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呼吸を整えて姿勢も整えましょう


風邪が流行っているみたいですね

少し前まで半ソデで過ごしても行けるような日が続きましたが、さすがに年末が近づきますと朝晩の寒さが際立ってきましたね。
日中の寒暖差のせいなのか…最近は風邪が流行っているそうですね。
あまりにも多いので、風邪薬の在庫が少なくなっているそうです。

乾燥

日中の寒暖差もそうですが、乾燥もまた風邪の原因の一つです。
ここ最近も部屋の湿度計や天気予報などを見ると乾燥している日が多いので、加湿器を活用しています。また寝ている間お口が開いたままでいると喉が乾燥しますので、お口を閉じるためのテープがあるくらい乾燥は最近にとって好ましい環境であります。

普段の生活でも

ただ寝ている間だけでなく普段の生活でもお口が開いている方が多いです。
特に若い人に多いかと思います。
おそらくですが、スマホによる弊害かと思います。
スマホを普段からよく見る方の多くは下を見る機会が多いですので、生理的湾曲(S字カーブ)と呼ばれるカーブがなくなっていき、本来なら反りたっていなければならないのに対し、スマホなどをよく見るかたの多くは首の骨が真っ直ぐの状態なのです。これをストレートネックと言います。

ストレートネック

ストレートネックの方の多くは顎が前に突き出た状態になりやすくなってしまいます。その結果お口が開いた状態で過ごしてしまいます。
お口の乾燥は口臭の原因になってしまいますし、ストレートネックはフェイスラインのたるみの原因にもなってしまいますので、姿勢が悪いことはデメリットばかりですね。

原因

ストレートネックになることの原因は先ほど述べましたが、それ以外にもそもそも骨格を支える筋肉のバランスが悪くなっていることも原因の一つだと言えます。
例えば腹筋群や背筋など姿勢を支える筋力が弱くなってしまいますのでその結果、背骨は重たい頭を支えるために前のめりな姿勢になってしまいます。
前のめりになった背骨は本来なら横から見るとS字に見える背骨のカーブが前のめりな姿勢のせいで真っ直ぐになってしまいます。

腹圧

そこで真っ直ぐになった背骨を元の状態に近づけ、良い状態の姿勢をキープするために体幹の筋肉を鍛える必要があります。
特に腹筋群や背筋をしっかり鍛えると腹圧と呼ばれるお腹のコルセットのような圧力を上げることができます。

ドローイン

腹圧をあげるために腹筋運動を一生懸命やるのも良いですが、それでは運動が苦手な方もおられますし、非効率でもあります。
それでは腹圧を上げるためには効率の良いトレーニングはないのでしょうか…
ドローインという方法があります。ドローインは寝た状態でもできますので、就寝時や起床時にもできますので手間もかかりません。
それではなぜ腹筋運動よりもドローインの方が有効かと言いますと、前述の通り姿勢を支える大事な要素の一つとも言える腹筋群の中でも腹横筋という筋肉をよく刺激してくれるからです。

腹横筋

腹横筋は読んで字の如くお腹に対して横に走行している筋肉です。
古武術などでよく出てくる「臍下丹田」の役割をしている筋肉でもありますが腹式呼吸ととても関わりが深く、腹横筋がよく動いていると副交感神経が刺激され、呼吸が深くなりよく眠れたりリラックスしやすいようになります。

実践

昨今ではYouTubeなど動画よくアップされていますので、そちらで検索した方がわかりやすいと思いますが、念のため他サイトのテキストでの引用ですが記載しておきます。

  1. 床に仰向けの姿勢で寝て、両膝を立てます。

  2. お腹の動きを確認したい場合は、両手をお腹に添えてみましょう。

  3. 息を吐き切ってお腹が‟これ以上しぼまない”と感じたら、その状態をキープし浅い呼吸を繰り返します。

  4. 10〜30秒キープしたら、お腹を緩めます。1から4の動作を2〜3回繰り返しましょう

https://online.tipness.co.jp/magazine/bodymake/lesson-286/

トルチャオンラインフィットネスマガジンより引用

目標は一日5分程度で繰り返し行うことでより高い効果を期待することができます。2週間程度継続して行えば効果が実感できます。
呼吸が難しい方は腹式呼吸から実践してみてください。

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