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【祝】鈴村智久『バシレイア』への読者様からの御声

【素晴らしいレビューが続々と】


2024年6月7日に鈴村智久の神秘体験の全記録『バシレイア:思弁的神秘主義の理論と実践』(デザインエッグ社)が発売されました。
発売開始後わずか一週間で、敬虔なカトリックの方を始めキリスト教の枠を越えて、人気作家、神秘主義研究者の方々など、様々な読者様からありがたい御祝いの御言葉と素晴らしいレビューを寄せていただいております。
ここではその一部を御紹介させていただきます。

【『バシレイア』はどんな本?】

レビューを寄せていただいた読者様の御声や、女優でアーティストの由良瓏砂様による書評にもあるとおり、本書は私がこれまで生きてきた中で遭遇した神秘体験の全容を具体的に報告したものです。
神秘体験の歴史は古く、現代の新約聖書学では史的イエスも「サタンの墜落」(ルカ十18)を幻視して、宗教的な覚醒を体験したことが明らかにされつつあります(U・B・ミュラー、G・タイセン、大貫隆)。
18世紀のスウェーデンボルグも、52歳頃からキリストが出現する奇妙な神秘現象をたて続けに経験し、それまで30年以上勤務していた鉱山局監督官の仕事から彼の本来の使命に向かっています。
現代に目を向けてみても、『ニューアース』などで世界的に著名なエックハルト・トールは、29歳の時に体験した「内なる変革」によって自分自身の真の生き方が何かを悟ったとされています。
このように、ある日突然起きた「神秘体験」(啓示)を通して、それまでの人生の価値観や考え方がコペルニクス的に転回する事例は古今東西けして珍しくはありません。

私が『バシレイア』に書いた内容も、今の自分自身を支えている究極的な存在に出会い、その時に与えられたメッセージの数々を中心に記録したものです。
実際、その時の神秘体験によって、当時の私の意識を支配していた非常に強い希死念慮は完全に消滅し、生き方の羅針盤を与えられたような歓喜に包まれました。
この体験がきっかけとなってカトリックで洗礼を受けた私は、その後も夢の中で大天使ミカエルから御告げを受け、単身でフランスへ巡礼旅行に出かけました。
その十年後には聖母マリアが夢の中に現れたことがきっかけとなり、ローマ教皇庁公認の国際的信心会「けがれなき聖母の騎士会」に入会し、正規の騎士会員となりました。
そしてこの度、これまで沈黙していた神秘体験の全容をすべて書物として書き残しなさいという御告げが奇跡的な現象を伴って届き、こうして一冊の本が生まれました。
神秘体験は今現在も私の生き方に強い影響を与え続けています。

神秘体験一般には精神医学的、物理学的、社会学的、宗教哲学的な様々な角度からの解釈が成立すると思いますが、本書にはこれらのアプローチも念頭に入れ、可能な限り客観的に当時の神秘体験の状況がわかるような説明を心掛けております。
キリスト教の信者の方だけでなく、広く神秘的な体験、スピリチュアルな生き方に関心のある方は、ぜひ一度本書を手に取っていただければと思います。
『バシレイア』はAmazon楽天ブックスなどでお買い求めできます。
私という人間がこれまでの人生で経験した苦しみ、絶望、孤独、そしてそこからの圧倒的な救済のすべてが本書には凝縮されています。
どうか一人でも多くの方にとって、本書がささやかな心の糧となりますことを願っております。


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