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お家の電気を自然エネルギーに10分で切り替えて、職人さんを応援!“aeru電気”ができるまで

※本サービスは終了いたしました

和えるの森です。
和えるは新しく“aeru電気”という自然エネルギー電力事業を、パートナーの自然電力さんと共に拡げていきます。


この取り組みは、10分で今すぐできるWEB手続きで、ご家庭の電力を自然エネルギー由来の“aeru電気” に切り替えていただくだけで、日本の伝統産業の職人さんを応援することができる仕組みです。

“aeru電気”を選んでいただくことで、

✔︎お家で使う電力が、自然エネルギー由来の電気になります。

✔︎オンラインショップ“aeru gallery”お買い物券3,000円分をプレゼント。このチケットで、職人さんの商品を購入することで、今すぐ職人さんを応援できます。

✔︎毎月の電気料金の1%が、伝統産業に携わる方々を応援する取り組みに還元されます。具体的には、里山で原材料を育てる取り組みへ、子どもたちの伝統文化教育へ


▼料金シミュレーションはこちら▼

▼"aeru電気"へのお申し込みはこちら▼


自然電力さんとの出逢いからサービス開始まで、およそ1ヶ月弱。
(ベンチャーなので、プロジェクトの進行は常時早い方だとは思いますが、)自然電力さんのご協力もあって、異例のスピードでの発表となりました。
“aeru電気”とは一体どのようなものなのか、ぜひ立ち上げまでの経緯と想いをご覧いただけると嬉しいです。


新型コロナウイルスの影響で販売機会が次々に失われ、困っている職人さん


詳しい内容の前に、少しだけ、和えるについてのお話を。

私たち「和える」は日本の伝統を次世代につなぐために、"0歳からの伝統ブランドaeru"をはじめ、日本全国の職人さんとともに様々な取り組みを行なっている会社です。

金継ぎをはじめとするお直しサービスや、日本の伝統を次世代につなぐホテルのお部屋作りなども行っています。

私たちは、全国各地の職人さんとお仕事をしているので、新型コロナウイルスが蔓延し次々と展示会や春の陶器市、販売会などの中止が決定した結果、

「百貨店催事が3ヶ月先までなくなり、準備していた在庫の売り先がない」
「オンラインで販売するにもやり方がわからない」
「工房を休業せざるを得なくなってしまった」

といったお声を聞き、これまで脈々と受け継がれてきた伝統が消えてしまう…!という危機感を覚えました。

発注を増やそうにも、私たちも東京・京都の直営店を一時閉店しているのでなかなか難しく、何もできないことにモヤモヤとする日々が……。

自然電力さんとの出逢い


2020年4月3日。
和えるの代表の矢島が、共通の知り合いの紹介で、自然電力さんの共同代表である長谷川さんとZoomで初顔合わせをしました。

自然電力さんは「青い地球を未来につなぐ」ことを目指し、原発や化石燃料に替わる、太陽光・風力・小水力による環境への負荷が少ない自然エネルギーの普及を推進しておられる会社です。

ここだけの話ですが、長谷川さんとの初顔合わせ後、よほど意気投合したのか、矢島がウキウキしながら社内で「生活の基盤である電気と、生活を豊かにする伝統を”和える”ような協業をしたい!」と話していたのを覚えています。

伝統産業と環境問題はつながっている


さて、「なぜ和えるが電力事業を?」と疑問視される方も多いかと思います。

「伝統産業」や「職人」というと、器や和紙、着物などの最終製品がまっさきに思い浮かぶかもしれませんが、その源流をたどると、石や土、木、楮(こうぞ)、絹など、自然の恵から様々なものが生み出されています。

私たちはこれまで、全国の職人さんを訪ねる中で、多くの原材料の現場にも足を運んできました。

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環境問題について、東京に住んでいる私はあまり実感としてイメージできない場面も多いのですが、職人さんのように自然に寄り添いながらお仕事をされている方は、毎年毎年変化を感じておられます。

また、職人さんは伝統を次世代に継承していくため、あたりまえのように100年先のことを見据え、自然の恵みを大切にされています

徳島県の藍を育てていらっしゃる職人さんは、吉野川に鴨が降りてきた頃、イチョウの葉が色づいた頃…など、日にちや温度ではなく、自然環境の変化をもとに藍の発酵工程を進めます。
瀬戸焼の職人さんは、暖かくなった春ごろからどんぐり(くぬぎ)の笠を水に浸し、発酵させた液体を活用し、器の色付けをします。

このように、伝統産業品は、それぞれの地域の自然環境や素材を活用しながら作られています

しかしながら近年の気候変動による環境の変化で、職人さんのお仕事にも少しずつ影響が出ています。

例えば、ある漆塗りの職人さんから聞いたお話です。

漆は、空気中の水分から酸素を取り込むことによって固まるので、漆を塗った後は、湿度を調整した空間に置いて徐々に固めていきます。
しかし、近年起きている夏のゲリラ豪雨により、湿度の管理を頻繁に行わなければならなくなったとおっしゃっていました。

その他にも、環境の変化で原材料が取れなくなってきている…というお声も聞きます。


伝統産業と自然、そしてその存続を脅かす環境問題が密接につながっていること。
きちんと自然を守っていかなければ、伝統のものづくりが継承できないこと。


「日本の伝統を次世代につなぐ」ためには、環境問題について真剣に考え取り組んでいく必要があると、私たちは職人さんから教わってきたのです。

「電気」について向き合う


みなさま、ご自宅に流れている電気、職場に流れている電気、
どこから来ているか、どんな電気なのか、考えたことはありますか。

思い返せば10年前の東日本大震災は、私にとって「電気」について考えるきっかけをくれたように思います。
また、2016年に「電力自由化」が始まり、少し関心を持った記憶がありますが、自分の行動が変わったかというと、違いました。

「電力自由化」のメリットがよくわからない、
変更は検討してみたいけれど結局どこに頼めば良いのかわからない、
なんだか変更するのが面倒くさそう……

結局はあたりまえのように流れている電気、検討することの優先順位がどんどん下がり、すっかり「電気」について考えることを私はやめていました。


みなさんはどうでしょうか?

私たち和えるは、自然電力さんとの出逢いにより、改めて「電気」の種類に向き合うことができました。
そして、電気の購入も、自分のほしい未来に合わせて、どの電気を購入するのか、ある意味で投票行動であるということに気づかされました。


電気は、火力、原子力、水力、風力、太陽光などから作られています。
普段意識することは少ないかもしれませんが、実は私たちは、環境負荷の低い形で作られた電気を選ぶことができるのです。

私たちの意思次第で、未来につながる地球に優しい行動を取ることができる。


ご家庭や職場の電気を自然エネルギーに切替え、みなさまの負担なく自然を守り、職人さんの応援をしながらより豊かな社会を作ってみませんか?


▼料金シミュレーションはこちら▼

▼"aeru電気"へのお申し込みはこちら▼


10分で加入できる“aeru電気” Stay home, Stay connected.

お家にいながら、私たちが日々回している経済、その1つが「電気」です。

ご家庭の電気を、自然エネルギー由来の“aeru電気”に切り替えるだけで、みなさまの負担なく、伝統産業の職人さんを応援しながら、豊かな自然を次世代につなぐことができます。

しかも、私も驚いたのですが、Web上で10分で手続きが完了します!


Q:「電気代は上がるの?」
A:ぜひ料金をシミュレーションしてみてください。
 私はシミュレーションしたところ、年間7700円ほど安くなりました!さらには年間2,000kgものCO2の排出を削減できるそう。リーズナブルで環境にも優しいのです。地球にも、自分にも、未来の人にも優しい三方よし!
(“aeru電気”の料金シュミレーションはこちらから行えます。)

Q:「停電しやすくならない?」
A:停電の可能性が高くなることはありません。一般送配電事業者(東京電力さんなど)の送配電網を活用するため、品質は変わりません。安心ですね!

Q:「切り替え時に、現在契約している電力会社に連絡する必要がありますか?」
A:自然電力さんが電力会社への連絡をしてくださるので、お客様によるお手続きは不要とのこと。これは便利ですね!


そのほか、よくあるご質問についてはこちらからもご確認いただけます。


職人さんを応援しながら自分の暮らしも豊かに


また、和えるの想いに共感いただき、“aeru電気”に切り替えていただけた方には、オンラインショップ“aeru gallery”でお使いいただける、3,000円のお買い物券をプレゼントさせていただきます。

4月27日にリリースした“aeru gallery”は、全国各地の職人さんが作った「おうち時間を豊かにしてくれるもの」を購入することができるオンラインショップです。

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今回、自然電力さんとの出逢いの3日後、4月6日にはプロジェクトが始動し、様々な調整やページの構築等を経て1ヶ月足らずでサービスを開始することとなりました。

それはこの“aeru電気”が、これから私たちが残していきたい未来に必要なものである上に、新型コロナウイルスの影響下で厳しい状況にある職人さんたち、そしておうちで長い時間を過ごすみなさんを応援できると考えたからです。

“aeru gallery”立ち上げ舞台裏は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

“aeru gallery”は、掲載させていただく職人さんや商品も増えていきますので、楽しみにしていただけますと嬉しいです。

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“aeru電気”が今後目指す豊かな未来

1軒でも多く“aeru電気”が普及することで、どのような未来が待っているのでしょうか。

“aeru電気”に電力を切り替えていただくことで、

短期的には、
オンラインショップ“aeru gallery”にてお使いいただける、3,000円のお買い物券をプレゼントさせていただきますので、いま危機に直面している職人さんを直接応援することができます。

また、毎日お使いいただく電気が、地球温暖化につながるCO2の削減につながる自然エネルギー由来の電気になります。子どもたちの未来に、日本の四季を残すためにも、CO2を削減することが急務なのです。


長期的には、
みなさまが毎月支払う「電気料金の1%」(1世帯あたり1,000円/年ほど)を、漆などの原材料や里山の自然を育む”aeru satoyama”事業や、子どもたちへの文化・環境教育を行う “aeru school”事業、今回のような緊急事態・自然災害時の職人さんへの支援などに使うための基金に充てます。毎年、活動レポートや、イベントへのお誘いもお送りできればと考えています!

子どもたちへの文化教育事業の一例としては、保育園・幼稚園に、伝統工芸の作家さんのアート作品の寄付をする仕組みを考えています。
見るだけのアートではなく、体感型のアートを寄付して、子どもたちの心を豊かに育むお手伝いを行ってまいります。

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“aeru電気”へのお申し込みはこちらから
ぜひ、10分で“aeru電気”に切り替えていただき、豊かな未来を実現するためのご協力をいただけますと嬉しいです。

自然電力さんのオウンドメディア『HATCH』にて、自然電力共同代表の長谷川さんと、和える代表の矢島の協業への想いと、両者の哲学が垣間見られる記事。
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対談記事はこちら
◯前編「『育む』という哲学」
https://shizen-hatch.net/2020/04/29/interview_aeru_01
◯後編「コンセントの向こうに心を寄せる」
https://shizen-hatch.net/2020/05/13/interview_aeru_02
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