ニシムラタツヤ@AfroWagen

岐阜市・名古屋市を中心にひとり朗読「朗読濃尾(ノーヴィ)」を展開している朗読者・演劇制…

ニシムラタツヤ@AfroWagen

岐阜市・名古屋市を中心にひとり朗読「朗読濃尾(ノーヴィ)」を展開している朗読者・演劇制作者「ニ­シムラタツヤ」です。読み手としては山本周五郎作品を中心に、「青空文庫」に掲載されている作家の作品を中心に読んでいます。制作者としては各地の劇団の名古屋公演の受入支援に取り組んでいます

最近の記事

始まりは2019年の4月18日でした

おはようございます。えっ、2年ぶりのNote?まだ6本目?放置しすぎましたね。他のサービスとも重複となるかもしれませんが、とりあえず近況報告も兼ねまして。 そもそも確認したら、始まりは2019年の4月18日でした。 2009年の「カラフル3」と連携して以来、お付き合いの続いていた愛知県高等学校演劇連盟(名古屋事務局)主催による「高校生のための演劇教室」という鑑賞行事がありました。 そこの2020年の演目として、T-worksの前々回公演「Negotiation」を採択してい

    • 掘る→伝える

      note5本目です。ここ何ヶ月かのステイホーム状態を経て、行動が著しく制限されたことは決して悪いことばかりではなく、自分のこれまでの活動をゆっくり振り返って、整理するまたとない時間だったと感じてます。 声を出す。読む。語る。伝える。朗読という表現活動を包括的にせよ断片的にせよ説明する言葉はたくさんありますが、何をベースにそれらをやるのか、はっきりしたのは、引用するなら唐木元(ROOTSY)さんのこここから始まる連続ツイートの如く、「誰かの、何かの、社会をよくするためにする」

      • 朗読者から「こんなときだから」への答え④

        しばらく間が空きましたが、4本目のnoteも、ここ3週間取り組んでいる、寺田寅彦作品の朗読についてです。この後、23時30分ごろに公開いたします。 ここ数日、隣の岐阜県と長野県の境目で地震が続いています。昨日は長野県中部も含めれば14回、今日も4回、最大でも震度3なので、そこまで気にする必要はないのかも知れませんが、ちょっとねえ……。 今回アップする「天災と国防」は、寅彦がこの世を去る1年前、昭和9年に書かれた随筆です。その年も室戸台風や文中にある函館大火があり、それ以上

        • 朗読者から「こんなときだから」への答え③

          名古屋と岐阜で朗読をやっています、ニシムラです。とりあえず3日ならぬ3本坊主を乗り越えるところまできました、の3本目のnoteです。 さて。先月末から続けている、寺田寅彦の随筆を読んでアップする、という取り組みには、ここまでコロナウイルスの影響が深刻になる前に、すでにきっかけがありました。 ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、去る2月1日(土曜日)に東京・港区の赤坂区民センター小ホールで行われた、(特非)日本朗読文化協会主催「第9回朗読コンクール」に出場した際、

        始まりは2019年の4月18日でした

          朗読者から「こんなときだから」への答え②

          名古屋と岐阜で朗読をやっています、ニシムラです。2本目のnoteです。 実質的には今週末からゴールデンウィークに入るわけですが、とても普段の連休を過ごせるような世相でもなく、とも言いたくなりますよね、というのが前回の書き出しでした。 とはいえ。 「3密」を避けて、飛沫を受けない飛ばさない。遠出はしない。そういう対策を種々済ませて、先週末は定例で行っている、岐阜・柳ヶ瀬「いしぐれ珈琲」での朗読に行ってきました。 知らない方からみれば、不要不急な外出であろうし、しかも名古

          朗読者から「こんなときだから」への答え②

          朗読者から「こんなときだから」への答え

          ふだんは、名古屋と岐阜で朗読をやっています、ニシムラタツヤです。 さて。 「問題が分からなくなったら基礎に戻れ」 「今の居場所に不安になったら原点に戻れ」 世の中で、本当によく聞く言葉です。どちらも真っ当だし、 有効な対策だろうと思います。 右を見ても左を見ても、世の中は新型コロナウイルス感染症の事、 しかもいつ自分が患者になるのか分からないし、先の見えなさ加減は 先の震災などとは比べものにならない、という悲嘆と苛立ちが 渦巻いていますよね。 私は朗読をする者として

          朗読者から「こんなときだから」への答え