくれる本であった。


勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』(パク・ソンヒョク著、吉川南訳)の、感想文というほどのものではなく、紹介である。



まず、「勉強の本質は「競争」ではなく「成長」にある」とある。私がこの本を早々に読んだのは、他人からその手の相談をされるからであった。人を動機づける際、極力方法論は提案せず、その行動をすることの価値を探っていくことを中心にする。方法論の話をしない本書は、まさに参考になるものであった。

また、勉強をしたくてもできなかった人物の話が載っていて、これがエグかった。その中に、女性であるがゆえに学ぶことを禁じられてきた不遇の数学者、ソフィー・ジェルマンの話があり、これは私には響いた。こういう話を読むと、我々は勉強する上でいかに恵まれた環境にいるかがよくわかる。


さて、こんな本を書いた著者のパク・ソンヒョクという人が何者か気になるところである。ググったが、結局難関大学の法学部と経営学部と医学部に合格した人、ということしかわからなかった。要は「受験でめっちゃすごい成果を出した人」っていう理解でいいのだろうか。

めちゃくちゃ自分を律している人のようだが、今なにを勉強してどんなことをしているのだろう? だれか教えて欲しい。




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