見出し画像

ドリンクにもエモさが求められてた

書きかけた下書きがその前にままになっていたので、
3年ぶりに公開してみる。
2021年のコロナ禍の中で書いたものなので、
なんだかちょっとセンチメンタル風なのは
ご容赦願いたい。
以下、下書きだったもの。

Back to 2021!!!

近所のコンビニへ行くと、
さまざまなものが売られていた。

マスクや食料品のみならず
(下着の)パンツ、ハーフパンツ、
リュック、ポーチ、折り畳み傘など。
まるで市場のよう。

視覚的にお腹いっぱいにになった自分は
ドリンクコーナーへと向かう。

それがこれだ。


カプチーノはエモいし、
隣のドリンクはバケモノじみてる。
なんなら時を越えちゃってるし。

いつからドリンクコーナーはカオスになったんだ。

否。

すでにこの世はカオスじゃないか。
コロナで分断された世界で、
マスクの有無で誰かを糾弾するひとびとや
都会はウイルスの温床だとして
地域から住民以外を排除するひとびとが
ホームでステイしながら、ため息をついている。そりゃ、ドリンクにエモさやバケモノを求めるよな。

「喉を潤すひとときだけは、
異世界やタイムリープした過去に
思いを馳せたっていいじゃない」

ワンコイン以下で手に入れられる、
誰も自分を傷つけない世界線。
それが2021年夏コンビニの
ドリンクコーナーなのかもしれない、
と、レジ隣のコーヒーマシンで
ブラックコーヒーSカップを
マシンに入れながら考えたこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?