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朝令暮改は悪くない

おはようございます。
アフロです。
元中学校数学科の教員であったり、
教育委員会に属したり、
管理職をしていたりしました。
今は好き勝手に生きています。 

今日は「つぶやき」で投稿した内容について詳しく説明したいと思います。

朝令暮改は悪い行動として使われます。
逆にいい言葉での成句は見当たらないので
朝令暮改は悪くないと表現しました。

朝令暮改の悪いイメージは
考えをコロコロ変えて
周りに迷惑をかけるからです。

しかし、一度言ったことを変えずに貫き通すことがそれほどいいかというと
これだけ変化の激しい時代なので
柔軟に対応できる行動と取ることもできるのではないでしょうか。
また、自分の言葉に二言はないという人は
言っても変わらない人
頑固な人と捉えられます。


「頑固」「筋が通っている」ということは違った意味だと思います。

頑固は凝り固まっているイメージ
良くも悪くも変わらない感じがします。

それに対して
筋が通っているは一本の軸はあるものの
そこに触れてさえいればある程度の許容を認める感じがします。

別の話をすると
昔書いた本の内容と
今話している内容が違うと言って
メディアがその人を追及するようなことがよくあります。

この話を聞くと
「当たり前じゃないか」
と思います。
人は学べば成長するし、変わることなんかよくあります。
ここに疑問が浮かぶ人は
人の変化を認められない人です。
成長しないと認めてしまっているようなもの
しかし、言葉や文章に残っているものとの比較は簡単にできるので
追求しやすいのでしょう。
追求するのならどういう考えで変化をしたのを聞けばいいのだと思います。


トップに立つ人間が朝令暮改をした時に
「初めはこう思ったけれどもそれは違っていたこのようにしたいだから協力してほしい」
というように話をすればいいと思います。
何も言わずに強行するから軋轢ができてしまうのだと思います。

教員の世界でも
「年間指導計画を作成しているのだからそれに則って行わなくてはいけない」
という話があります。
もちろん、教育課程に則って決められた年間指導計画ですが、
教育課程から逸脱しないのであれば柔軟に変更が可能です。
どう解釈するかで大きく変わっていきます。
子供達にとってより良いものであればどんどん変更していくべきだと思います。
その代わり、思いつきで変えてしまって子供達がマイナスにならないようにすることは注意する必要があります。

大きく変えることは大変なので本当はあまりやりたくありません。
でも、誰かが変えなければ、そのままになってしまうことはたくさんあります。

トップの朝令暮改は根拠を理解して大いに認めてあげたいと私は思います。


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