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2022年の日記

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2022年6月の記事一覧

才能があるんだから

異動で地方に行くことが公に決まって、去年お世話になった上司から、「地方で好きなことバンバ…

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わたしはわたしの歪さを孕んでいる

人を鼓舞するのではなく、緩める方が性に合っていて、小山田壮平じゃないけれど「何にも考えな…

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あるいはなんとも冴えない季節を

異動ということで、上司がご飯に誘ってくれる。最近ようやっと居酒屋で頼む時の無難な料理が分…

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色々なことを忘れてしまったわたしたちは

久しぶりに小学校の同級生と会って、夜の井の頭公園を、小学校の時に習った歌を思い出しながら…

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思い出す時には鉛のように重たい

三日連続で人とお酒を飲み、夜遅い時間に家に帰る。あんまりそんなことは今まで無かったけれど…

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6月というのに

髪を切りに美容室に行く。友達から教えてもらった青山の美容室で、もったいないくらいかわいく…

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遠い星に招かれたときの宴

宝塚を観た。2回目で、前回と同じように会社の上司の人がチケットを取ってくれて、ついていくような形で観たのだけれど、後半のショーステージでウトウトとして、ふと意識がはっきりしたときにみた豪華絢爛な舞台は、まるで遠い星に招かれたときの宴みたいで、どこか浮世離れしているように感じた。 夜は美味しいワインを飲んで、一番お世話になっている上司と中央線に揺られて帰った。君みたいなクリエイティビリティのある人が地方にいってしまうのは残念と言われてあられもなくうれしかった。クリエイティビリ

カカオが効く

髪も切ったし心機一転で出社した。帰り道に後輩にあって、「どうしちゃったんですか」といわれ…

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流れが美しくひかる

Lampのコード譜を眺めている。目標を立てるのがあんまり得意ではなくって、立てた瞬間に毎日が…

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長男だけが

朝は「未知との遭遇」を観た。科学のスペシャリストたちが試みる異星人との交流が大筋でありな…

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生活はもう精一杯

同期とご飯を食べて、落ち着く。最近「何がやりたいのか」を明確にすることを求められすぎて、…

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朝まで街を

今日は年の上の人とご飯に行く。ホルモンのお店で、希少部位を食べ、どれも食感がおいしい。午…

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これからの人生にまで少し作用しそうな

「歯医者が怖い」という定説のようなものを、この年までわかっていなくって、今日はじめての虫…

都会シック

8月から働くことになる甲府にいってみる。中央線特急で田んぼを切り抜けていくと、ふとカルデラに出来た街みたいな、山々に囲まれた場所に出て、近くを飛ぶ雲が影を落としているのが素敵だと思ったら甲府駅に止まった。 住む場所を探したりするべきだったけれど、電車内で考えた「言葉の書き方」みたいなものの仮説が気になって、デパートにある本屋に駆け込んで堀辰雄を買って、近くのカフェに入って読んでいたら夜前になって帰ることにした。笑えちゃうような話だけれど、全くいつもの休日と同じことをしていて、