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【2023】#Favorites

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aeuが読んだなかでお気に入りの記事。 面白いな、胸に響くな、好きだなと思った記事。 基準は、まったくない。 このマガジンに入っていないけど大好きな記事もたくさんある。ここに居る…
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2023年1月の記事一覧

2023年のMr.ChildrenのHANABI

昨年の秋、遠方に住む子どもから電話があった。 「⋯⋯ちょっと⋯⋯助けてほしいんだけど⋯⋯こっちに来れたりする?」 と、遠慮がちに言う。 「行くよ。明日の始発に乗るから」 時刻はすでに23時を回っていたけれど、私は即答した。 寝てなんかいられない。咄嗟にそう思った。 子どもは、ASDやADHDの特性から様々な生き辛さを抱えていて、これまでにも、学校や部活動の人間関係の中で幾度も傷ついてきた。 それらすべてを親のせいにして、親を憎むことで、自分を守ってきた面もあったのだろう

すでにもう1回観たい 映画『THE FIRST SLAM DUNK』

とにかく最高、かっこ良すぎ。身体が熱くなって、何度も泣いた。 先日、小3娘と映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行った。その感想が上記である。完全に語彙力を失っていて申し訳ない。本当にトキメクものを前にすると、うまく言葉を紡ぎだせないもの(言い訳)。 『SLAM DUNK』は青春真っ只中にいた学生時代(中学or高校)に読んだ。SLAM DUNKが流行ったので、当時バスケ部が人気だった。中学時代は男子バスケ部の人数がやたら多かったような。 ただ、友人に借り

「ほめ言葉を、お断りしたいアナタへ」ヒスイの感謝状 ぴょんぴょーん💞

『男ってのは、いつも黙ってマンダムだからさ――』 面と向かって、お礼や、あれやこれやを言ったら、 アナタはきっと、そう言うと思う。 そう言うキャラだし、 そう言うキャラを作っているし、 だけど時々、取りこぼしがあって 見ているこっちが、はっとする。 ああ、ここでこんなふうに スキを、弱さを見せてもいいんだ。 でも、ただベタベタと弱音を吐くんじゃなくて 弱音の中に 明日に向かって撃て! 的な向日性をひそませておくと、 ちゃんと、人に伝わる文章になる。 『そのへんのバランス

もう、伝えられないんだ

本当はずっと謝りたかった。 人は永久に、謝る相手を失うことがある、映画や漫画みたいに。 そして、謝りたかった気持ちを忘れようとして生きる。 中学生の頃、頭がよくて絵もとても上手くて、生徒会会長もやっている子がいた。 頭も良くて、絵も上手くて、生徒会長もやっているのに、その子のキャラクターは何故か妹だった。人懐っこくて、コロコロ笑い、プリプリと可愛く怒る。 私はというと、一部の男子に「とき姉」と呼ばれていたので、姉御肌気質なんだわ、と調子に乗っていたのだが、すぐに「ときばあ

1ユーロの守護神

「1ユーロおじさん」に出会ったのは、大学二年生の夏だった。 スペインのマドリードからバスで二時間ほどの距離に位置する、クエンカの語学学校に通っていたある日のこと。 同じクラスの女の子から、売店の前にいたおじさんに1ユーロをたかられたという話を聞いた。 学校近くの売店にお菓子を買いに行った彼女は、店の前に立っていたおじさんに「店に入りたくば1ユーロを出せ」と執拗に絡まれ、仕方なく1ユーロ渡して店に入れてもらったという。 「私もたぶん同じおじさんに1ユーロ払ったことある」 「

夢が自分を選ぶんじゃない、自分が夢を選ぶんだ【勝手にリレーエッセイ2023冬#2】

はじめましての方も、 そうでない方もこんにちは。 ワタクシ、リトと申します。 35歳。営業やってます。 エッセイ書いてます。 赤裸々な過去の話もしてます。 ちょっと変な旦那がいます。 緊張してます。 どうぞよろしくお願いします。 起点となったイトーダーキさん、そして第一走者である、よよ@さんの記事はこちら。 【本編】 まず、よよ@さんの記事を引用する。 実現しないような夢でも、 見るだけで人生が色づく。 確かに、その通りだ。 到底、実現不可能な夢を抱いていた頃の私

オリラジが好きという話

時折自分の年齢について書いているけれど、私は現在44歳で、ロストジェネレーションと呼ばれる世代だ。 ロストジェネレーションというのは、ザックリ言うと、バブルの恩恵を全く受けず、バブル崩壊から低迷続きで、全く好転しない時代を生きている世代ということになる。 地デジ化も、PCの普及も、全部成人した後だから、デジタルネイティヴでも無い。なんだか非常に中途半端な世代なのだ。 先日観たこちらの動画で「平成というのは丸ごと失われた時代」だと中田敦彦(以下、あっちゃん)は言っていた。

大事な何かを忘れている気がする。映画や歌や尊敬する人や大スキな食べ物など…

55歳のオッサンに100の質問拾って来ました。 マジで、noteで見つけたのです。 最後に、パクらせていただいたnoterさんを紹介いたします。 時間がないので、サクサク行きましょう! 直観 or 山勘で答えます! 1. 好きな言葉は? 「1日1笑」 愛する妻、ゆかりちゃんの座右の銘です。 2. どうして? シンプルで強烈。幸せになるにはコレしかないっしょ。 3. 好きな食べ物は? 美味しいウニ。 アワビのお刺身。 バターバトラー。 福砂屋のカステラ。 チョコ。 バ

白熊杯 短歌応募

過疎村の雪に埋もれし野仏を明るく囲む水仙の花 生き様は不器用にして寡黙なる祖父の背中はいつも大きく ふるさとに空き家の増えし冬夕焼け私道にひとり明日を見つめる 短歌は31音。俳句よりも風景や心情を詰め込めるので、楽しいですね。その点の難しさもありますが。 なんとか今回も3首詠めました。 このような機会を与えていただき、ありがとうございます。 主催者、並びに関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。