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〈読書〉キーポイント線形代数(1)

こんにちは。
『キーポイント 線形代数』という本を読み始めたので、気付きをメモっておきたいと思います。

読み始めたキッカケはnoteのこちらの記事でした。

線形代数というと何となく行列を習った記憶しかなくて、実生活ではほとんど使用していないような気がします。
でも、前々から理解してみたいと思っていたのですが、こちらの紹介を読んで分かりやすそうだったので、図書館で借りてみました。

気付き

この本を読んで、今のところ一番良かったと思ったのは、以下の文に出会えたことです。

解を求めるためには、方程式の係数と右辺の値だけに注目すればよい。変数x,y,zはわざわざ書かなくてもよい。

キーポイント 線形代数 p.3

最初の章で紹介されているガウスの消去法のところで、連立1次方程式を行列で表現する際に記載されているコメントです。

授業で習ったときとか持っていた教科書では、急に連立方程式を行列で表現し始めていました。
今までずっと、どうしてそんなことができるのか?と悩んでいました。
そのせいか、行列式とか行列の性質とか、謎のルールを天下り的に覚えるのが辛かったように記憶しています。

この本では、まず行列を使わないで連立方程式の解き方を丁寧に説明して、上記コメントが受け入れやすい下地を作ってくれていたせいか、とても納得して読み進めることができています。

(もしかしたら、授業でも同じように説明されていたのかもしれませんが、聞いていなかったんでしょうね)

今日は、ポイント1(ガウスの消去法はオールマイティー)、ポイント2(行列式の出どころ)、ポイント3(逆行列は逆数の行列版)まで読みました。
※この本では、”章”を”ポイント”で表現しています。

感想

昔と違って自発的に読み始めたせいか、この本の説明が良いのか分かりませんが、いろいろと納得しながら読むことができています。

クラメルの公式は便利ですね。こんなの習ったかな?
逆行列についても、教科書では省かれる行間の説明をしてくれて、理解しやすい。

ただ、手を動かさなくてもある程度理解できていますので、後半でついていけなくなるんじゃないかと、少し不安です。

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