玉ねぎの価格推移

こんにちは。
今更かもしれませんが、玉ねぎの価格推移などを調べてみたので書き残しておきたいと思います。

ここ何週間かスーパーに行くと「玉ねぎが高いなぁ」と感じていましたが、少し調べたら玉ねぎ価格推移のチャートがあったので調べてみました。

野菜の価格推移

下記URLによると、2022年5月は524円/kgとなっていて、確かに高いですね。この前スーパーで見た大きめの玉ねぎは1個350円で焦ったのを思い出しました。

玉ねぎ1kg当たりの価格推移 (下記URLより)

玉ねぎの高騰の原因を検索すると、北海道の雨不足による不作への言及が多いように感じます。

それなら同じような時期にできる野菜も高くなってるのでは?
ということで、上記サイトで他の野菜の価格推移も見てみました。

以下の表は、上記サイトから計算した5月の価格の前年比率と、Googleで「〇〇 旬」で検索して一番最初に出てきた旬の時期の一覧です。


野菜毎の2022年5月前年比率と旬の時期

これを見ると、玉ねぎが突出して高騰しています。
個別のチャートも見てますが、玉ねぎ以外は季節的な変動はあるもの、例年と同様の変化をしていました。

旬の時期が近い野菜はキャベツやジャガイモですが、玉ねぎのように急な高騰はありませんでした。

輸入の影響

玉ねぎ価格の高騰の原因として、雨不足の他に、中国からの輸入が減っている点を指摘している記事もありました。

どうもこちらの方が影響が大きそうに感じます。
以下のサイトによると、玉ねぎの輸入比率は18%です。

先の表で2番目に価格が上昇しているキャベツの輸入比率が2%程度であること考慮するとかなり大きい数字です。

また、下記サイトでは輸入量が多い野菜ランキングを掲載されています。
1位は玉ねぎで約22万トンですが、2位のカボチャ約9万トンを大きく引き離しています。

データは調べられてませんが、中国のロックダウンで野菜の輸出も制限されていそうですし、玉ねぎは一番影響ができそうな気がします。

なるほど

国内の不作と中国からの輸入量減少で価格が高騰していると考えると納得できます。

普段スーパーで見る野菜は基本的に国産なので、中国産は業務用がメインだと思っています。
でも、輸入量が少なくなると国産の需要が上がってしまうのでしょうか。
このあたりの力学が分かっていませんが、あり得ない話ではない気がするので、大きく外れているわけではないのではと思ってます。

だからと言って、玉ねぎを買わないわけにはいかないので、しょうがないんですが、今年は豊作になるように祈ってます。

こういう時は、農業関係のテクノロジー企業が注目されそうですね。

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