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ドリンクにもエモさが求められてた
書きかけた下書きがその前にままになっていたので、
3年ぶりに公開してみる。
2021年のコロナ禍の中で書いたものなので、
なんだかちょっとセンチメンタル風なのは
ご容赦願いたい。
以下、下書きだったもの。
Back to 2021!!!
近所のコンビニへ行くと、
さまざまなものが売られていた。
マスクや食料品のみならず
(下着の)パンツ、ハーフパンツ、
リュック、ポーチ、折り畳み傘など。
まるで市場のよう。
視覚的にお腹いっぱいにになった自分は
ドリンクコーナーへと向かう。
それがこれだ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59155788/picture_pc_6f61db94b84adc0f858b377123f3aaeb.jpg?width=1200)
カプチーノはエモいし、
隣のドリンクはバケモノじみてる。
なんなら時を越えちゃってるし。
いつからドリンクコーナーはカオスになったんだ。
否。
すでにこの世はカオスじゃないか。
コロナで分断された世界で、
マスクの有無で誰かを糾弾するひとびとや
都会はウイルスの温床だとして
地域から住民以外を排除するひとびとが
ホームでステイしながら、ため息をついている。そりゃ、ドリンクにエモさやバケモノを求めるよな。
「喉を潤すひとときだけは、
異世界やタイムリープした過去に
思いを馳せたっていいじゃない」
ワンコイン以下で手に入れられる、
誰も自分を傷つけない世界線。
それが2021年夏コンビニの
ドリンクコーナーなのかもしれない、
と、レジ隣のコーヒーマシンで
ブラックコーヒーSカップを
マシンに入れながら考えたこと。
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