A・エリス

自閉症スペクトラムの真面目系クズ。時々オタクの自分語りをします。

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    noteに執筆したアニメ・劇場アニメの感想をまとめています。

  • エラーゲームリセット

    スマートフォンゲーム『エラーゲームリセット』について書いたnoteのまとめ

最近の記事

【雑記】なんとなく振り返る僕のスマホゲーム履歴

ある日noteから、こんな記事をサジェストされた。 note執筆者の「長田」さんのこの主張には、スマホゲーが生まれては消える令和の世を生きるオタクの一人として強く賛同できる。 そこで、僕も長田さんに倣って、自分向けの「今まで自分はどんなスマホゲームをプレイしてきたか」という備忘録を作る意味も込めて、人生でプレイしてきたソーシャルゲーム・スマートフォンゲームをまとめ、そのゲームをプレイしての感想をまとめた短評を記し、オタクとしての自己紹介をしたいと考え今回筆を執った。 時間

    • 愚直なアニメ化。アニメ『ばいばい、アース』(1期)感想

      TVアニメ『ばいばい、アース』を、先日全話見終えた。 各クールごとに放映されるアニメが40本近くある現代だが、SNS上で話題のメインストリームになるのはその約40本のうちの一握りにすぎない。例えば今期だと、『逃げ上手の若君』『しかのこのこのここしたんたん』『【推しの子】第2期』『負けヒロインが多すぎる!』あたりがSNS上の覇権を握っている。その「一握り」から漏れた大抵のアニメは、SNSの片隅に集まった好事家の間で、静かに語られるにとどまる。 このnoteで語る『ばいばい、ア

      • 【ネタバレ注意】自己犠牲はほどほどに。アニメ『コードギアス 奪還のロゼ』感想

        劇場アニメ『コードギアス 奪還のロゼ』の最終章を、先月鑑賞した。 多感な時期に『反逆のルルーシュ』に情緒をメチャクチャにされ、それ以来『ギアス』が自分を形作るピースの一つになっている僕だが、正直『奪還のロゼ(旧称:奪還のゼット)』に対しては期待と警戒の感情が半々で、そこまでブチ上がっていたとは言えなかった。 理由は、10年前に公開された『ロゼ』と同じギアスの外伝作『亡国のアキト』がいまいち刺さらなかったことと(亡国のアキトがもう10年前!??!)、2021年に「ギアスプロジ

        • 【ネタバレ注意】東ゆうを許せなかったオタクが、『トラペジウム』と向き合った記録

          僕は7月に書いた「4~6月に見た映画の感想をまとめる」というnoteで、映画『トラペジウム』を見たという話をした。 当該のnoteで、僕は鑑賞後の感想をこうまとめている。 このnoteでは、上記の宣言通りトラペジウムの2回目の鑑賞を行うことで、ようやくまとめることのできた感想を記していく。 ◆僕とトラペジウム実は僕は原作の文庫版が発売されたときに、原作者の高山一実女史や乃木坂46のことは全く知らなかったものの、なんとなく気になって文庫版を購入・読破している。 その時の感

        【雑記】なんとなく振り返る僕のスマホゲーム履歴

        • 愚直なアニメ化。アニメ『ばいばい、アース』(1期)感想

        • 【ネタバレ注意】自己犠牲はほどほどに。アニメ『コードギアス 奪還のロゼ』感想

        • 【ネタバレ注意】東ゆうを許せなかったオタクが、『トラペジウム』と向き合った記録

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          【雑記】『Fate/Grand Order』第2部を終えて。「フレーバーの再現」というエクスキューズはどこまで許されるのか

          先日、スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』の2部7章「ナウイ・ミクトラン」を、配信から約1年半経った今ようやくクリアした。 今まで僕は、FGOは2部6章「アヴァロン・ル・フェ」をクリアしたところで放置していた。理由はFGOの特徴である濃厚なテキストを読む元気をなかなか捻出できなかったためなのだが、この度公式から 「今年の夏のイベント参加条件は『ナウイ・ミクトラン(と『オーディールコール』序章)のクリア』」 というお達しが出たので、重い腰を上げて南米異聞帯

          【雑記】『Fate/Grand Order』第2部を終えて。「フレーバーの再現」というエクスキューズはどこまで許されるのか

          【雑記】『少女☆歌劇レヴュースタァライト』は今後どこへ向かっていくのかを考える

          2017年に始動し、今年でスタートから7年目に入った「二層展開式」メディアミックス作品『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』。 21年の『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』と昨年の舞台『#4 Climax』により、メディアミックスの中核であったアニメ・舞台の双方で主役となる舞台少女9人の物語を描ききった現在もその勢いは衰えることなく、コンスタントにツイッターJPのトレンド入りするほどの影響力を持ち、今月に家庭用ゲーム『舞台奏像劇 遙かなるエルドラド』が発売するなど、未だ

          【雑記】『少女☆歌劇レヴュースタァライト』は今後どこへ向かっていくのかを考える

          訪れることのなかった「2014年夏」を想う。 アーケードゲーム『スティールクロニクル』の思い出話

          皆さん、あの日から約10年が経ちましたね。 え?「何から約10年が経ったんだよ」って? ご存じない? KONAMIが誇るネットワークCo-opアクションシューティングゲーム『スティールクロニクル』をご存じない!? ステクロ運営がプレイヤーに残した「2014年夏…戦場はさらなるステージへ!」という呪いの言葉をご存じない!!?!?! 我々ステクロ勢が、その「2014年夏」という呪いを受けてから10年経とうとしていることをご存じない!!?!?!??! 「そんな事言われても知らな

          訪れることのなかった「2014年夏」を想う。 アーケードゲーム『スティールクロニクル』の思い出話

          2024年に観た映画の感想 4月~6月編

          今年から始めた、観た映画の感想をまとめていくnote第二弾。 今回は4~6月の映画をまとめていく。 ネタバレ込みの感想なので、ネタバレを避けたい方はブラウザバック推奨。 ◆4月デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 原作未読。 浅野いにお氏がどれだけメジャーな作家なのかも知らない頭まっさらな状態で見に行ったが、これは大大大傑作が生まれる予感。 非日常が日常になった世界の、おんたんと門出と友人たちの日々そのものも面白いし、その裏でうごめく異常の見せ方も上手で

          2024年に観た映画の感想 4月~6月編

          【雑記】『モンスターハンターワールド』の思い出 ~「教え魔」と駆け抜けた新大陸~

          今年の頭ぐらいから、Steam/PSストアでの大幅セールと、2025年発売予定の最新作『モンスターハンターワイルズ』の新情報発表によるモンハン熱の世間的な再燃をきっかけに『モンスターハンターワールド』(以下、MHWと略記)のリバイバルブームが起きていることは皆さんご存知だと思う。 自分はこのリバイバルブームには乗っていないものの、自分のよく見るVtuberやストリーマーが、かつて自分が駆け抜けた新大陸を冒険する様子を見て楽しんでいる。 今回はこのモンハンブームに乗っかって、

          【雑記】『モンスターハンターワールド』の思い出 ~「教え魔」と駆け抜けた新大陸~

          【雑記】政治家の皆さん、肉の殻を捨ててバーチャルyoutuberになってみませんか?

          先日、スマホアプリがあるニュースを伝えてきた。 先日行われた、衆院東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙についてのニュースだ。 様々なネットニュースが報じたのは、選挙の投票率の低さだ。衆議院東京15区の選挙の投票率は、過去最低になったという。 タイトルでオチている感はあるが、今回のnoteでは政治オンチなりに、ジョークや思考実験をするような気持ちで、なぜ投票率が下がったのか、そして投票率を上げるにはどうしたらいいのかを考え、文章に起こしてみた。 言ってしまえばこれは政治オ

          【雑記】政治家の皆さん、肉の殻を捨ててバーチャルyoutuberになってみませんか?

          こんなクオリティは「冗談じゃない」。アニメ『メタリックルージュ』感想

          TVアニメ『メタリックルージュ』を、先日全話見終えた。 僕は、2024冬シーズンのアニメの中でも本作には『勇気爆発バーンブレイバーン』に並んで期待を寄せていた。 単純に制作しているBONESの作品が好きという理由もあるのだが、大きな理由として、ひとつは、以前のnoteにも書いたが僕はいわゆる「マイオナ」の傾向があり、世間が強く注目している作品にはどうしても食指が動かないという悪癖がある。なので、2024冬シーズンでも『魔法少女にあこがれて』『俺だけレベルアップな件』といった

          こんなクオリティは「冗談じゃない」。アニメ『メタリックルージュ』感想

          『ガンダムX』と『ちょびっツ』を悪魔合体。アニメ『SYNDUALITY Noir』感想

          TVアニメ『SYNDUALITY Noir』を、先日全話見終えた。 現在開発中のゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada』との2本柱を軸にしたメディアミックスを行い、プラモデル・アクションフィギュアを発売するなど、素人目にも予算がかかっていることがわかるが、その割にサブスク配信はディズニープラスのみというちぐはぐさが目立ち、いまいち注目を得られていない本作。 賛否両論を観測する以前にSNS上でも見られるのは関係者の発言や、本編を見ずにホビーの爆死だけを見た冷笑オ

          『ガンダムX』と『ちょびっツ』を悪魔合体。アニメ『SYNDUALITY Noir』感想

          2024年に観た映画の感想 1月~3月編

          今年のはじめに書いたnoteで、僕は「2024年は映画の感想をきちんと文章化していきたい」という目標を掲げた。 要約すると、この目標には「今まで他の人の素晴らしい感想を見てきたせいで『自分なんかが感想書く必要ないよね』と思っていたけど、感想を文章化することを怠っていたら鮮明な感想をあとあと思い出せなくなって困ったので、今年からは新鮮な感想をきちんと記録する」という意図が込もっている。 というわけで、早速有言実行。 このnoteでは、1月~3月に鑑賞した映画の感想を書いてい

          2024年に観た映画の感想 1月~3月編

          【ネタバレ注意】20年続いた呪いを解く魔法。映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想

          2024年1月26日。 『劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を公開初日に見るべく劇場を訪れていた僕の心は高揚と不安でマーブル模様を描いていた。 僕の年齢は現在30代であり、『ガンダムSEED』が人生で初めての「ファースト・ガンダム」だった世代だ。初めて僕の前に現れた「ガンダム」は、僕を夢中にさせた。 さすがに20年前の出来事なので記憶のディテールはほとんど薄れたが、キラとアスランの引き裂かれた友情を筆頭にした登場人物たちの描くドラマの行き先を知るために、毎週

          【ネタバレ注意】20年続いた呪いを解く魔法。映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想

          短気、コミュ障、パワハラ体質は「個性」じゃない。アニメ『ブルバスター』感想

          葬送のフリーレン。進撃の巨人・完結編。鬼太郎誕生。 16bitセンセーション。シャングリラ・フロンティア。 これらのアニメが各種SNSのタイムラインの話題をかっさらう中、その裏でごく小さな賛否両論を呼んだアニメがあった。 その名は『ブルバスター』。 2023秋シーズン、唯一のロボットアニメだった『ブルバスター』は「経済的に正しいロボットヒーロー」を自称し、民間企業の運用するロボットと怪獣の戦いを描く作品である。 ”正しい”という、言葉の強さランキングを作ったらベスト3には

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          さようなら、エラーゲームリセット

          2024年1月5日、セガ発のスマートフォンゲーム『エラーゲームリセット(エラゲ)』がサービス終了した。約8ヶ月の命だった。 前回のエラゲを評したnoteで僕はその時点でのエラゲを「ハーフアニバーサリーすら迎えられずに死んでしまった『サクラ革命』と同じ轍を踏むことは、なんとか回避できた」と評し、心の中で「最低でも『シン・クロニクル』と同じで1年ぐらいは保つだろう」と思っていたが、まさかハフバをやったその直後にサ終発表が飛んでくるとは思わなかった。 だが、同時に「まあ、そうなる

          さようなら、エラーゲームリセット