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写真のお話 を

その前に
あきら と申します、よろしくお願いいたします。
写真のお仕事をした道中で気づいた事やお役に立ちそうな事を書いて、
もっと「写真が好きな人」になってもらうためにnoteを始めてみます。

改めまして
デザイン専門学校で将来はデザイナーとその先を目指していたのですが…
在学中にコマーシャルフォト最前線の師匠のスタジオへ入社しました。
自社スタジオでモデルとブツ撮りを百貨店さんや雑誌社さんを中心に、外でも広告の撮影をしつつ、イベントや記録と判定に関わるお仕事を学び、2012年に独立しました。独立してからは、会社ではできなかった個人さんや小規模事業者さんからのご依頼も合わせ、経緯の異なるお仕事への取り組みで写真業を商いをしてます。
また作家として、職業としてもですが、賞をいくつかいただき、仕事での写真以外にも一枚絵としての写真を今はアナログと呼ばれる時代から制作してます。
あっ、写真ではなくデザイン専門学校で非常勤講師(主にグループ活動)も。

それでは

職業としても、時々や全くの方でも、「写真を撮ってそれを見る」その事が、
今より少しでも好きになってもらえたら嬉しく、その思いも伝わるかなと。
その為の見方や捉え方に、撮影の為の技術もプロやエンジョイの方、そうではない方へ、気づいてもらったりお役に立てそうな事を書いてみます。


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写真を撮るといいこと沢山

写真には時間がとても関わりが深いのですが、そこから先ずは味と種を。

「味」

撮影した一枚の写真が在ります。
それを味として例えると、
一日経った後に見ると、「ハジケル炭酸飲料の様で、まだドキドキ感が強い。」
一ヶ月後、「元炭酸飲料で甘さが強く、その対象の主な印象が残る。」
一年後、「少し甘いコーヒーになり、ちょっと思い返してみる。」
十年後、「ブラックコーヒーで香りも際立つ、当時の事象の前後も探る」

それなりに写真と関わっていると、そうであった写真が自分の移り変わりによって
そうではない写真にも感じてきました。

味わうために
具体的に言わなくても、言えなくても、
「写真に一言添えて」、その時を残す事が大切です。


「種」
先ず、写真ではプリントやディスプレイに残す事になります。
ここで一言添えておきます、そして送り(贈り)ます。
(見せると送るはほぼ同じ行為なので、あまり深く考えず)

また例えてみると
写真をおくれば、相手に反応があると思います。
笑顔なら向日葵が咲きませんか、という事です。
けれど、
その瞬間は何も反応がなくても味を残しておけば
またいつか咲かせる事はできると思います。

「味を残した種はいつでも咲かせる事ができる」

そう捉えられれば写真を撮ってみたくなりませんか。
現実的に「写真は未来でお話」ができるのです。

カメラの能力の一つ、内容の具体性が非常に高さがあるからです。
加えてカメラは存在の美しさもポイントですが、それらはまた今度。

時には、一輪の花や花畑として
幾人かいる人の場で、その中の誰かを主体として撮っておき、
後日、味を残した種をおくれば、場で会話がおこり主体と対話も生まれます。
(誰かを主体としてではなくても全員を主体にもできます)

そして対話のみを求めるなら、見据えた一輪の花も、ですね。

「味と種」
沢山の種を蒔く用意をすれば、「時を選べる」、なんか素敵!!
なので、撮ったまま、また能動的に撮らないのは、もったいないと思います。

いかがでしたか、そんな 写真のお話 は。

さて、次はどうしましょ…



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