例えば こんな家族 06
( この物語は 一部フィクションです )
・ 江戸下町 葦が生えてる湿地帯 アパートの1階
母:基本生活保護 娘:2歳7カ月
私は 自分がこんな生活をするとは 思っていなかった
私は小さい頃沖縄に住んでいた 物心がついた頃には 両親は離婚し
父は江戸 母は沖縄で医者をしていた 別居していた父は江戸で機械作製会社を立ち上げ副社長をしている
母の仕事の関係なのか 父と関係なのか 私は小学生の5年生の頃に江戸に引っ越した 我が家のマンションからネズミーランドの花火が見えた
高校を卒業する頃 別段 何も将来の事を考えていなかったので 今で云う
フリーター? ニート? 自宅警備? に成っていたのだが 友達に誘われ銀座のルピンって云う老舗らしいスナックでアルバイトをする事になった
そこで知り合った不動産会社経営の30代の男と結婚し家庭に入ったら
絵に描いたような不幸が降って来る 浮気 借金 DV 結婚6ヵ月で離婚私の見る目が無かったのだと思う
この元旦那に関しては 母が結婚前から絶対やめる様にと 散々言われていたのだが恋は盲目とは よく言ったもので 恋に夢中 彼に夢中の 私は母の言葉を全く聞かなかった
今でも ほらね やっぱりね 言ったでしょ っと 母には言われる
離婚の時の弁護士も母の知人だったので尚更
処が 離婚した後に妊娠しているのが分かり せっかく授かった子供なので
出産 育児 と成っている
接客業以外した事が無い上 乳飲み子を抱えて生活するのは大変という言葉では言えない程 大変 慰謝料は多少取れたのだが 証拠が少なかったので思ったより取れなかった 後 母の知人とはいえ弁護士にお金を支払い 出産費用となると お金が足りないのが現実
母も 半分は私のせいだとは思うが 精神的疾患を患ってしまい 医者を数年前に辞め 今は 焼き鳥屋でバイトをしている
父は 離婚時に母と慰謝料無しで分かれているらしいので 多少のお小遣い程度しか支援してくれない
理由は 父は他の家庭を築いているから 子供も2人いるらしい
在宅で仕事をするために パソコン一式を買った段階で 預金は数万円になったので 区の相談窓口に行く
1回目 父の状況 母の職歴 で ほぼ門前払い
2回目 私の友人に頼み ついて来て貰うも 担当者は話だけは聞いてくれるが 書類を受け取って貰えず 撃沈
3回目 そんな中 コロナ過に突入 これが 私にとっては好転の機会となる みんな大変なので担当者が 忙しいのだが
(日本語があまり出来ない方も沢山に増えてました)
何故か? 話を聞いてくれる 上席の人と相談して結果を教えてくれるとのこと 区役所の中で何があったんだろう
結果 何とか 支給される事に成って一安心
と思っていたら 試練は続くよ どこまでも。。。
今迄 不定期では有るが 在宅でデータ入力の仕事を貰っていたのが
自社で行うので 今後は発注しないとの御告げが
住む場所も 行ける病院も限定されるし ちょいちょい呼び出されるし
母も頼れないし 親族は皆 沖縄だし 先行きは全く見えない
おまけ
娘と二人頑張って生きているが 今の住まいに問題がある
今年は暑かったせいもあり 奴がでるのだ 奴が あのGが出る
大家さんに頼んで出てきそうな場所の補修を行って貰ったんだが まだ出る
早く冬になる事を願いながら 娘と暮らしている 娘は可愛い
最近 就労支援センターと言う所を紹介して貰い 話を聞いて貰ってる
何とかなりそうな気もする
ってか 私が頑張って 何とかするしかない
高校の頃
先生に 「 生活の基盤を固めるのが 最優先 」 と聞いた事を思い出す
有難う御座います 将来の夢のために使わせて頂きます