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首都高が重くのしかかる、2021年夏。
首都高がしんどい。
昭和において復興や繁栄の象徴だったが
令和では、高度成長期の栄光と
東京オリンピックで急整備された経緯が、
重くのしかかってくる。
当時とは社会情勢や景気、
なんなら日常(ニューノーマル)すら変わっているのに
今も当時のままの姿で、そこにある。
キミを見かけると、眩しかった過去を思い出してひどくつらいんだ。
都内在住の自分にとっては、特に。
でも、だからこそ多くの人々は、勘違いしてしまうのかな。
日本はあの頃と変わっていない。
日本はまだイケてる。
そんな日本で暮らしている自分も大丈夫だ。
スポーツの力を信じてる。
首都高を見上げるたび、そんな
彼らの心の声が聞こえてきて、つらいんだ。
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