やっぱり音楽

2020年6月18日 21:02

僕にとって音楽って特別なものなんだなって改めて思います。

癒されたり幸せになれたりはもちろんだけど、音楽から、そして音楽を通して教わることがとにかくとても多い。

とはいえ、先に書いたように僕にとってそうなだけで、世界中の誰もにとって音楽こそが最も特別だとは思いません。

例えば、日々一生懸命に向き合っている仕事だったり、打ち込んでいる趣味だったり、その他だとしても生き甲斐にあたるものだったり、それぞれの人に特別があって僕にとってはそれが音楽だっていう話。

んで、その音楽を通して勉強になったことのひとつが人との繋がり。

ライブやるにだって、まずお客様あってこそ。
ファンの方あってこそ。

観てくれている人の反応によってライブって本当に変わるんだよね。
自分でもびっくりする。
静かに聴く人があってもいいし、盛り上がるのが好きな人があってもいいし、やる方としては盛り上がってくれた方が嬉しいけどw、好きに楽しんでくれたらそれが一番嬉しい。

その観てくれている人達によって、ノセられちゃったりとかほんとにあるんだよね。

なんか思いもよらないのが出ちゃったりして。

何度もやってる曲なのに新しい一面を見せてくれたり、それって自分達だけではできない領域があって、やっぱりライブってお客さんと一緒につくってるなって思うんです。

でも実はお客さんだけじゃなくて、そのライブをやる為に関わってくれている人達ってたくさんいて、主催する人だったりスタッフさんだったり、さらにそこと繋げてくれた人がいたり、偉大な先輩がいたり、仲間のミュージシャンがいたり。

そして素晴らしいイベントに限って関わってる人達の人柄がまた素晴らしい。

これは僕の持論で、素晴らしいミュージシャンは素晴らしい人柄も持ち合わせていると思うんです。
どっちが先かは分からないけど、僕の知っている人達はみんなそう。
そんな素晴らしい人達に出会えて光栄です。

結局『人』に大切なこととは何たるかを教わっていたり経験させてもらったりしているんだけど、その根本には音楽があって、音楽が繋げてくれた縁が僕に色々なものを与えてくれている気がします。

だから、とにかく感謝です。
もうそれしかない。

音楽があってよかった。

　（1月の全国ツアー、各地で共演した大切なミュージシャン仲間）
　　tsukuyomi / Alter Ego / colspan / sozoro座mode

30歳になった時。
人生の先輩方がこれを見てくれていたら恥ずかしい話しですが、一丁前に悩みまして。

このまま音楽を続けてて大丈夫かなって。

それで、当時いろんな人に聞いてみたんです。

30歳になった時ってどんな感じでしたか？って。

いろんな人がいろんな答えを返してくれて面白かったんですけど、その中で印象に残っているのが、とある先輩の言葉。

『まぁさ、ここまで音楽やってきてんだから、これからもどうせやるっしょ？』

たしかに。
な〜んかそれで随分ラクになりました。

で、今も音楽やってるわけですが、ありがたいことに幸せです。

結局何が言いたいかというと、
音楽に教わり音楽を通して経験し音楽によって成長させてもらえているんだな〜ということ。

こういう話って普通お酒飲みながら酔っ払ってよくわかんなくなってきたくらいで話す話しですよね？
僕お酒飲めないから今ももちろんシラフです。
暑苦しくてすんません。

そんなわけで、今日感じた心の出来事でした。

by ユウスケ

Afro Begueの新しい作品など、みなさんに喜んでいただけることの一部にさせていただきます！