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祖母の他界

HAPPYマインド・ダイアリー P. 50


25日の夕方、祖母が他界したと連絡があった。
4月はじめから体調が下降気味だったので驚きはしなかったが、数日前くらいに事前に「もうそろそろかも」と連絡が入ると思っていたから、心の準備はできていなかった。
実家まで1人で、電車と新幹線を乗り継ぎ帰省する、心の準備が。

もうかれこれ5年ほど、1人で公共交通機関を使って長旅をしていなかった。
パニック障害になったからだ。
ここ1年の体調は上向きで、なんとなく「たぶん大丈夫だ」という思いはあるものの、ぶっつけ本番&待ったなしの状況に緊張はどんどん高まっていった。

なにせ、電車+新幹線で合計6時間の大移動。
移動後はすぐにお通夜に参加するから、途中下車して「ちょっと休憩」なんてこともできない。

連絡が入った翌日の26日、ありったけの勇気を総動員し挑んだ帰省は、1度もパニック発作を起こすことなく実家まで移動できた。
なんという奇跡!
が、感動に浸る間もなく、お通夜、葬儀と慌ただしい日々が続いた。

なにが嬉しかったって、パニック障害に振り回されることなく、お通夜と葬儀に集中できたことだ。
(もちろん、無事に移動を終えてお通夜に間に合ったのは言うまでもない。)
不安という重りが少なければ少ないほど、心は軽く、「今」に集中できる。
心おきなく、祖母に別れを告げることができた。
何年経ってもきっと詳細を思い出せるくらい、「その時」に集中できた。

はからずも、メンタルの調子がかなり良くなっているんだと実感できるイベントとなったのだった。

祖母は享年95歳。
長生きしたなぁ。

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