親がルールを守る

先日、ある出来事を目撃しました。
子供が補助付き自転車に乗っている横で、
母親がその子供の手を引いて信号を無視して一緒に道路を横断していました。
幸い、車は来ておらず危険な状況にはなりませんでしたが、
急いでいる様子でもなかったため、信号を待つことができたと思います。

信号無視をした経験は誰にもあるでしょう。
しかし、幼い子供と一緒にいるときに信号無視をすることは避けるべきです。
なぜなら、子供がルールを破ることを経験してしまうと、
大人が一緒にいないときでもルールを破ることができるようになります。
その結果、ルールは自分を守ってくれるものではなく、
自分を束縛するものだと感じるようになります。

親御さんの行動は、子供にとって最も影響力があります。
信号無視をした経験があるからこそ、
親がいなくても信号無視ができると子供は考えるようになります。
それによって、ルールを破ることが大きな問題ではなくなってしまうのです。

私たち大人が子供に良い手本を示すことで、
子供たちも社会のルールを理解し、
守ることができるようになります。
親御さんには、子供が見習うべき良い行動を示してほしいです。

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